戦時下、海軍航空隊が置かれた大分県宇佐市。軍用機のエンジンを取り外して点検などを行った建物です。いわば航空隊の要です。 内部には、エンジンを置いたと思われる台の基礎部分が４基、点検簿をつけていた小部屋が2部屋残されています。 当時のエンジンは使用時間により点検の精度を変えていたそうです。使用時間が1,000時間を超すエンジンは、ボルトやナットを含むすべての部品を分解して洗浄し、再度組み立てる大検査が行われていました。(一社)普久原未来のための事業団(大分県別府市）は戦跡を訪れ、その声なき声を聴く活動をしています。戦争遺跡、軍事遺跡を巡りレポートしています。この動画シリーズはその記録です。平和教育、平和学習にもご利用ください。