元帥・山縣有朋の表忠碑

大分県豊後高田市産土(うぶすな)神社

2022年10月 大分県豊後高田市を訪ねました。呉崎砲台のあった呉崎地区産土(うぶすな)神社があります。この境内に元帥・山縣有朋の書による表忠碑が建立されています。明治40年(1907)3月10日ですから、日露が終わり、南満州鉄道が開業し、日本が世界列強としての道を歩み始めたころです。山縣は、小学校への二宮金次郎像の設置をすすめるなどした陸軍の英雄です。そもそも、産土神社とは出生地の神様を祀る社です。それでも、なお、軍事の圧力波は押し寄せていたのです。神社と教育、地域、そして軍部がどのような関係であったのかを考えるきっかけともなりえます。

関連資料

社殿

山縣有朋

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