2025年6月、福岡県三井郡大刀洗町の大刀洗公園を訪ねました。大刀洗という地名は、筑後川の戦い(南北朝の戦い)で、南朝側の武将であった菊池武光が血の付いた太刀を川で洗った、という故事により、付けられました。大刀洗川をはさんで、この公園はあります。4.5haの広大な公園で、遊具などもあり、多くの人が楽しんでいます。ここに、記念碑広場というゾーンがあり、3基の碑があります。忠魂碑(昭和9年と昭和43年建立)と秩父宮御成記念碑です。ここで紹介するのは、秩父宮男成記念碑です。秩父宮は、大正天皇の第2皇子。第1皇子は、後の昭和天皇です。秩父宮は、陸軍の軍人でもありました。陸軍大学校に在学中に、大刀洗飛行隊に3週間勤務したことがあり、その際に、機関銃操作の練習をしたのです。それを記念する碑です。
秩父宮
碑
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公園
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