爆撃された鳥居

福岡県 久留米市日吉町粟島神社

2024年2月 福岡県久留米市を訪ねました。戦時下の久留米市には、帝国軍の拠点がおかれました。久留米は軍都と呼ばれたのです。また、ゴム工場などの軍需工場もありました。それゆえ、米軍空襲の目標とされました。その苛烈な爆撃の傷痕が残されています。この粟島神社の鳥居は、明治30年の建立ですが、空襲により、上部の笠木や貫が失われ、柱だけの状態となりました。現在は復旧されましたが、生々しい傷跡がや銃痕がはっきりとわかります。

関連写真・資料

鳥居と私

銃痕

被爆後(久留米市役所資料)

関連地図