菊池飛行隊の慰霊塔

熊本県菊池市の戦跡

2020年6月　熊本県菊池市を訪ねました。ここには陸軍の飛行場があったのです。福岡県の大刀洗飛行隊が移転してきたのです。特攻隊も含め、数多くの若者が、ここから飛び立ち、命を落としました。その慰霊塔があります。現在、菊池遺産として、保存されています。

関連写真

慰霊塔

案内板

碑文

献花

生命あふれる樹

碑文に残された氏名

整備された慰霊碑

韓国の少年も

碑文

戦後開拓者として、昭和二十一年二月入植した我々は、此の地に永住せんが為には、昭和十六年七月開隊された菊池飛行場の地に眠る無縁仏を供養することが何より大切と考え、物資欠乏の折り総力を挙げて、昭和二十六年四月慰霊塔を建立し祭りを行ってきた。昭和三十二年戦友会より、戦時中米軍機の大空襲、または訓練中、尊き命を国の為に捧げた多数の少年飛行兵、特別幹部候補生の冥福を祈り、共に英霊を慰めたいとの申し出により、以来区と戦友会と合同で平和日本の礎を築いた故人を偲んで、祭りを行って来た。この慰霊祭を後世に伝えるために毎年四月第一日曜日を慰霊の日とし、地域の繁栄を願って、執り行っていく事を誓うものである。

平成十四年四月吉日

富の原中央区