2022年10月 大分県宇佐市を訪ねました。大字中字宮間地区に日露戦争時の凱旋門が残されていたとの情報をいただいたのです。凱旋門と言えば、パリが有名ですが、日本でも、各地に日露戦争の凱旋門が、臨時や常時で建設されていました。一時的に組んだ門や、恒久的な門まで様々ですが、これは、後者の一つです。4mほどの巨大な門柱で、大勲位功1級・東郷平八郎の揮毫です。また、その凱旋道をたどってみました。伊呂波川に沿った旧村道で、現在もお寺や公民館がありますし、以前は麻生中学校もありました。つまり、村の中心道路だったのです。ここを日露戦争の出兵者が行進したのです。沿道は村民の歓喜の声であふれたことでしょう。こうして、戦争が身近なものになっていったのです。
凱旋門
凱旋門
凱旋門
東郷平八郎の書
旧麻生中学の門
同左
公民館
案内板
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