前期33「イギリス文化論」(2021/ 7/22) 英国のスポーツ(後編)

いくつかの人気スポーツ競技に見られる国代表ティーム構成のばらつき(National teams in selected sports)

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英国諸島(イギリスとアイルランド)では大会や種目によって「国代表」の構成が異なる。オリンピック(Olympic Games; Olympics; 五輪)では英国(但し、UKではなくGBことグレートブリテン)とアイルランドの2国だが、FIFAによるサッカーの国際試合ではイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、アイルランド共和国の5ヶ国でバラバラに戦う。クリケットやラクロス (北米起源の球技)やラグビーでは北アイルランドはアイルランドに呑みこまれた形で参加し、スコットランドはこれら3競技でもサッカーの場合と同様に独立を保つ。ウェールズはお家藝であるラグビー、それにラクロスやサッカーでは独立を保つが、クリケットではイングランドに呑みこまれた形で参加する。

England Wales Scotland Northern Ireland Republic of Ireland

Olympic Games [ Great Britain ] [ Ireland ]

Cricket [ England ] [ Scotland ] [ Ireland ]

Lacrosse [ England ] [ Wales ] [ Scotland ] [ Ireland ]

Rugby union [ England ] [ Wales ] [ Scotland ] [ Ireland ]

Football/Soccer [ England ] [ Wales ] [ Scotland ] [ Northern Ireland ] [ Ireland ]

クリケット(cricket)

推定ではサッカー(イギリス発音でソッカー) に次ぎ世界第2位の試合観戦人口がいるとされる。それらの人口は英連邦諸国(英本国の他には特にインド、パキスタン、豪州、NZ)に偏在するため、世界的な拡がりがあるとは言えないが、インドの男性人口の多くを含むため、必然的に人口規模が大きくなる。しかしながら連盟への加入者数に基(もと)づく競技人口ではバスケットボール(450 million)、サッカー(250 million)に次ぐ世界第3位の1億2~3千万人(120 to 130 million)である。

ウィキペディア日本語版には「上流階級がたしなむスポーツ」とあるが、実際には比較的裕福な中産階級の遊びである。紳士のスポーツとされることから、少々古めかしいイギリス英語の表現で「それはクリケットではない。(It’s not cricket.)」と言えば、「それは不公正だ。(It’s unfair.)」や「それは不名誉なことだ。(It’s not honourable.)」の意味になる。

クリケットの原義は「コオロギ」であり、ボールがバットに当たる音がコオロギの鳴き声に似ていることに由来する。他にも棒切れや松葉杖を表す言葉に由来するとする説もある。ベルギー・オランダ語(フランデレン語、フランドル語、フランダース語)で「棒切れ」を krick (りッ)と呼び、古英語(アングロ・サクソン語)では「支柱」を cricc (りッ)=または crycc の綴り字=と呼び、現代英語では「松葉杖」を crutch (らッ)と呼ぶが、これらの言葉と棒でボールを打つという競技の特徴をあわせて cricket (ケット)と呼ぶようにしたという。

また、一説にはアメリカのベースボール(baseball)、日本の野球の原型とも言われていて、4月から9月にかけて行なわれる競技である(この点でも野球に似ている)。元々は、village green(村の中心に在る原っぱ)で村人ティームと地主貴族ティームとが対戦した村のクリケット(village cricket ヴィレッヂ・クケット)に由来するという。普段は別々に生活している貴族と庶民が夏になると一緒になってクリケットで対戦し、ランチやティーをともにする習慣があった。現在では素人(しろうと)的で下手なクリケットを日本で言う「草野球」のような感覚で village cricket と呼んでいる。

ベースボール(野球)との大きな違いを挙げると、「バットは野球の棒状に対して、クリケットの場合は平たいオール(oar: 櫂)型である」、「グラブ(glove: 手袋) の着用はクリケットでは捕手(野球では catcher、クリケットでは wicket keeper)だけに認められ、それを両手に着用する」、「投手(野球では pitcher、クリケットでは bowler)は助走をつけて投球できる」、「クリケットの投手は肘(ひじ)を伸ばした状態で投球せねばならない」、「打者(野球では batter、クリケットでは batsman)は投げられた球がバウンド(bound)しようがしまいが関係なく打つ」、「クリケットでは野球で言うファウル(foul)は存在せず、打球がどの方向に向かって飛んでも有効」、「クリケットの打者(batsman)の後ろに立っているウィケット(wicket: 三本棒などとも和訳される3つの棒のセット)に投球が当たると打者はアウト(out)になる」、「野球のような three strikes でアウトになるのではなく、球がウィケットに当たった時点でアウトになるため、クリケットの打者はそれまで何球でも打つことが可能」、「クリケットの打者は他の打者と二人組で打っても良い」、「気に入った球が来るまでクリケットの打者は相手の投球をいくらでも見送ることが可能」、「クリケットの打者は打っても走る必要はないが、得点するときだけは走る必要がある」という点である。

起源には諸説あるが、十三世紀(1201-1300年)にイングランドの羊飼いたちが棒状のスティックを使い、相手方が投げ込む石から自陣のゲートを守ったという言い伝えがよく知られている。

非常にゆっくりした競技で、素人(アマチュア)競技では丸1日かかり、職業選手(プロ)の競技は4日かかり、テストマッチ(test match)と呼ばれる国際試合となると1試合が5日続くこともある。午前中に2時間プレイした後、ランチ(lunch)が35分、午後2時間プレイした後でお茶の時間(tea time)が20分入ることになっている。そしてまた2時間プレイして1日が終わる。ランチとティータイムも含めると丸々7時間を要することになる。 天候、ピッチ(pitch: 投球と打撃のための細長い空間)の状態、ボールの滑(すべ)り具合、選手たちの心理が、ゆっくり進んで行く試合を左右する。各ティームのキャプテ ンは刻々と変化していく試合の様子を見守りながら戦術(tactics)を練っていく。観客としてもその戦術を論じることがクリケットの愉(たの)しみの大きな部分を占めている。

大抵の人はクリケットについて強い感情を抱いていて、大好きか大嫌いかのどちらかしかない。英本国のほかに、カナダ(アメリカの影響下に在り野球人気の国)を除く英連邦諸国(特にインドとパキスタン)で人気がある。非クリケット国(欧州大陸諸国や南北アメリカ大陸や日中韓台)の出身者でクリケットが好きになるような人はほぼ皆無と言われる。

白い服を着て、夏の午後の陽光を浴びながら、村の緑なす芝の上でクリケットをやっている姿、それを尻目に夫人たちが優雅に紅茶を飲む姿は、イングランド中産階級の人々の郷愁(nostalgia)を誘う。一方、スコットランドではあまり人気がない。

クリケット競技は第2回オリンピック大会(1900年パリ大会)でのみ採用されたことがあり、これが最初で最後だった。国により競技人口に偏(かたよ)りがある所為(せい)か、その後は二度とオリンピックでプレイされていない。クリケット・ワールドカップ(ICC Cricket World Cup)が1975年以来、4年に一度(常にFIFAワールドカップの翌年で、夏季オリンピックの前年に)開催されている。2015年の第11回大会は豪州(Australia)とニュージーランド(NZ: New Zealand)の共催で、開催国の豪州が史上最多5回目の優勝を果たし、共催のNZが準優勝した。発祥の地であるイングランド(但し、クリケットではサッカーとは異なりウェールズを含む「イングランド」という構成)は、意外なことに一度も優勝したことがなく、準優勝の3回止まりであった。ところが、2019年5月30日(木)から7月14日(日)に開催された第12回イングランド&ウェールズ大会では開催国のイングランド(但し、クリケットではサッカーとは異なりウェールズを含む「イングランド」という構成)が遂に悲願の初優勝を果たし、強豪国ニュージーランドは四年前の2015年に開催された前回大会と同様に準優勝に終わった。

余談だが、翌日(2019年7月15日(月))にはギネスブック(Guinness World Records; 旧称 The Guinness Book of Records)が認定する世界一急勾配な坂道(World’s Steepest Street)の部門で、従来までのニュージーランドのダニーデン市のボールドウィン通り(Baldwin Street in Dunedin, New Zealand)の35%の急坂は1位から転落し、代わって英国ウェールズのハルレフ市のフォルズ・ペン・フレッフ(Ffordd Pen Llech in Harlech, Wales, UK)の37.45%の急坂が世界一となった。一部のニュージーランド人はこれについても落胆した。なお、フォルズ・ペン・フレッフ(Ffordd Pen Llech)とは、ウェールズ語で「岩の頂上への道」(英訳 Way to the Top of the Rock)を意味する。

英連邦諸国では専(もっぱ)ら「男のスポーツ」と認識されているクリケットだが、近年日本では若い女性の競技人口が増えつつある。身体的な接触が比較的少なそうに見えることが、日本女性に受けているのかも知れない。

(動画)

2019年クリケット・ワールドカップに於けるイングランド対ニュージーランドの決勝戦ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=Kwu1yIC-ssg

テニス(tennis)

中産階級スポーツ。イギリスの大学の多くはテニスコートを何面か完備している。連盟への加入者数に基(もと)づく競技人口ではバスケットボール(450 million)、サッカー(250 million)、クリケット(120 to 130 million)に次ぐ世界第4位の1億1千万人(110 million)である。

複数の人間が1つの球を互いに打ち合う球技の起源は、紀元前のエジプトにまで遡(さかのぼ)るが、今日(こんにち)のテニスの前身となったのがは十六世紀(1501-1600年)から十七世紀(1601-1700年)にかけてフランス貴族が遊んだ室内球技ジュ・ド・ポォム(jeu de paume: 直訳「掌(てのひら; たなごころ)の遊戯・ゲーム」)に由来すると考えられる。なお、このジュ・ド・ポォムをイギリスでは「リアル・テニス(real tennis: 本式テニス)」と呼んでいる。室内球技という点では、見た目が後述するスカッシュ(squash)と似ている。

オクスフオッド大学出版局の『オクスフオッド英語辞典』(OED: Oxford English Dictionary)電子版( https://www.oed.com/ )によると、1400年頃に書かれたイングランドの詩人ジョン・ガワー(John Gower, c.1330-1408)の『平和を称賛して』(In Praise of Peace)という作品の中に、今日のテニス(tennis)を指していると思われるテネツ(Tenetz)という単語が用いられているのが、イギリスの文献に登場するテニスの初出である。しかしながら同辞典によると、既に1325年にはイタリア中部フィレンツェ(伊 Firenze; 仏英 Florence; 独 Florenz)に駐屯していたフランス騎士団がテネス(tenes)という単語を使っていたことが記録されている。

現代テニスの礎(いしずえ)を築いたのは、ウェールズ人で英国陸軍の職業軍人ウィングフィールド少佐(Major Walter Clopton Wingfield, 1833-1912)である。同少佐は1873年にラケットとボールとネットを使い、屋外の芝生のある平らな場所でできるスポーツとしてローンテニス(lawn tennis: 「芝生テニス」の意)の特許を取得し、これを契機としてイギリス国内で「芝生テニス」が流行した。人気の理由として挙げられるのが、性別に関係なく楽しめる点である。男女が一緒に楽しめるのは画期的であり、特に貴夫人や貴族令嬢たちが当時としては軽装とされた服装で軽食を持って喜び勇んでテニスに出掛けたという。令嬢にとっては似たような階級の男性との出会いの場としても機能した。フランスでは広いコートを用意するのに多額の費用がかかることや、その勝敗を賭け事にしたりと、上流貴族向けに発展したが、イギリスでの人気には遠く及ばなかった。

ウィングフィールド少佐の特許申請から僅か五年後の1877年には第1回ウィンブルドン大会がロンドン南西郊外(現在は大ロンドン市内に統合)のウィンブルドン(Wimbledon)地区で開催されており( http://www.wimbledon.com/ )、この頃には現代テニスの形がほぼ完成していた。1877年以来6月から7月にかけて行なわれるオールイングランド(日本では誤って全英)・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)を舞台にしたローンテニス(lawn tennis)の国際大会、ウィンブルドン選手権(The Championships, Wimbledon)が今や世界的に有名であるが、日本のマスコミ報道では「全英オープン」にされてしまっている。2005年以来、この選手権には男子の車椅子(wheelchair)部門があり、2009年からは女子の車椅子部門もある。

ウィンブルドン大会の出場選手は白色の着用が義務化されている。これは1884年に女子シングルズ(women’s singles)にて優勝した英国人選手モード・ワトスン(Maud Watson, 1864-1946)=19歳が全身白のウェアで試合に臨んだことがきっかけとされており( https://www.wimbledon.com/en_GB/news/articles/2016-06-20/maud_watson_the_first_lady_of_wimbledon.html )、その故事から転じて出場選手たちは白色のウェアや靴を着用するようになった。

テニスは中産階級(middle class)以上のスポーツとして広く認識されている。フランスから伝来した当時は豪華なイメージがあり、しかも若い男女の出会いの場としての機能もあったため、おめかしして参加する若い女性も多かったという。折角のオシャレ服に汗をかいてシミが出来てしまうことは忌み嫌われた。汗(sweat; perspiration)は労働階級(working class)の象徴であったからである。上述したように、1884年の初代女子シングルズ優勝者であるモード・ワトソンが、大会中のウェアを白で統一していたことが今にも残る出場選手用ドレスコード(dress code)のきっかけであるが、その背景として白だと汗が判別しにくいからということがある。

2014年の大会以降は上記の白いウェアのルールが厳格化され、下着などにも適用されるようになった。色付きが認められているのはアクセサリー系に限定される。しかもウィンブルドン大会では選手のみならず観客にもドレスコード(dress code)が存在する。英米仏豪のグランドスラム(Grand Slams)の中で最も歴史あるこのウィンブルドン大会は英国紳士の夏の社交場であるため、試合を生で観戦する者は事前に周知されたドレスコードに沿った服を着る必要がある。実際にドレスコード違反で入場を拒否されることもある。

ウィンブルドン大会の男子シングルズ(men’s singles)では、英国人選手として1936年(英国王室危機の年)にフレッド・ペリー(Fred Perry, 1909-95)が優勝して以来七十七年間英国人の優勝がなかった。英国人選手の活躍があまり見られず、イギリスは外国選手に単に場所貸しをしているだけという皮肉な見方がある。同様に1986年10月27日(月)に保守党のサッチャー(Margaret Thatcher; Baroness Thatcher, 1925-2013; 首相在任1979-90)内閣の主導の下で断行された金融市場のビッグバン(Big Bang of financial markets)=日本で言う「金融ビッグバン」では英国企業の姿が消え、ロンドン市場は外国資本の参入で活況を呈す現象が生じた。ウィンブルドン選手権と同様にイギリスは外国勢力に単に場所貸しをしているだけという事態を揶揄(やゆ)した用語として、ウィンブルドン効果(Wimbledon Effect)がある。

2013年7月7日(日)、英国勢としては七十七年ぶりの快挙でスコットランド人のアンディ・マリー(Andy Murray, b.1987)=日本のマスコミ報道では誤って「マレー」の片仮名表記=が優勝した。また、同選手は前年(2012年)のロンドン五輪でも金メダルを獲得し、1908年のロンドン大会以来、英国人としては百四年ぶりの快挙を成し遂げていた。同選手は2016年7月10日(日)にもウィンブルドン大会で三年ぶり二度目の優勝を果たしたたばかりか、同年(2016年)のリオデジャネイロ五輪でも優勝し、オリンピック二大会連続金メダル獲得という史上初の快挙を成し遂げた。

しかしこの快挙に水を指す議論もある。英国人選手の女子シングルズでの二度の勝利が忘れ去られていたことが、一部の女性たちに指摘されたからである。一度目は1969年のアン・ヘイドン・ジョーンズ(Ann Haydon-Jones, b.1938)によるもので、二度目は1977年のヴァージニア・ウェイド(Virginia Wade, b.1945)によるものだった。米ハフィントン・ポスト紙英国版(The Huffington Post UK)=後のハフポストUK(HuffPost UK)=のシャーロット・リットン(Charlotte Lytton, 生年不詳)女史のよる署名記事「なぜ女性たちは歴史から除()け者にされているのか(Why Are Women Being Edged Out of History?)」( http://www.huffingtonpost.co.uk/charlotte-lytton/wimbledon-womens-tennis_b_3561631.html )がある。

2020年は新型コロナウイルス(new coronavirus; novel coronavirus; WHO国際名称 Covid-19)のパンデミック(pandemic: 世界的感染拡大)の所為(せい)でウィンブルドン選手権(The Championships, Wimbledon)は開催できず、2021年6月28日(月)~7月11日(日)に2021年ウィンブルドン選手権(2021 Wimbledon Championships)が二年ぶりに開催された。コロナ渦にも拘わらず満員の1万5千人近い観客が詰めかける大盛況ぶりだった。

なお、上記のアンディ・マリーはその後は急速に衰え、一年延期されていた2020年東京五輪(Tokyo 2020)直前の2021年7月12日(月)の世界ランキングで102位と低迷している。同年(2021年)7月25日(日)に飛び込んできたニュースでは、英国代表選手団(Team GB)の一員として東京入りしていたマリーは太腿の小さな肉離れ(minor thigh strain)を理由にシングルズ=日本では誤って「シングルス」の片仮名表記=から離脱すると発表。英国のソールズベリー(Joe Salisbury, b.1992)=29歳と組んでいるダブルズ=日本では誤って「ダブルス」の片仮名表記=は引き続き出場するとしていて、実際に同年(2021年)7月28日(水)にクロアチアのペアと準々決勝で対戦したが、逆転負けを喫した。こうしてマリーにとって四度目(北京2008、ロンドン2012、リオ2016、東京2020)の五輪は終わった。

【参考】

テニスベア

テニスの歴史をわかりやすく解説

2020年7月29日(水) 作成

2021年3月15日(月) 更新

www.tennisbear.net/blog/595

テニスの歴史

公益社団法人日本テニス事業協会(JTIA: Japan Tennis Industry Association)の地区組織

神奈川県テニス事業協会(KTIA: Kanagawa Tennis Industry Association)

http://ktia-tennis.com/historywww.wimbledon.com/

卓球(table tennis)

中産階級スポーツ。英語での言い回しが表すように、テニスの卓上版。その起源には諸説あるが、英国貴族が食事の後のテーブルでシャンパーニュ (Champagne: フランス北東部産の高級発泡性葡萄酒)のコルク(cork)を戯(たわむ)れに打ち合ったのが始まりとされる。当初はコルクを丸く削ったボールを、葉巻の箱(a cigar package)の蓋(the lid)のラケット(a racket)で打った。

スカッシュ(squash or squash racquets)

これもテニスから派生した中産階級スポーツ。実際の発音は「スクウォッシュ」で、原義は「押しつぶす」、「つぶしてぐちゃぐちゃにする」、「ぺちゃんこにする」の意。他にスカッシュ・ラケッツ(squash racquets スクウォッシュ・ケッツ)とも言う。テニスの室内版。

原型は十九世紀初頭、刑務所の囚人達が退屈しのぎに塀に囲まれた空間でラケットを使いボールを打ち合ったことに由来すると日本では信じられている。これは日本の大手民放、TBSテレビの「クイズダービー」が1987年に放送して一般に流布(るふ)された話である。ウィキペディア日本語版もこの「クイズダービー」の番組中の正解に依拠(いきょ)しているが、残念ながらこれには小さな誤りがある。

イギリス本国の理解としては、十九世紀前半の1830年代に名門パブリックスクール(public schools)の1つであるハロウ校(Harrow School)が前世紀(18世紀: 1701-1800年)に流行していたラケッツ(racquets; 米式綴りでは rackets)という球技を応用して生み出したとされている。そのラケッツ(racquets)は、ロンドンのキングズベンチ刑務所(King’s Bench Prison)やフリート刑務所(Fleet Prison)といった債務者監獄(debtors’ prisons)の囚人たち(借金未返済の者たち)が退屈しのぎに塀に囲まれた空間でラケットを使いボールを打ち合った球技だという。したがってTBS 「クイズダービー」も部分的には正しいと言える。

バドミントン(badminton)

これもテニスから派生した中産階級スポーツ。全ての球技の中で打球の初速が最も速いことで、ギネスブック(Guinness World Records)に認定されている。スマッシュの初速は最速で時速400km超に達するとのこと。

起源については諸説あるが、最有力の説では、英領印度(British India)のプーナ(Poona)=現在のプネー(Pune)で1820年代に行なわれていた皮の球をラケットでネット越しに打ち合う 「プーナ」(Poona)という遊びを、印度帰りの英兵(英印混血説もあり)が1873年に本国に伝えたのが始まりとされる。その兵士は、プーナを紹介するためにシャンパーニュ(Champagne: フランス北東部産の高級発泡性葡萄酒)の栓に鳥の羽根を刺したものを用い、それをテニスラケットで打って見せたという。紹介されたのがイングランド西部のグロウスタシヤ(Gloucestershire)の貴族の城館、バドミントン館(Badminton House)であったため、バドミントンという名称がついたとされる。

ゴルフ(golf)

中産階級スポーツ。連盟への加入者数に基(もと)づく競技人口ではバスケットボール(450 million)、サッカー(250 million)、クリケット(120 to 130 million)、テニス(110 million)に次ぐ世界第5位の6500万人(65 million)である。

スコットランドの暇な羊飼い(shepherd)が、杖で地上の石ころを遠くまで打ったのが始まりと言われている。他にもイングランドを支配していたローマ帝国の軍勢が北方のスコットランドに侵攻した際にパガニア(pagania)という球技を同地に伝えたのが始まりだとする説もある。1457年にはスコットランド王ジェイムズ二世(James II of Scotland, 1430-60; 在位1437-60)がゴルフ禁止令を出した。これはゴルフに耽(ふけ)って弓矢の練習を怠(おこた)る貴族たちへの戒(いまし)めだった。

ゴルフは現在イングランドでプレイするにはいくぶん値が張るが、ゴルフの発祥地スコットランドや、同地に近いイングランド北部では驚くほど格安である。

スコットランドのセンタンドルーズ(St Andrews: 聖アンデレの意)は、ウィリアム王子(Prince William, Duke of Cambridge, b.1982)とその妃(Catherine, Duchess of Cambridge, b.1982)が出会った名門大学で、1410年から’13年にかけて創立されたセンタンドルーズ大学(University of St Andrews)でも有名だが、1754年創立の同地の「ジアーらンデイ(The R&A)」として知られる王立及び古代聖アンデレ・ゴルフ倶楽部(The Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)は、ゴルフの聖地中の聖地とされている。そのため、センタンドルーズでプレイするには相当の勇気が要ると言われている。

上記の名門クラブでは伝統的に男性しか会員になれなかった(女性は会員から呼ばれたゲストとしてのみプレイできた)が、2014年9月18日(木)の投票で女性会員の受け入れを決定し、翌’15年から女性が実際に入会した。当時は公式ウェブサイト( https://www.randa.org/ )にその事実を載せていたが、2021年7月にはハッシュタグ付で「ゴルフは#皆のためのスポーツ」(Golf is a sport #FOREeveryone)と題するウェブページ( https://www.randa.org/en/news/2021/07/golf-is-a-sport-foreeveryone )をこれ見よがしに設(もう)け、過去の女性差別には頬被(ほおかむ)りをして、恰(あたか)も昔から女性を受け入れてきたかのような文面を綴(つづ)っている。

同様にイングランド南東部のサンドウィッチ町に位置する1887年創立の王立聖ゲオルギオス・ゴルフ倶楽部(Royal St George’s Golf Club)もそれまでの方針を転換し、2015年3月4日(水)に女性会員の受け入れを決定した。

ゴルフはオリンピック競技としては、第2回大会=1900年夏季大会(フランス共和国首都パリ市)と第3回大会=1904年夏季大会(米国ミズーリ州セントルイス)で登場しただけで姿を消したが、第31回大会=2016年夏季大会(ブラジル連邦共和国リオデジャネイロ市)で実に百十二年ぶりに再登場が実現した。なお、第2回大会(パリ大会)では男子個人戦と女子個人戦が、第3回大会(セントルイス大会)では男子個人戦と男子団体戦が実施された。

日本では、2020年東京オリンピックの会場に決定している名門中の名門である霞ケ関カンツリー倶楽部(在埼玉県川越市)が開業以来一貫して女性の正会員を受け入れないことについて国際オリンピック委員会(IOC: International Olympic Committee)から改善要求が出されたことを受け、2017年1月31日(火)に安倍晋三(あべ しんぞう, b.1954; 首相在任2006-07 & 2012-20)内閣総理大臣が同CC(カンツリー倶楽部)の姿勢を疑問視する発言をし、丸川珠代(まるかわ たまよ, b.1971)東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当国務大臣(五輪相)も早期改善を求めた。こうした動きを受け、同日には同CCの木村希一(きむら まれかず or きいち?, 生年不詳)理事長が埼玉県の上田清司(うえだ きよし, b.1948)知事と同県議会の宮崎栄治郎(みやざき えいじろう, b.1954)議長をさいたま市浦和区に表敬訪問し、オリンピックへの準備状況を説明した。表敬後に報道陣の取材に応じた木村理事長は「(会場選考の)当初はそのような話はなく、そのままでいいから(オリンピック会場に)貸してほしいという話だったので了承した。選考段階で定款などを提出し、これまで指摘や問題提起はなかった。」と語り、困惑を示した。日本ゴルフ協会は同日付で見解を発表し、「現在212人の女性会員(週日会員)が在籍し、待遇や施設利用について女性会員からのクレームはなく、1999年には日本女子オープンが開催されるなど女性プレーヤーに十分に門戸は開放されていると理解している。」とした。利用が正会員(男性のみ)に限られるのは日曜・祝日の半分程度で、営業日の9割は女性もプレーが可能であることなどに触れ、女性差別はないことを強調している。(2017年2月1日(水)付の埼玉新聞のオンライン記事に依拠)

https://www.randa.org/en/RandA/News/News/2014/September/RandA-Membership.aspx (リンク切れ)

https://www.bbc.com/news/uk-england-kent-31729699

https://www.ft.com/intl/cms/s/0/bca3a36a-c270-11e4-bd9f-00144feab7de.html

https://www.telegraph.co.uk/sport/golf/11448774/Open-Championship-venue-Royal-St-Georges-votes-to-allow-women-members-for-first-time-in-history.html

https://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/01/08.html

スキー(skiing)

上流階級スポーツ。スキー発祥の地は寒い北欧であり、数世紀の間、冬の有効な移動手段として利用された生活の知恵だった。そのためスキーという単語は、ノルウェー語で「丸太」を意味する ski (/ˈʃiː/ シー)に由来し、英語ではこれが転訛(てんか)して ski (/ˈskiː/ スキー)となった。英単語の ski は名詞「スキー板」の片方や動詞「スキーする」を表し、名詞「スキー」を表すには、skiing (/ˈskiɪŋ/ スキィン)と動名詞(-ing形)にせねばならない。

発祥地である北欧でスキーと言えば、クロスカントリー(cross-country skiing)とスキージャンプ(ski jumping)とテレマークスキー(Telemark skiing)の3種に大別されるノルディックスキー(Nordic skiing)が専(もっぱ)ら盛んだが、英国上流階級が冬の欧州大陸で興じるのは、山の斜面を滑走してスリル(thrill)を味わうアルペンスキー(英 alpine skiing アェルパインスキィ; 独 alpines Skirennen アルピーネスシーれンネン od. Ski Alpin シーアルピー)である。なお、日本語の「アルペンスキー」は和製独英混成語であり、ドイツ語圏でも英語圏でも通用しない言い方である。

山の斜面を滑走することを思いついたのは裕福な英国人だったが、イギリス国内には適当なスキー場が無いので、上流階級は冬になると欧州大陸のスイス(特に Davos ヴォス)やフランス(特に Chamonix シャモニ)やイタリア(特に Cortina d’Ampezzo コるティーナ・ダンペッツォ)のスキー場に出かける。冬季スキー場がヨーロッパ社交界の特設会場として機能する。

カーリング(curling)

中産階級スポーツ。原義は「カールさせること」の意。その起源は15世紀にまで遡(さかのぼ)る。冬季に寒冷なスコットランド(Scotland)で始まった氷上スポーツだが、スコットランド系住民が多くを占める英連邦カナダ(Canada)で発展した。そのため現在の国際ルールはカナダで制定された。連合王国(UK: United Kingdom)内ではスコットランドでのみ人気が高い。「氷上のチェス(chess on ice)」とも称されるような頭脳ゲームであり、神経戦的な競技。いかつい男には向かないと考えられているので、どちらかと言えば女性のスポーツとして認識されているが、男性競技も存在する。冬季オリンピックでは1998年長野大会で初めて正式競技となり今日(こんにち)に至っている。2018年2月開催の平昌(평창; PyeongChang; ピョンチャン)オリンピックで日本代表のLS北見が準決勝で韓国代表に敗れたものの三位決定戦で英国代表(Team GB)を僅差で破り、初の銅メダルを獲得したことから、日本でも急速に人気が高まっている。

マラソン(marathon)

中産階級スポーツ。ロンドンマラソン(London Marathon)に出場して、一定のタイム内で完走することでチャリティーのための募金集めをするのが中産階級の自己実現・自己満足の手段になっている。毎年恒例のロンドンマラソンの歴史は意外にも浅く、1981年に始まったばかりであり、それは2007年に始まったばかりの東京マラソン(Tokyo Marathon)よりは二十六年だけ古いが、十九世紀(1801-1900年)末の1897年に開始され、百二十年以上の歴史を有する米国のボストンマラソン(Boston Marathon)には遠く及ばない。なお、ボストンマラソンは現存する世界最古の市民参加型マラソンである。

しかしロンドンで国際的なマラソン大会を開催したのは古く、二十世紀初頭の第4回夏季オリンピック1908年ロンドン大会にまで遡(さかのぼ)る。オリンピック競技の一つとしてマラソンが開催され、その際の走行距離26マイル385ヤード(メートル法で42.195km)が現在にも続くマラソンの公式距離数とされている。マラソン競技の走行距離は当初は明文化されておらず、第1回から第3回の大会では約25マイル(メートル法で40.2336km)としていた。しかし時の英国王エドワード七世(Edward VII, 1841-1910; 在位1901-10)のデンマーク生まれの妃アレクサンドラ(Queen Alexandra, 1844-1925)が、「スタート地点はウィンザー城(Windsor Castle)で、ゴール地点は大会競技場(Great White City Stadium)のボックス席の前に」と注文をつけたために26マイル385ヤード(メートル法で42.195km)という半端な数字になったとする真偽不明の逸話がある。ウィンザー城と競技場の距離からこうなったのは真実だが、そこに王妃の我儘(わがまま)が介在していたか否か真偽のほどは定かではない。1908年ロンドン大会で定められた距離が、1921年にマラソンの正式な距離とされ、今日に至っている。

自転車漕ぎ(bicycling)、サイクリング(cycling)

スコットランド人鍛冶屋のカークパトリック・マクミラン(Kirkpatrick Macmillan, 1812-78)が1839年に世界初のペダル駆動の自転車(bicycle; bike)を発明したと言われている。マクミランは最初の非常に重い自転車を完成させると、南西スコットランドにある自宅とダンフリース(Dumfries, Scotland)間の22.4キロを定期的に走っていたという。

【参考】

英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)政府の公式日本語サイト

「文化・スポーツを知る」の中の「英国発祥のスポーツ」

https://www.events.great.gov.uk/ehome/ukinjapan/get-to-know-uk/

乗馬(英 riding or horse riding; 米 horseback riding)

イギリスでは一部の富裕層のみならず、中堅階級(middle middle class)でも日本でいうピアノのお稽古や水泳教室などのような感覚で小さいうちから乗馬活動や馬という存在そのものに慣れ親しんでいるが、下層中産階級(lower middle class)や労働者階級(working class)は原則として乗馬に縁が無い。

馬術(equestrian arts; equestrianism)

上流階級(upper class)や上層中産階級(upper middle class)のたしなみを反映し、運動の正確さと美しさを重視する。イギリスでは一部の富裕層のみならず、中堅階級(middle middle class)でも日本でいうピアノのお稽古や水泳教室などのような感覚で小さいうちから乗馬活動や馬という存在そのものに慣れ親しんでいる。男女で力の差が出にくい競技であるとして、オリンピックではジェンダーフリーの(=性別によらない)大会運営・出場枠となっていて、馬場馬術(dressage)、障碍(害)飛越馬術(show jumping)、総合馬術(eventing)の3つの種目が実施される。馬場馬術はステップなどの演技の正確さと美しさを採点する競技で、障碍(害)飛越馬術はコース上に設置された障碍(害)物を乗り越えるミスの少なさと走行時間を競う。総合馬術は、馬場と障害にクロスカントリーを加えた3種目の合計減点数の少なさを競う複合競技である。英国を含む欧州各国の他に北米・南米や豪州やNZで盛んである。

2020年東京五輪(Tokyo 2020)の一環として2021年8月2日(月)に馬事公苑(在東京都世田谷区)で馬術競技大会が開かれ、英国馬術団が総合馬術団体(team eventing)で1972年ミュンヘン五輪(Munich 1972)以来実に四十九年ぶりの金メダルを獲得した。

総合馬術個人(individual eventing)では英国代表のトム・マキューイン(Tom McEwen, b.1991)=30歳が準優勝の銀メダルを獲得し、ドイツ代表のユーリア・クライェフスキ(Julia Krajewski, b.1988)=32歳が女性初の金メダルを獲得した。また、銅メダルを獲得した豪州代表(但し、1993年以来英国在住)のアンドルー・ホイ(Andrew Hoy, b.1959)=62歳は今大会で最高齢のメダリストである。

英国代表選手が総合馬術個人(individual eventing)でメダルを獲得したのは、1972年ミュンヘン五輪(Munich 1972)のリチャード・ミード(Richard Meade, 1938-2015)、2004年アテネ五輪(Athens 2004)のレズリー・ロー(Leslie Law, b.1965)に次いで3人目である。

東京で開催されても日本代表は相変わらずメダルが獲れない。総合馬術個人(individual eventing)では日本中央競馬会(JRA: Japan Racing Association)所属の戸本一真(ともと かずま, b.1983)=38歳がヴァンシ・ドゥ・ラ・ヴィーニュ(Vinci de la Vigne: 「葡萄の小枝たち」の意)という名の馬に跨(またが)って4位に入賞した。メダル獲得にはあと一歩だったものの日本勢が入賞するのは1932年ロサンゼルス五輪(Los Angeles 1932)以来実に八十九年ぶりの快挙だった。

過去の日本人で特筆すべきは、上述の1932年ロサンゼルス五輪で愛馬ウラヌス(Uranus: ギリシア神話及びローマ神話で「天の神」の意で、太陽系第七惑星「天王星」)に跨って障碍(害)飛越馬術(show jumping)で優勝し、金メダルを獲得した大日本帝國陸軍習志野騎兵第十六聯隊附の西竹一(にし たけいち; Baron Takeichi Nishi, 1902-45)中尉(後に大佐)・男爵=30歳である。これが2021年現在に於いても、日本が五輪馬術競技でメダルを獲得した唯一の記録である。その爵位と見栄えの良さからバロン西(Baron Nishi: 「西男爵」の意)の愛称で日米ともに人気を博し、当時のハリウッド・スターとも親しく交際した西竹一だが、1945年3月22日(木)に硫黃島(いおう とう)の戦い(the Battle of Iwo Jima)で物量に勝るアメリカ軍と戦い、満42歳で戦死した。その一週間後には愛馬ウラヌス(Uranus)も後を追うようにして東京で死亡した。西男爵は戦死した時点で陸軍中佐(Lieutenant Colonel)の階級だったが、歿後に陸軍大佐(Colonel)に特進している。なお、戦後の1952年ヘルシンキ五輪(Helsinki 1952)で軍人以外の男女の参加が認められるまで馬術は軍人だけが参加できる競技であった。

2020年東京五輪(Tokyo 2020)閉幕後の2021年8月13日(金)、「動物の倫理的扱いを求める人々」(PETA: People for the Ethical Treatment of Animals; 本部在米国ヴァージニア州ノーフォーク市)を名乗る国際動物愛護団体は、国際オリンピック委員会(IOC: International Olympic Committee; 本部在スイス連邦ローザンヌ市)のトーマス・バッハ(Thomas Bach, b.1953)会長に対し、今後の大会から馬術競技全般を禁止(to ban all equestrian events)するよう要請したと同団体公式サイトで発表した( https://support.peta.org/page/32377/action/1 )。

2020年東京五輪では近代五種(modern pentathlon)の馬術競技の際、ドイツ代表のアニカ・シュロイ(Annika Schleu, b.1990)女史=31歳が暴れ馬の上で泣き叫び、ドイツ代表のコーチ兼トレーナーであるキム・ライスナー(Kim Raisner, b.1972)女史=48歳がその馬を殴っておとなしくさせようとしていた場面が放映され、その映像がSNS(英語圏では social media)で世界中に拡散し、事態を重く見た国際近代五種連合(UIPM: Union Internationale de Pentathlon Moderne; 本部在モナコ公国首都モンテカルロ)がライスナー女史を東京五輪から追放する措置を取っていた。

ここで特に問題になった近代五種という競技は開催国が馬を用意し、選手はその時その場で宛(あて)がわれた馬に騎乗する。選手としてはその馬に対する愛情も敬意も湧かず、馬も騎手に対する愛情も敬意も湧かない。馬術の他にも四種の競技(フェンシング、水泳、射撃、走行)があることで、選手の乗りこなしのレベルも他の馬術競技の騎手とは比べ物にならない。したがって馬術競技全般を五輪から排除しようとする案に賛同する声は少なく、近代五種のみの排除で宜しいとする声がネット上で散見される。

ちなみに東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games; 本部在東京都中央区)は同年(2021年)8月1日(日)、スイス代表のロビン・ゴーデル(Robin Godel, b.1998)氏=22歳が騎乗していた競技馬ジェットセット(Jetset)が馬術競技での事故による足の負傷で安楽死(euthanasia)を余儀なくされたと発表していた。

散歩(walking)

中産階級の間で人気が高い。特に田舎(いなか)の地主の私有地を合法的に歩くことに根強い人気がある。彼らは「歩き回る自由(freedom to roam)」(https://en.wikipedia.org/wiki/Freedom_to_roam )と「通行権(RoW: right of way)」( https://en.wikipedia.org/wiki/Rights_of_way_in_England_and_Wales / https://ja.wikipedia.org/wiki/イギリスの通行権 )という概念に強い思い入れがある。こうした権利・自由の思想を体現したのが、public footpath(ブリックフットゥパース: 直訳「公共足径」「公(おおや)けの遊歩道」)という私有地内の通り道である。地主が公(おおや)けに許可しているので、外国人を含む一般人は自由に散策できる。ただ、あまりにも道を逸()れて地主一家のプライバシー(privacy: イギリス発音でプヴスィー)を侵害するようなことがあると起訴(きそ: prosecute)される可能性がある。

【参考】歩くことが大好きなイギリス人

日本語の動詞、「歩く」「歩行する」「徒歩で行く」「散歩する」「散歩に出かける」「散策する」「遊歩する」「歩き回る」「ぶらつく」「ぶらぶらする」「ぶらぶら歩く」「てくてく歩く」「てくてく行く」「うろつく」「逍遥する」「徘徊する」「ウォーキングする」「ウォーキングに行く」「ウォーキングに出かける」「ハイキングする」「ハイキングに行く」「ハイキングに出かける」に相当する英単語・熟語20種を下記に列挙する。

to walkトゥウォー): 「歩く」。古英語 tō wealcan (トーウェアルカン)に由来。現代ドイツ語 zu walken (ツーヴァルケン)=「(革を)鞣(なめ)す」「(パン生地を)捏()ねる」と同語源。

to take a walkトゥテイウォー): 「散歩に行く」「散策に行く」。上記の動詞 walk (ウォー)の名詞的使用。前半部の to take は、古ノース語 at taka (アッター)=「触る」「摑(つか)む」に由来。

to go for a walkトゥゴウフらウォー): 「散歩に行く」「散策に行く」。上記の動詞 walk (ウォー)の名詞的使用。前半部の to go は、古英語 tō gān (トーガーン)に由来。

to go on footトゥゴウオンフッ): 「徒歩で行く」。古英語 tō gān on fōt (トーガーンオンフォー)に由来。現代‎ドイツ語 zu Fuß zu gehen (ツーフースツーゲーエン)に相当。

to hikeトゥハイ): 「ハイキングする」。原義は「足を引きずる」。英語の動詞 to hitch (トゥヒッ)=「引き上げる」の方言的用法に由来。ドイツ語方言の動詞 zu hicken (ツーヒッケン)=「足を引きずって歩く」と同語源。

to go on a hikeトゥゴウオナハイ): 「ハイキングに行く」。上記の動詞 hike (ハイ)の名詞的使用。前半部の to go は、古英語 tō gān (トーガーン)に由来。

to go hikingトゥゴウハイキング): 「ハイキングに行く」。上記の動詞 hike (ハイ)の動名詞(gerund)的使用という見方がある一方で、英国で1920年代に流行した hill walking (ウォーキング)=「丘陵歩き」が短くなった言い回しという説を採る学者もいる。前半部の to go は、古英語 tō gān (トーガーン)に由来。

to marchトゥマー): 「行進する」「行軍する」「悠々(ゆうゆう)と歩く」「粛々(しゅくしゅく)と歩く」。中世フランス語 marcher (マふシェー)=「行進する」「歩く」に由来。現代フランス語 marcher (マふシェー)=「行進する」「歩く」と同じ。古フランス語では marchier (マふシエ)=「行進する」「歩く」。

to meanderトゥミアンダー): 「(当てもなく)ぶらつく」。小アジア(現トルコ共和国)を流れる希臘(ギリシア)語のマイアンドろス川(Μαίανδρος = Maíandros)が、羅典(ラテン)語の名詞 maeander (マェアンデる)=「曲がりくねり」になったことに由来。希臘(ギリシア)彫刻や陶器や中華麺の丼(どんぶり)の内側に描かれた雷文(らいもん)も、英語では meander (アンダー)と呼ぶ。

to paradeトゥプァれイ): 「行進する」「練り歩く」「整列行進する」。フランス語 parader (パはデー)=「ひけらかす」に由来。更(さら)に遡(さかのぼ)ると羅典(ラテン)語 parāre (パらーれ)=「準備する」に由来。

to promenade (英 トゥプろムナー; 米 トゥプろムネイ): 「散歩する」「散策する」「遊歩する」。フランス語 promenade (プほムナッド)=「遊歩道」、またはフランス語 promener (プほムネー)=「散歩する」「散策する」「遊歩する」に由来。

to rambleトゥらェンブル): 「散歩する」「ぶらつく」。中英語 ramelen (らーメレン)より。古スウェーデン語 at rambla (アトらンブラ)=「音を出す」や、現代デンマーク語 at ramle (アトらム)「躓(つまづ)く」 「倒れる」と同語源。

to rangeトゥれイン): 「歩き回る」「捜(さが)し回る」。古フランス語 rangier (はォンジエー)=「整列させる」に由来。

to roamトゥろウ): 「歩き回る」「ぶらつく」「徘徊する」。古英語 tō rāmian (トーらーミアン)より。古フランス語 romier (ほミエー)=「羅馬(ローマ)へ巡礼に行く」に由来するとした説もあり、実際ローマの英語名である Rome (ろウ)と同音である。英国人は歩き回る権利(right to roam or roaming right)や歩き回る自由(freedom to roam)を非常に重視する。

to roveトゥろウ): 「(当てもなく)うろつく」。古フランス語 rouer (ふゥエー)または roer (ほエー)=「うろつく」に由来。

to strideトゥストらイ): 「大股で歩く」。古英語 tō stridan (トーストダン)より。現代ドイツ語 zu streiten (ツーシュトらイテン)=「争う」と同語源。

to strollトゥストろウ): 「ぶらつく」「ぶらぶらする」「ぶらぶら歩く」。語源不明。ドイツ語方言の動詞 zu strollen (ツーシュトレン)や zu strolchen (ツーシュトルヒェン)との関連性が一部の学者から指摘されている。

to treadトゥートゥれっ): 「強く踏む」「踏み入る」「足を踏み入れる」「歩く」「行く」「進む」。古英語 tō tredan (トートゥダン)より。現代ドイツ語 zu treten (ツートゥれーテン)=「踏み入る」と同語源。

to trotトゥートゥろッ): 「せかせか歩く」「(馬などが)速足で駆ける」。古フランス語 trotter (トゥほテー)=「馬などが速足で駆ける」、または古フランス語 troter (トゥほテー)=「(馬などが)速足で駆ける」「行く」に由来。派生語に、globe-trotter (ロウブトゥろッター)、またはハイフン無しの globetrotter (ロウブトゥろッター)=「世界漫遊家」「世界各国を飛び回る人」があり、昭和五十四年=西暦1979年に創刊されたダイヤモンド社 『地球の歩き方』の表紙上部には、英語の大文字で、GLOBE-TROTTER TRAVEL GUIDEBOOK とある。

to wander (英 トゥウォンダー; 米 トゥワンダー): 「(当てもなく)歩き回る」。古英語 tō wandrian (トーワンドりアン)より。現代ドイツ語 zu wandern (ツーヴァンデるン)= 「(当てもなく)歩き回る」「ハイキングする」と同語源。

(参考資料)

竹林滋[編集代表] 『新英和大辞典 第6版』(研究社, 2002年)

國廣哲彌[他編] 『プログレッシブ英和中辞典 第4版』(小学館, 2002年)

コトバンク(朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館、三省堂)

https://kotobank.jp/

Wiktionary, the free dictionary (無料辞典ウィクショナリー英語版)

https://en.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Main_Page

Wiktionary, das freie Wörterbuch (無料辞典ウィクショナリー独語版)

https://de.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Hauptseite

Wiktionnaire, dictionnaire universel libre (無料辞典ウィクショネール仏語版)

https://fr.wiktionary.org/wiki/Wiktionnaire:Page_d'accueil

Oxford English Dictionary (OEDこと、牛津英語辞典)

http://www.oed.com/

*上記の世界最大の英英辞典は本来有料だが、本学図書館( https://lib.swu.ac.jp/ / https://swuvpn.swu.ac.jp:8443/remote/login?lang=x-sjis )「利用者ログイン」ボタンをクリックしてログインして利用するぶんには無料。

The Old English Translator (古英語翻訳者)

http://www.oldenglishtranslator.co.uk/

University of Glasgow: A Thesaurus of Old English (グラーズゴウ大学古英語類語辞典)

http://oldenglishthesaurus.arts.gla.ac.uk/

野鳥観察(bird watching)

中産階級の間で人気。1889年創立の王立鳥類保護協会(RSPB: Royal Society for the Protection of Birds)は英国最大の環境保護団体で、100万人を超える会員数を誇る。一方、1934年創立の公益財団法人日本野鳥の会(英称 Wild Bird Society of Japan)は会員とサポーターを合わせても約5万1千人。英国の人口が日本の半分であることを勘案すると、RSPBの規模は日本でたとえれば200万人超に相当する。

魚釣り(fishing)

あらゆる階級の間で人気があるが、女性の参加は少ない。

徒歩による狩り(shooting)

上流階級の遊び。徒歩による狩りだけをシューティングと呼ぶ。食用の野鳥を撃つ。雉(キジ: pheasant フェザント)や山鶉(ヤマウズラ: partridge パートりッヂ)や鴨(カモ: duck ドゥアッ)などの野鳥の肉は高級食材として認識されていて、普通の庶民の行くスーパーマーケットなどにはあまり置いていない。食肉(meat for human consumption)や剝製(はくせい: stuffing; taxidermy)にするための動物を狩る場合もある。大抵の貴族は自分の領地に専属の森番(game keeper ゲイキーパー: 直訳「獲物番」)を雇(やと)っている。森番には森や動植物の持続可能性(sustainability サステイナリティー)を守る仕事も託されている。

クレー射撃(clay shooting or clay pigeon shooting)

中産階級が上流階級の遊びに憧れて十八世紀中盤にトラップ射撃(trap shooting)を考案した。生きた鳩(pigeon)を罠(わな: trap)のような箱に入れ、号令と同時に箱を開けて鳥を飛び立たせ、その瞬間を銃で撃って殺した。しかし鳥の不足やアメリカからの批判もあり、この形では継続できなくなり、代用品として標的に粘土細工の鳩(clay pigeons レイピヂョンズ)やその他の形の物(other clay objects ザークレイオブヂェクツ)が用いられて今日(こんにち)に至っている。銃弾1発を撃つ毎(ごと)に数千円のカネがかかることから裕福な者にしかできない競技と言える。

日本人では名門ロンドン経済政治学院(LSE: London School of Economics and Political Science)への遊学経験のある自由民主党(自民党)の麻生太郎(あそう たろう, b.1940; 首相在任2008-09)副首相・財務大臣が1976年モントリオール・オリンピック(Games of the XXI Olympiad Montreal 1976)のクレー射撃日本代表選手だった縁もあり、日本クレー射撃協会(JCTSA: Japan Clay Target Shooting Association)で一時期会長を務めていた。

乗馬で出かける狩り(hunting)

上流階級の遊び。乗馬で出かける狩りだけをハンティングと呼ぶ。食肉や剝製(はくせい: stuffing; taxidermy)にするための動物を狩るが、上流階級は食肉(meat for human consumption)用に狩りをするのは好まず、剝製用や単に殺すためだけの狩りを好む傾向がある。狩猟は主に男性のスポーツだが、女性も参加することがある。上流階級の食卓や高級レストランでは家畜の肉(meat from domestic animals)よりも狩りの獲物(えもの)の肉(英 game meat ゲイミートゥ; 仏 gibier ジビエ)が好まれる傾向がある。鹿(シカ: deer ディ)などの野生動物の肉は高級食材として認識されていて、普通の庶民の行くスーパーマーケットなどにはあまり置いていない。持続的且()つ安定的な供給(sustainable and stable supply)が難しいのが家畜の肉との違いである。

【参考記事】

ロレアル社のベルギー人モデル候補でベルギーサポーターの女性がガゼル(小型レイヨウ)を撃ち殺した写真を巡ってSNS炎上の末、ロレアル社は契約を白紙撤回

2014年7月11日(金)

Belgian World Cup beauty LOSES modelling contract over controversial photo

https://uk.eurosport.yahoo.com/blogs/the-rio-report/belgian-world-cup-beauty-loses-modelling-contract-over-182159515.html

W杯で注目集めモデル契約したベルギーの17歳美女、過去の問題写真発覚で契約解除…

ヤフー・スポーツナビ 特集「ブラジルワールドカップ 2014」

http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140713-00137244-gekisaka-socc (リンク切れ)

ゾウ狩りで墓穴掘ったスペイン国王 4割が「王室廃止」望む

在英国際ジャーナリスト 木村正人

2014年6月9日(月)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20140609-00036179/

人気のライオン銃殺、米ハンターの行方追う ジンバブエ

CNN(Cable News Network)日本語版

2015年7月29日(水)

http://www.cnn.co.jp/world/35068029.html

http://www.cnn.co.jp/world/35068029-2.html

人気のライオン殺される=米狩猟者に非難殺到-ジンバブエ

時事通信

2015年7月31日(金)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015072900750&rel=&g=

キツネ狩り(fox hunting or fox-hunting)

上流階級の残忍な遊び。近年は上流を気取る成金(なりきん: フランス語から借用して nouveaux riches ヌーヴォーひッシュ)も模倣。主に男性のスポーツだが、女性も参加することがある。猟犬の群れ(a pack of hounds)を嗾(けしか)けて狐(a fox)をズタズタに引き裂く。中産階級がこの遊びを心から憎むが、労働者階級は無関心。

英領アイルランド生まれで英国中産階級の人気劇作家・詩人・小説家・批評家のオスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854-1900)はキツネ狩りについて、「イングランド田舎紳士たちが馬を駆って一匹の狐を追いかける。口にできない物を追い求める、口にするのもおぞましいこと。」(The English country gentleman galloping after a fox: the unspeakable in full pursuit of the uneatable.)と侮蔑(ぶべつ)を込めて揶揄(やゆ)した。ジ・アンスピーカブル(the unspeakable: 「口にするのもおぞましいこと」の意)とジ・アニータブル(the uneatable: 「口にできない物」の意)で言葉遊びになっているが、和訳ではうまく表現できない。この言葉は当時あまり理解されなかったが、二十一世紀の今でこそ多くの共感を呼ぶ。

キツネ狩りを実施する日の早朝(冬は日の出が遅いため夜が明けているとは限らない)、貴族に雇(やと)われている専属の森番(game keeper ゲイキーパー: 直訳「獲物番」)が、その日の狩猟場に定められた貴族の領地内のキツネの巣穴入口を塞(ふさ)いでいく。キツネは夜行性であるため入口を塞がれてしまうと巣穴に逃げ帰ることが不可能になる。その後、貴族の当主や息子たちや親類や富裕層の友人たちが馬に跨(またが)って出掛ける。通常50~60匹ほどの猟犬(hounds)と、それら猟犬を訓練して飼育する低い階級の者たち(小作農や労働者たち)が同行し、彼ら低位階級は獲物が隠れているであろう草地や茂みの中を捜索する。見通しのきく広い場所にキツネが逃げ出すと、貴族たちはひたすらにキツネを追う。やがてキツネを追い詰めると、貴族たちは怯(おび)え切ったキツネを殺し、戦利品として頭や尻尾や前足、場合によっては鼻先だけを切り取り、残りは猟犬たちに投げ与える。キツネの体は猟犬の群れにズタズタに引きちぎられ、辺りには哺乳動物の血の匂いが立ち込める。上流階級(upper class)は農村の害獣(vermin)駆除であるとしてキツネを殺すことを正当化するが、中産階級(middle class)は口にするのもおぞましい怪()しからぬ娯楽と考える。

労働党のブ レア(Tony Blair, b.1953; 首相在任1997-2007)内閣が2005年2月18日(金)以来、イングランド&ウェールズに於(お)いて禁止に持ち込む。これは犬の群れを使って狐 (キツネ)や野兎(野ウサギ)や鹿(シカ)やミンクを追い込んで狩ることを禁じる目的で2004年11月に英国議会で可決された「2004年狩猟法(Hunting Act 2004)」が施行されたため。労働党の党首(当時)でありながら、ブレア氏自身は裕福な記号A(上層中産)階級の出身。「禁止」とはいっても英国的な妥協(だきょう: compromise コンプろマイス)の産物としてのザル法(a law with loopholes)であるため、「害獣(vermin)を追い立てるだけで殺さないなら合法」とされている。したがって現在でも独特の衣装を着たキツネ狩りの集団を農村部で目にすることがある。

五年前の2010年5月から政権に就いていた保守党が2015年5月7日(木)の総選挙で大勝し、その九日後の5月16日(土)付のインデペンデント紙(The Independent) の報道によると、禁止された筈(はず)のキツネ狩りが十年ぶりに復活する可能性が出てきたと報じた。これは「2004年狩猟法」を保守党が数の力で廃止しようと目論(もくろ)んでいることを意味する。ところがキャメロン(David Cameron, b.1966; 首相在任2010-16)内閣は翌年(2016年)7月にブレグジット(Brexit: 連合王国の欧州連合からの離脱)の問題で総辞職し、その後継のメイ(Theresa May, b.1956; 首相在任2016-19)内閣の後、2019年7月に組閣したジョンソン(Boris Johnson, b.1964; 首相在任2019-)内閣のキツネ狩りに対する動きは今のところ不明である。

【キツネ狩りに関する最近の報道】

Birdwatchers capture illegal fox hunting in Nottinghamshire

(野鳥観察者らがノッティンガム州に於ける違法キツネ狩りの様子を動画に捉える)

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2017年3月14日(火)

http://www.bbc.com/news/uk-england-leicestershire-39268571

【参考】

映画や動画に描かれたキツネ狩り

英国生まれのヒッチコック(Sir Alfred Hitchcock, 1899-1980)監督のアメリカ映画 『マーニー』(Marnie, 1964)の予告篇(trailer)独語版(ヒッチコック自身が英国訛りのドイツ語で語りかける)

http://www.youtube.com/watch?v=u5Mxh0rIBOs

同英語版

http://www.youtube.com/watch?v=QV_2-v_dsAU

同映画完全版早送り版(1時間44分08秒)間もなくリンク切れになる可能性あり

キツネ狩りのシーン(1時間24分17秒~1時間25分59秒)

https://www.youtube.com/watch?v=9i6TfHDXLqs

ハンドルネーム geriatric1927(「老人病1927」の意)を用い、英国のインターネットじいちゃん(Internet Grandpa)として人気を博した故ピーター・オウクリー(Peter Oakley, 1927-2014)氏によるキツネ狩りお出掛け動画(本人は見送るだけ)、2008年12月26日(金)

http://www.youtube.com/watch?v=1s5FoXkt2qI

隣国アイルランド共和国(英国法が適用されないため今でも残虐なキツネ狩りが合法)の反キツネ狩りキャンペーン動画

http://www.youtube.com/watch?v=h7PK3E982Bw

【参考記事】

キツネのちん入に英国会議事堂騒然、エスカレーター使い

米CNN(Cable News Network)日本語版

2020年2月8日(土)

https://www.cnn.co.jp/fringe/35149154.html

https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1581169840/

[もとの英語記事]

A fox sneaked into the British Parliament and caused mayhem

(一匹の狐(キツネ)が英国議会に侵入して騒動を巻き起こす)

米CNN(Cable News Network)

エマ・レイノルヅ(Emma Reynolds)記者署名記事

2020年2月7日(金)

https://edition.cnn.com/2020/02/07/uk/fox-parliament-gbr-intl-scli/index.html

セーリング(sailing)

庶民には高根の花であるヨットを使った上流階級スポーツ。詳しくは下記の記事を一読のこと。

【参考記事】

五輪種目は計10種もあるセーリング ルーツはイギリス国王兄弟のレース うんちく5連発!〈AERA〉

朝日新聞社 AERAdot.

2020年8月2日(日)

https://dot.asahi.com/aera/2020072700005.html?page=1

https://dot.asahi.com/aera/2020072700005.html?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/10228a627827f2d0a60d3959f377c078d7342c94 (リンク切れ)

(1)イギリス国王兄弟のレースがルーツ

1660年、イギリスのチャールズ2世即位のお祝いに、オランダからヨットが贈られた。これをきっかけに、チャールズ2世は何隻もヨットを建造するようになった。1661年10月1日には、弟のヨーク公(後のジェームズ2世)と100ポンドの賞金を賭けてレースを行い、チャールズ2世が勝利した。これが最初のヨットレースとされている。

(2)向かい風でもジグザグに前進!

セーリングは風を帆に受けて進む。追い風の方向にしか進めないように思うが、そんなことはない。風上に向かって45度の方向になら進路を調整できる。だから、帆の張り方などを工夫しながら、風を読み、方向転換を繰り返してジグザグに進めば、向かい風の方向にだって進めるのだ。

(3)長さ470センチメートルだから470級

ヨットの艇の大きさはさまざまだ。吉岡美帆選手と吉田愛選手の470級は、長さが470センチメートルなのが名前の由来。スキッパーが進路を定め、クルーが全身を使って艇のバランスをとり、ゴールを目指す。

(4)ヨットが空を飛ぶ!?

男女が2人ペアで乗るフォイリングナクラ17級は、船の底にあるフォイルと呼ばれる水中翼の力で、スピードに乗るとヨットが海面から浮き上がる。2人の呼吸が合うと、常に浮き上がり続け、まるで空を飛んでいるかのように見える。

(5)風が弱いときは全身の力で帆を動かす

ウィンドサーフィンでは、風が弱いとき、全身の力で帆を前後に動かして、前に進もうとする。「パンピング」と呼ばれる技術で、スタートするときには選手たちがいっせいにパンピングを始める姿が見ものだ。

ボート競技(rowing)

金持ちの上層中産階級スポーツであり、イギリスで非常に盛ん。東京五輪(Tokyo 2020)の一環として開催されたボート競技が最終日の2021年7月30日(金)に海の森水上競技場(在東京都江東区)で男子エイト(men’s eight)決勝があり、英国(Great Britain)が銅メダルを獲得した。しかし英国は1980年以降で初めて、金メダルを1つも獲得できずにボート競技を終えたことになる。英国は2008年北京五輪(Beijing 2008)、2012年ロンドン五輪(London 2012)、2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016)の五輪ボートで、それぞれ6個、5個、9個のメダルを獲得したボート界の最有力国だった。

水泳(swimming)

中産階級スポーツ。イギリスは豪州勢や日本勢のような強豪選手には欠けていたが、コンスタントな人気を維持している。

2014年以降は平泳ぎ(breaststroke トゥストゥろゥク: 直訳「胸かき」)を専門とする英国人(イングランド人)アダム・ピーティー(Adam Peaty, b.1994)が圧倒的な強さを見せて世界記録を保持している。2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016)でピーティーは男子100メートル平泳ぎ(men’s 100m breaststroke)で自身の世界記録を塗り替える世界新記録を樹立して金メダルを獲得した。その五年後の2021年7月26日(月)に2020年東京五輪(Tokyo 2020)の一環として開かれた男子100メートル平泳ぎでもピーティー選手=27歳は金メダルを獲得して五輪連覇を果たしたが、自身の記録を塗り替えることはできなかった。

同日(2021年7月26日(月))には英国人(イングランド人)ダイバーのトム・デイリー(Tom Daley, b.1994)=27歳と、同じく英国人(イングランド人)ダイバーのマティー・リー(Matty Lee, b.1998)=23歳の二人組が、男子シンクロ高飛び込み(men’s 10m synchronised platform diving)で金メダルを獲得した。前者(デイリー選手)の五輪デビューは14歳だった十三年前の2008年北京五輪(Beijing 2008)にまで遡(さかのぼ)る。その後は英国水泳界の期待を背負い、2012年ロンドン五輪(London 2012)と2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016)で銅メダルを手にして、四大会目となる2020年東京五輪(Tokyo 2020)で遂に悲願の金メダルを獲得した。なお、デイリー選手は八年近く前(2012年ロンドン五輪から一年余り経過後)の2013年12月に自身が同性愛者(gay)であることをカミングアウトしており、同性婚(same-sex marriage)した夫(husband)である米人脚本家・映画監督・プロデューサーのダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black, b.1974)氏=47歳との間に息子ロバート・“ロビー”・レイ・ブラック=デイリー(Robert “Robbie” Ray Black-Daley, b.2018)ちゃん=3歳がいる。代理母(a surrogate mother)を使った出産だが、ブラック氏かデイリー氏か、どちらの精子(sperm)を使ったのかは公表していない。なお、デイリー選手は「編み物王子」として日本のマスコミ関係者の間で人気を博した。デイリーは同年(2021年)8月7日(土)に男子10メートル高飛び込み(men’s 10m platform diving)決勝にも出場したが、中国代表2人に負け、銅メダルを獲得した。

翌日(2021年7月27日(火))に2020年東京五輪(Tokyo 2020)の一環として開かれた男子200メートル自由形(men’s 200m freestyle)で英国人(イングランド人)トム・ディーン(Tom Dean, b.2000)=21歳が金メダル、英国人(スコットランド人)ダンカン・スコット(Duncan Scott, b.1997)=24歳が銀メダルをそれぞれ獲得し、英国代表団(Team GB)の底力を見せつけた。英国代表が五輪で金銀銅の表彰台に同時に2人で立ったのは、1908年ロンドン五輪(London 1908)以来、実に百十三年ぶりの快挙である。

2021年7月31日(土)には東京五輪(Tokyo 2020)の一環としてトライアスロン(triathlon: 水泳+自転車ロードレース+長距離走の三種競技)の新種目である混合リレー(mixed medley relay)がお台場海浜公園(在東京都港区)であり、英国(Great Britain)が種目初の金メダルを獲得した。その際、英国は2位(銀メダル)のアメリカに14秒差をつけてフィニッシュした。銅メダルはフランスだった。ちなみに日本は13位だった。

同年(2021年)8月1日(日)付の英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)ニュースによると、英国代表団(Team GB)の競泳でのメダル獲得数は2012年ロンドン五輪(London 2012)でメダル3(銀1、銅2)個に終わり、2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016)ではメダル1(金1)しか取れなかったのに比べ、2020年東京五輪(Tokyo 2020)は大幅増・過去最多の8(金4、銀3、銅1)個になったとのこと。上述したアダム・ピーティー(Adam Peaty, b.1994)=27歳が一人でメダル3(金2、銀1)個を獲得したことも大きい。

水球(water polo)

十九世紀後半に始まった中産階級スポーツで、直訳すると「水ポロ」または「水中ポロ」。後述する上流階級の競技「ポロ(polo)」とは異なり、乗馬を伴なうスポーツではない。それにも拘(かか)わらず 「水ポロ」の名がついた理由は諸説あるが、競技に用いられたインド製のゴムボールをヒンディー語でプゥルゥ(pulu)と呼び,それが転訛(てんか)して water polo になったとする説がある。ちなみに中文(Chinese)でも日本語同様に水球と書いて shuǐqiú (シュイチヨー)と発音する。

プールでの泳ぎを伴なうハンドボールのような球技だが、水中では反則が分かりにくく、小さな反則行為(minor fouls)は数えきれないほど起こり、選手が20秒間の競技停止処分を受ける除外反則(exclusion fouls)も茶飯事(さはんじ)である。

男子水球は早くも第2回オリンピック大会(1900年パリ大会)で正式競技に採用されたが、女子水球については百年後の第27回オリンピック大会(2000年シドニー大会)で初めて採用された。それも開催国の豪州女子水球ティームの抗議を受けてのことだった。

日本はこの競技が非常に苦手で、男子は1984年ロサンゼルス五輪(Los Angeles 1984)に出場して以来実に三十二年間に亘って五輪出場が叶わず、2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016)で漸(ようや)く再登場したが結局全戦全敗という不甲斐ない結果に終わった。2020年東京五輪(Tokyo 2020)=実際の開催は2021年=に日本男子は再登場し、弱小の南アフリカ(南ア)を相手に一勝だけ上げることができた。日本女子は2000年に女子競技として認められてから実に二十一年間に亘って五輪出場が叶わず、2020年東京五輪(Tokyo 2020)=実際の開催は2021年=に漸(ようや)く初出場したが、結局全戦全敗という不甲斐ない結果に終わった。

英国代表団(Team GB)も水球は非常に弱く、2020年東京五輪(Tokyo 2020)=実際の開催は2021年=には男女ともに参加できなかった。

ポロ(polo)

上流階級スポーツ。2500年程前のペルシア(現在のイラン)で騎兵の訓練に使われていたスポーツに起源があると考えられ、十九世紀に英領印度(British India)に駐屯(ちゅうとん)して いた英軍がその面白さに気づいて英本国に持ち帰ったとされる。馬に乗った華麗なスポーツであり、マレット(mallet)と呼ばれる棒切れを使用して互いのゴールに小サイズのボールを入れ合い、得点を競うスポーツである。人間よりも身体能力の高い動物(馬)と、生身の人間とが謂()わば一体化して戦うスポーツであるためスピード感がある。危険を伴うスポーツであるためアマチュアでも中年期には引退を余儀なくされる。馬を残酷に扱うことやマレットを使っての暴力沙汰はルール違反として審判にすぐに笛を吹かれる。ハーフタイム(halftime)には試合中とは打って変わり和やかな空気となって、来場者たちが揃って試合会場の芝生の上を歩き、馬の激しい動きでまくれ上がった芝生を直す。後半にも良い試合を見たいという来場者の想いがこもっていて、そこはまたイギリスらしいとも言える。チャールズ皇太子(Prince Charles or Charles, Prince of Wales, b.1948)も若い頃は嗜(たしな)んだ。

1984年にポロをプレイ中のチャールズ皇太子の絵葉書「球(タマ)はあるかい?」

http://www.ebay.ie/itm/Royalty-Postcard-PRINCE-CHARLES-HAVING-BALL-1984-/221492535313?pt=UK_Collectables_Postcards_MJ&hash=item3391fbe011 (リンク切れ)

https://www.ebay.com/itm/184480552697

競馬観戦(watching horse racing)

競走馬(race horses)を所有する上流階級の人々(女王を含む)から愛され、また、競馬場に出かけて馬券を賭ける労働者階級からも愛されている。上流階級も賭け事が大好きなので、労働者階級と同様に馬券を買う。中産階級だけは競馬に無関心で冷淡な態度をとる。

専用のコースを設け、ルールに基づいて競う近代競馬(modern horse racing)としては、十六世紀前半の1539年(もっと早く1511年とする資料もあり)に開場したイングランド北部のチェスター競馬場(Chester Racecourse)が、現存する世界最古の競馬場とギネス認定されている。その後、1595年には既に開場していたドンカスター競馬場(Doncaster Racecourse)、1667年開場のニューマーケット競馬場(Newmarket Racecourse)、1731年開場のヨーク競馬場(York Racecourse)などイングランド各地に同様の施設が造られていき、十七世紀(1601-1700年)初頭には十数ヶ所で競馬が行なわれていた。

毎年6月にアスコット競馬場(Ascot Racecourse)に集う上流婦人たちが色とりどりの派手な帽子を被って見た目を競い合う日でのことを Ladies Day(レイディーズデイ: 直訳「淑女の日」または「婦人の日」)と呼ぶ。エスコート役の上流男性たちは昔ながらの黒いフロックコート(frock coat)にトップハット(top hat: 和製英語でシルクハット)という出()で立ちである。グーグル(Google)の画像検索で royal ascot ladies day と入力すれば、たくさんヒットする。

ボクシング(boxing)

漢訳は正字(旧漢字)で「拳鬪(けんとう)」、俗字(新漢字)で「拳闘(けんとう)」。握った拳(fist)で殴る(punch)という行為は、人類が二足歩行を始めてから既に会得していた攻撃手段であると考えられ、紀元前4000年頃の古代エジプトでボクシングが軍隊で行なわれていたことが象形文字(hieroglyphic)から解読されている。クレタ島の紀元前3000年頃のエーゲ文明の遺跡からもボクシングの図が書かれた壺が発見されている。紀元前2000年よりも前に初期メソポタミア文明のシュメール人がボクシングの原型のような競技を行なっていたことも遺跡から確認できる。

古代希臘(ギリシア)の古典希臘語では握りしめた拳を πυγμε = pygme (ピュグメ)といい、それから「箱」を意味する πύξος = pýxos (ピュクソス)となった。古代オリンピックでは第23回大会から正式種目となった。この当時はラウンドは無く、どちらかが戦闘不能になるか、ギブアップすれば(右手の人差し指を天に突き上げるとギブアップになったと言われる)勝負がついた。この競技は第38回大会まで続けられた。

古代ローマの時代には、剣闘士たち(gladiators)による残酷な格闘ショーの様相を呈した。古代ローマの言語である羅典(ラテン)語の pugilātus (プギラートゥス)または pugillātus (プギッラートゥス)は「拳闘」を意味した。ちなみにここから転じて「拳闘」を表す pugilism (ピュージリズム)という英単語が十八世紀(1701-1800年)末に派生した。奴隷同士が鉄の鋲を打ち込んだ caestus (カェストゥス)という拳闘用の籠手(こて)を拳に着けてコロッセウム(羅 colosseum; 伊 colosseo)などで見せ物として行なわれるようになった。試合の敗者は死亡するか廃人になるしかなかった。

十八世紀(1701-1800)のグレートブリテン王国(Kingdom of Great Britain, 1707-1800)でスポーツの一種として素手ボクシング(ベアナックル・ボクシング: bare-knuckle boxing)が再登場した。現在のボクシングの始祖と言われているのは、オクスフオッド州テイム町(Thame, Oxfordshire)出身のフィグ(James Figg, 1684-1734)である。イングランド(ウェールズを含む)とスコットランドが合併してグレートブリテン王国が成立してから十一年が経過した1718年、フィグは首都ロンドンでボクシング学校を設立し、ボクシングを教え始めた。1719年に王座を獲得し、引退する1730年まで保持した。当時のボクシングは素手の拳(bare-knuckle)で行ない、蹴りや投げ、締め、噛みつき、目つぶしを含む暴力行為だった。しかも剣を使ったフェンシングや棍棒(こんぼう)術までもが含まれていた。その後、フィグの後継者ジャック・ブロートン(Jack Broughton, 1703 or ’04 - 89)が対戦相手をリング上で死なせてしまったことを契機に、ボクシングを普及させるためには危険な技を廃止せねばならないとブロートン自身が痛感し、1743年に初のルールブックを世に出した。こうしてベルトより下への攻撃の禁止、腰からの抱え込みの禁止、倒れた相手への攻撃禁止、ダウン後30秒以内に立つことが不可能なら負けとするなどが定められた。また、怪我(けが)防止用にマフラー(muffler)という名のパッド(pad)入り両手グラヴ(gloves)が開発されたが、実際に使用されたのは練習時と公開模範試合(exhibition match エクシシュンマェッ)の時のみであり、実際の試合は相変わらず素手で行なわれていた。1754年、あまりにも多くの死者を出すことが問題視され、ボクシングは英国内で禁止されてしまった。それでも貴族や富裕層からの支持が根強かったため、1790年に禁止が解かれて再開されたが、ブロートンは前年(1789年)に死去していた。

連合王国(UK: United Kingdom, 1801-)が成立して三十七年が経過した1838年、ブロートンが九十五年前に出したルールブックは「ロンドン賞金リング規則」(London Prize Ring Rules)として大々的に発布され、その十五年後の1853年に改定された。このルールブックでは蹴り技の禁止、頭突きの禁止、目玉えぐりの禁止、ダウンした相手に30秒の休憩を与え、所定の位置に戻るまでに8秒の猶予を与えるなどが新たなルールとして加えられた。

1865年にロンドンの愛好家運動競技者倶楽部(Amateur Athletic Club)のチェインバーズ(John Graham Chambers, 1843-83)によってルールが定められ、第九代クィーンズベリ侯爵ジョン・ダグラス(John Douglas, 9th Marquess of Queensberry, 1844-1900)という英国貴族が保証人(the endorser)となったことで成立したため、彼の名を冠して「クィーンズベリ侯ルール」(Marquess of Queensberry Rules)と名づけられた。これはボクシングの競技に両手グラヴ(gloves)着用などを義務づけた現在のボクシングの基礎となるルールである。この ルールにより投げ技が禁止されたほか、3分間で1ラウンドとし、ラウンド間には1分間の休憩をとるラウンド制、上述した両手グラブ(gloves)の着用、ダウンした者が10秒以内に立ち上がれない場合はノックアウト(KO: knockout)負けとすることなどが定められ、現在に通じるボクシングルールがここに確立した。しかしルールの定着はやや遅れ、クィーンズベリ侯ルールによって行なわれた世界最初の公認世界ヘビー級タイトルマッチは、ルール制定から二十七年後の1892年9月7日(月)のことだった。なお、その三年後の1895年にクィーンズベリ侯は英国裁判史上そして英文学史上あまりにも有名なオスカー・ワイルド事件(Wilde versus Queensberry + Regina versus Wilde)の渦中に自ら首を突っ込むことになる。詳しくは、後期授業資料19番( https://sites.google.com/site/xapaga/home/loveandmarriage )の「ラブゥシェール修正条項(1885年)とオスカー・ワイルド事件(1895年)」を一読されたし。

ボクシングの試合は、英国の街中に点在する合法賭博店(betting stations; bookmakers)での賭け事の対象になっているため、労働者階級の間で人気がある。

医学の立場から危険性を指摘し、このスポーツをやめさせようという動きがあり、既にノルウェー(北欧先進国)とアイスランド(北欧先進国)とイラン(宗教独裁国家)と北朝鮮(名ばかり共産主義の将軍様独裁国家)ではボクシングが禁止されている。スウェーデン(北欧先進国)でも2007年まで禁止されていたが、現在では厳しい条件つきで許可されている。また、アルバニア(欧州最貧国)でも1965年から’91年までの独裁体制下では禁止されていた。

相撲(sumo)

意外なところでは、日本の大相撲(Grand Sumo Tournament)も観戦専用スポーツとして英国労働者階級の間で人気が高い。相撲の発音は英でも米同様に訛(なま)っていて、「スーモウ」のように前半に強勢(stress accent)が置かれる。英国の街中に点在する合法賭博店(betting stations; bookmakers)で労働者階級男性たちの賭け事の対象になっているので、力士の取り組みの結果を気にしている英国人ギャンブラーも数多い。そのためスポーツ専用の衛星チャンネルで詳しい英語解説つきの相撲中継が放映されている。そこでは日本の相撲解説者が絶対に教えてくれないようなことも英国人解説者(相撲経験者ではなく一種の相撲オタク)が平気で教えてくれる。たとえば横綱や大関のような大物力士の取組みの勝者に渡される懸賞金の熨斗袋(のしぶくろ)の中身は6万円(60 thousand yen)と決まっているなどの豆知識を披露(ひろう)して、「彼は今7つ貰ったので合計42万円(420 thousand yen)になり、ポンドに換算すると約〇〇ポンドです。」などと言ってくれる。しかしながら、懸賞金については一本が7万円であり、力士の当日の取り分は現金で約3万円という解説もある。懸賞金50本まで数えたあとで、勝ったら150万円が力士の懐(ふところ)に入るとも言われている。日本の国技である大相撲が賭け事の対象になっている事実は日本人には失礼になると考えて、話題を避ける英国人外交官もいる。

障碍者(障害者、障がい者)スポーツ(disabled sport)

「パラリンピックの名付け親」の超意外な正体

東洋経済

メディア研究家 小林偉(こばやし つよし, b.1963)

2021年8月22日(日)

https://toyokeizai.net/articles/-/447363

https://toyokeizai.net/articles/-/447363?page=2

https://toyokeizai.net/articles/-/447363?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/544fdeebe22734b79833acd4a1a2242f69e4c145

https://news.yahoo.co.jp/articles/544fdeebe22734b79833acd4a1a2242f69e4c145?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/544fdeebe22734b79833acd4a1a2242f69e4c145?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/544fdeebe22734b79833acd4a1a2242f69e4c145/comments

谷口源太郎氏が喝破「パラリンピックも勝利至上主義になり不正が横行している」

日刊ゲンダイDIGITAL

谷口源太郎(たにぐち げんたろう, b.1938)

聞き手: 阿川大(あがわ だい?, 生年非公開)

2021年8月23日(月)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/293653

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab9d4749e3c5e5acda38229287806220b6bb75d

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab9d4749e3c5e5acda38229287806220b6bb75d?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab9d4749e3c5e5acda38229287806220b6bb75d/comments

http://yahoosports.blog.jp/archives/10730313.html

パラリンピックは、いかにして始まったのか? 「パラリンピックの父」ルートヴィヒ・グットマンの教え─。

マイナビニュース

近藤隆夫(こんどう たかお, b.1967)署名コラム

2021年8月24日(火)

https://news.mynavi.jp/article/20210824-1954620/

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2480bab75672a9548b5aeffa6bcbeb482e4816

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2480bab75672a9548b5aeffa6bcbeb482e4816/comments

世界最多開催記録を持つ近代オリンピック開催地、ロンドン(開催地決定4回、実際の開催3回)

国別ではアメリカの9回開催(夏季4回=1904年セントルイス+1932年ロサンゼルス+1984年ロサンゼルス+1996年アトランタ+2028年ロサンゼルス、冬季4回=1932年レイク・プラシッド+1960年スコーヴァリー+1980年レイク・プラシッド+2002年ソルトレイク・シティ)が最多だが、最多開催都市は今のところ3回開催した連合王国首都ロンドン(London, UK)である。2024年夏にはフランス共和国首都パリ市(Paris, France)も同率1位に成り、2028年夏には米国ロサンゼルス市(Los Angeles, California, USA)も同率1位に成る予定である。今後の予定も含めてオリンピックを複数回開催した、または開催する予定の都市は、

アテネ(1896年と2004年の計2回)=欧州ギリシア、

パリ(1900年と1924年と2024年の計3回)=欧州フランス、

ロンドン(1908年と1948年と2012年の計3回+1944年の幻の1回)=欧州イギリス、

レイク・プラシッド(1932年と1980年の計2回)=米州アメリカ、

ロサンゼルス(1932年と1984年と2028年の計3回)=米州アメリカ、

東京(1964年と2020年=実際には2021年の計2回+1940年の幻の1回)=亜州日本

北京(2008年と2022年の計2回)=亜州中国

の7都市のみだが、日本の札幌市も1972年札幌五輪と2020年東京五輪=実際には2021年=のマラソン競技会場+1940年の幻の1回も併せれば3回または2回と言えなくもないが、正式に札幌の名を冠した五輪は1972年の1回だけである。

過去の夏季・冬季オリンピック開催地一覧

公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC: Japanese Olympic Committee)

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG: The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)

https://2020tokyo2020.com/jp/olympic/history.html

1. 第4回夏季オリンピック1908年ロンドン大会

1908年4月27(月)~10月31日(土)に開催される。本来はイタリアの首都ローマで開催される予定だったが、二年前の1906年にヴェスヴィオ山が噴火し、その被害がローマ市にも及んだため、急遽ロンドンでの 開催となった。日本は第5回夏季オリンピック1912年ストックホルム大会で初参加したため、このロンドン大会の出場は逃した。参加国・地域数は22。

マラソン競技の走行距離は当初は明文化されておらず、第1回から第3回の大会では約25マイル(メートル法で40.2336km)としていた。しかし時の英国王エドワード七世(Edward VII, 1841-1910; 在位1901-10)のデンマーク生まれの妃アレクサンドラ(Queen Alexandra, 1844-1925)が、「スタート地点はウィンザー城(Windsor Castle)で、ゴール地点は大会競技場(Great White City Stadium)のボックス席の前に」と注文をつけたために26マイル385ヤード(メートル法で42.195km)という半端な数字になったとする真偽不明の逸話がある。ウィンザー城と競技場の距離からこうなったのは真実だが、そこに王妃の我儘(わがまま)が介在していたか否か真偽のほどは定かではない。1908年ロンドン大会で定められた距離が、1921年にマラソンの正式な距離とされ、今日に至っている。

2. 開催が決まりながら第二次世界大戦の激化により幻に終わった第13回夏季オリンピック1944年ロンドン大会

ちなみに他にも1936年の国際オリンピック委員会(IOC: International Olympic Committee)のカイロ(Cairo, Egypt)総会でアジア初の開催が決まりながら翌’37年7月7日(水)の支那事變(後に日中戦争と呼ばれることになる戦闘行為)の勃発と戦況の悪化により幻に終わった大会に、第12回夏季オリンピック1940年東京大会+第5回冬季オリンピック1940年札幌大会がある。国内では「オリムピック競技場よりも軍艦を建造せよ!」という論調、海外からは「日本の支那(China)に於ける軍事行動は怪()しからん!」という論調が目立つようになり、1938年7月15日(金)、近衞文麿(このゑ ふみまろ, 1891-1945; 首相在任1937-39 & 1940-41)内閣の閣議決定により開催権を正式に返上。ICOは急遽(きゅうきょ)大会会場をフィンランド共和国首都ヘルシンキ市(Helsinki, Finland)に決定。開催都市が自ら大会を返上した初のケース(そして今のところ最初で最後のケース)として不名誉な記録が残った。仮にこの時点で返上しなかったとしても、1939年9月1日(金)に勃発した欧州戦線(後に第二次世界大戦と呼ばれることになる戦争)のため、IOCが開催中止を勧告していただろうと容易に推測できるし、現に1940年ヘルシンキ五輪も幻に終わり、ヘルシンキで実際に開催できたのは戦後の1952年のことである。早めに開催権を返上したことで日本にとっては損害を軽減することができた。東京で実際にオリンピックが実現したのは、その幻の大会から二十四年後の第18回夏季オリンピック1964年東京大会(参加国・地域数:93)のこと。

3. 第14回夏季オリンピック1948年ロンドン大会

四年前の1944年に実現できなかった幻の大会を、第二次世界大戦での戦勝から僅(わず)か三年後の1948年7月29日(木)~8月14日(土)に決行。日本は敗戦国で非独立国家(米進駐軍による被占領国)だったため参加できず、実際に参加できるようになったのは独立直後の1952年ヘルシンキ大会からである。参加国・地域数は59で、四十年前の1908年ロンドン大会に比べて2.6倍超増えた。

4. 第30回夏季オリンピック2012年ロンドン大会

2012年7月27日(金)~8月12日(日)に開催。六十四年ぶりのロンドン大会だが、日本にとっては自国が出場した初のロンドン大会である。参加国・地域数は204で、六十四年前のロンドン大会よりも3.4倍以上増えたし、百四年前のロンドン大会に比べれば9.2倍以上も増えたことになる。男性しか参加を許さなかった一部のイスラム教国が初めて女性選手を派遣したため、参加国のすべてから男女両性が出場した初の大会となった。また同年(2017年)8月29日(水)~9月9日(日)には第十四回パラリンピック大会(XIV Paralympic Games)が同地で開催され、参加国・地域数は164だった。

【当時の動画】

2012年7月27日(金) 21:00開始のロンドン五輪開会式で女王エリザベス二世(Elizabeth II, b.1926; 在位1952-)の映像と共にヘンデル(独 Georg Friedrich Händel; 英 George Frideric Handel, 1685-1759)作曲のオラトリオ『ソロモン』より「シバの女王の入城」(‘The Arrival of the Queen of Sheba’)がかかるも、途中からイギリスの戦争映画 The Dam Busters (1955)、直訳『ダム破壊者ども』、邦題『暁の出撃』の主題音楽として晩年のエリック・コーツ(Eric Coates, 1886-1957)が作曲した ‘The Dam Busters March’ (別の一般的表記で ‘The Dambusters March’) 、直訳「ダム破壊者ども行進曲」(1955年)に替わり、競技場上空に到着後はジョン・バリー(John Barry, 1933-2011)が1962年に作曲・発表した ‘James Bond Theme’ (ジェイムズ・ボンドのテーマ)に切り替わる。

https://www.youtube.com/watch?v=4As0e4de-rI (34:12-39:36 of 3:59:49)

女王夫妻が会場に到着すると、二言語の(bilingual)アナウンスが入る。

まずフランス語(39:33)で、

Mesdames et messieurs, veuillez vous lever pour Sa Majesté la Reine et Son Altesse Royale le Duc d’Édimbourg, accompagnés par le Président du Comité international olympique, Jacques Rogge.

つづいて英語で、

Ladies and gentlemen, please stand for Her Majesty the Queen and His Royal Highness the Duke of Edinburgh, accompanied by the President of the International Olympic Committee, Jacques Rogge.

和訳: 淑女紳士の皆様、女王陛下とエディンバラ公殿下のためにご起立ください。お付きの者は国際オリンピック委員会(IOC)会長ジャック・ローグ(日本ではロゲ)です。

夏季オリンピック2012年ロンドン大会開催前の動画集

The Official London 2012 Olympics Film. ‘Sport At Heart’ (2004)

2:55のベッカムが解くクロスワード・パズルに注目。「日本に罰として5キロトン爆弾」と解釈できる?

https://www.youtube.com/watch?v=QcwiGIGMjSg (リンク切れ)

https://vimeo.com/28381929

http://www.bmetv.net/video/2249/the-official-london-2012-olympics-film-sport-at-heart

上記ベッカムのクロスワードに関連して、

http://blog-imgs-42.fc2.com/d/a/i/daidaikonn/20110406094834a9b.jpg

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-150.html (リンク切れ)

http://lemon69.cocolog-nifty.com/kurobune/2011/04/post-6f2f.html (リンク切れ)

http://ameblo.jp/chuuli/entry-11130960158.html

http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2012/05/読者より.html

https://sites.google.com/site/xapaga/home/beckhamcrossword2004

Out of a Rainbow - Wenlock and Mandeville London 2012 Mascots (2010)

0:46と1:00と1:36と1:43に注目。少年たちの手に指が一本足りないのはなぜ?

https://www.youtube.com/watch?v=q1fy6ZmG4YY

London 2012 Mascots Film 2 - 'Adventures on a Rainbow' (2011)

https://www.youtube.com/watch?v=LUpXSfrL9X8

London 2012 Mascots Film 3 - 'Rainbow Rescue' (2011)

https://www.youtube.com/watch?v=6Y1puA5zOYI

【参考1】

その他の動画

9 11 warnings before it happened & illuminati Symbolism In Movies

3:13と3:17-3:24に注目

https://www.youtube.com/watch?v=N1aifunETmU

ILLUMINATI - LONDON 2012 OLYMPICS

4:00に注目(この動画ではビッグベンとされているが近年では銀座の和光ビルとされる)

https://www.youtube.com/watch?v=zQVOfS-CQn8

【参考2】

IOC総会に於ける安倍晋三(あべ しんぞう, b.1954; 首相在任2006-07 & 2012-20)内閣総理大臣の英語スピーチ原稿全文

2013年9月8日(火)、南米アルゼンチン首都ブェノサイレス市(Buenos Aires, Argentina)にて

https://www.youtube.com/watch?v=zf90ImlFDuU

Mr President, distinguished members of the IOC. It would be a tremendous honour for us to host the Games in 2020 in Tokyo—one of the safest cities in the world, now... and in 2020.

IOC(国際オリンピック委員会)会長ならびに名高い委員の皆様。私どもにとりまして途方もなく大きな名誉となりますのは、2020年大会の東京での開催です。今の世界で最も安全な都市の一つであり、2020年も安全な都市での開催です。

Some... may... have concerns about Fukushima. Let me assure you, the situation... is... under control. It has never done and will never do any damage to Tokyo. I can also say that, from a new stadium that will look like no other to confirmed financing, Tokyo 2020 will offer guaranteed delivery.

福島(原発)について懸念、、、され、、、ている方もおられるかも知れません。でも私に確約させてください。状況、、、は、、、制御されています。それ(=福島原発)は東京に何の被害も齎(もたら)していませんし、これからもそんなことはありません。私はまた、従来のどんなスタジアムとも違う姿をした新たなスタジアム建設のために確実な資金調達へと動くことが2020年東京大会では可能であるとも言えます。

I am here today with a message that is even more important. We in Japan are true believers in the Olympic Movement. I, myself, am just one example.

私は今日(=2013年9月8日(火))ここに(資金の話より)もっと大切なメッセージを携(たずさ)えて参りました。日本の私どもはオリンピック運動の真の信奉者なのであります。私自身もまさにその一例です。

When I entered college in 1973, I began practicing archery. Can you guess why? The year before, in Munich, archery returned as an Olympic event after a long time.

1973年(昭和四十八年)に大学に入った私はアーチェリーを始めました。なぜかお分かりですか? その前年のミュンヘン(=1972年ミュンヘン大会)で、アーチェリーが久しぶりにオリンピック競技に復活したからです。

My love of the Olympic Games was already well-established. When I close my eyes vivid scenes from the Opening Ceremony in Tokyo in 1964 come back to me. Several thousand doves, all set free at once. High up in the deep blue sky, five jet planes [were] making the Olympic rings. All amazing to me, [who was] only 10 years old.

オリンピック大会への私の愛着は既(すで)に揺るぎないものでありました。目を閉じれば1964年(昭和三十九年)東京大会の開会式の場面が生き生きと甦(よみがえ)って参ります。何千羽もの鳩がすべて一度に放たれました。紺碧(こんぺき)の空高く五機のジェット機がオリンピックの五輪マークを空に描いておりました。すべてが当時十才だった私にとって驚嘆すべきことでした。

We in Japan learned that sports connect the world. And sports give an equal chance to everyone. The Olympic spirit also taught us that legacy is not just about buildings, not even about national projects. It is about global vision and investment in people.

日本の私どもは、スポーツが世界を繋(つな)ぐのだと学びました。そしてスポーツは誰にも平等なチャンスを与えてくれます。オリンピック精神はまた、建物や国家的な事業だけが遺産として遺(のこ)るのではない、世界的な視野や人々への投資(=教育投資)の遺産が遺るのだと私たちに教えてくれました。

So, the very next year, Japan made a volunteer organization and began spreading the message of sports far and wide. Young Japanese, as many as three thousand, have worked as sports instructors in over 80 countries to date. And they have touched the hearts of well over a million people through their work.

だからまさにその翌年(1965年=昭和四十年)、日本はボランティア組織を作り、スポーツのメッセージを広く遠くへと広めました。日本の若者が三千人も参加し、これまで八十を超える国々でスポーツ・インストラクターとして働いてきました。そして彼ら(=日本の若者)は自分たちの仕事を通して百万を軽く超える人々の心に触れてきたのです。

Distinguished members of the IOC, I say that choosing Tokyo 2020 means choosing a new, powerful booster for the Olympic Movement.

IOC(国際オリンピック委員会)の名高い委員の皆様、2020年東京大会を選ぶことは、オリンピック運動のための新しい強力な支持者を選ぶことを意味します。

Under our new plan, “Sport for Tomorrow”, young Japanese will go out into the world in even larger numbers. They will help build schools, bring in equipment, and create sports education programs. And by the time the Olympic torch reaches Tokyo in 2020, they will bring the joy of sports directly to ten million people in over one hundred countries.

私どもの新計画「明日のためのスポーツ」では、日本の若者は(従来より)さらに大人数で世界に出て行きます。彼ら(=日本の若者)は学校建設を手伝い、設備を運び込み、スポーツ教育プログラムを創製します。そして2020年にオリンピックの聖火が東京に到達する頃には、彼ら(=日本の若者)は百を超える国々の一千万の人々にスポーツの喜びを直接伝えることでしょう。

Choose Tokyo today and you choose a nation that is a passionate, proud, and a strong believer in the Olympic Movement. And which strongly desires to work together with the IOC in order to make the world a better place through the power of sport. We are ready to work with you. Thank you very much.

今日(=2013年9月8日(火))東京を選んでください。そうすれば、オリンピック運動の情熱的で誇り高く強固な信奉者である国民(=日本国民)を選ぶことになります。そしてスポーツの力を通じて世界をより良い場所にすべくIOC(国際オリンピック委員会)と協働することを強く願う国民でもあります。私どもはあなた方(IOC)と協働する準備ができています。ご清聴ありがとうございました。

(日本語訳: 原田俊明)

【参考3】

2013年9月8日(日)、ブェノサイレスのIOC総会で、7年後の2020年夏季オリンピック・パラリンピック大会の会場に東京が決定。東京はロンドン、パリ、ロサンゼルス、アテネに続く世界5番目の五輪複数回開催地に。

英国ヤフーの記事と読者の投稿

Olympic 2020: Tokyo Wins Bid To Host Games

Saturday 7th September 2013

By Enda Brady, Sky News Reporter | Sky New

https://uk.news.yahoo.com/tokyo-wins-bid-host-olympic-games-2020-202011982.html#h9dlfhR

Tokyo is celebrating a stunning victory in the race to host the Olympic and Paralympic games in 2020.

The Japanese capital saw off strong competition from Madrid and Istanbul on a night of high drama at the International Olympic Committee vote in Buenos Aires.

Madrid was eliminated in round one after initially finishing level on votes with Istanbul. A vote-off between the two cities saw the Turkish bid go through and the Spanish crash out. But the night predictably belonged to Tokyo.

Japan’s strong track record of successfully hosting major sporting occasions—one summer Games, two Winter games and a football World Cup in 2002—undoubtedly helped push votes their way.

The IOC’s Evaluation Commission visited each city in March of this year and left Japan hugely satisfied with what it had seen.

Anti-government riots and protests across Turkey this year did not help Istanbul’s bid, while economic uncertainty hung over Madrid’s efforts from the outset.

Tokyo also had the emotional pull of the March 2011 earthquake and tsunami, showing that triumph can emerge from tragedy.

Their bid team were frequently asked questions about the Fukushima nuclear reactor and recent concerns about contaminated water leaking from it, but they dealt with them. The reactor is 155 miles away from the host city and their prime minister was on hand in Argentina to reassure the IOC in person.

None of the bids had a ‘wow factor’ delegate like London 2012 had when it landed the Games in July 2005 with David Beckham in attendance, but Tokyo can be rightly proud of what it has achieved.

For Madrid (four unsuccessful bids) and Istanbul (five defeats) this will have been a particularly bitter blow.

For Tokyo the party may be in full swing, but the hard work starts tomorrow.

64 comments

Jerry Attrick • 2 hours 11 minutes ago

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The Japanese are very proud, hard working and resilient people, what they have gone through with Nuclear and Tsunami disasters goes beyond belief.

Congratulations Tokyo.

12 Replies

Dr Ivel • 2 hours 11 minutes ago

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A lot of ex prisoners of war wont share your sympathy...I have met a few.

Eye Catcher • 2 hours 6 minutes ago

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"What drivel Drivel"

Michael • 2 hours 0 minutes ago

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Did you meet any Nagasaki or Hiroshima survivors too Drivel?

A TOLERANT PAX • 1 hour 57 minutes ago

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3users disliked this commentA TOLERANT PAX Report Abuse

Oh Please! Enough of the war! We already enough to contend with rather than thinking about what happened 60 years ago.

Michael • 1 hour 52 minutes ago

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Well I for one am glad they got it. It should be a spectacular event.

Narrator • 1 hour 50 minutes ago

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You’re to laid back Pax, remember the Boar War the British were the first to use concentration camps not Hitler thousands of Afrikaner men women and children died in them.

LankyHamish • 1 hour 44 minutes ago

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There was barbarism on all sides. What Japan did to prisoners of war was horrible - but there is no excuse for what America did to them.

Eye Catcher • 1 hour 26 minutes ago

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The USA’s excuse was that the Japs would never give in and the war would go on for a very long time they were also concerned that the dare devil Japs would find similar targets like Pearl Harbour to attack, in other words the Yanks were scared.

John • 1 hour 21 minutes ago

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Don’t start wars, then mone about them, and get the Yanks to win them for you, dumb Brits, ya.

John • 1 hour 16 minutes ago

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The Brits don’t like it, but then the Brits don’t like each other,just Brits, ya.

Narrator • 1 hour 13 minutes ago

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John...Yay prat kack ne.. ya ya.

Mark • 1 hour 3 minutes ago

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fuck off john.

Sally • 1 hour 30 minutes ago

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Great city. Great people. Deserving winner. Well done Japan, show the world how good you are at organisation and timing.

Alan T • 57 minutes ago

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Madrid, Why should a bankrupt, corrupt country like Spain be given the chance to hold the Olympic games.

3 Replies

Brian • 58 minutes ago

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For exactly the same reason we got it....

Bumble • 45 minutes ago

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Madrid were going to put on a ‘cheap and cheerful’ games,Tokyo say they have 21 corporate sponsors lined up already. Money speaks big.

Brian • 41 minutes ago

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Tokyo are now starting to build up a stockpile of whale meat to meet local demand...

Richard • 31 minutes ago

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More sense than FIFA.

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Parrot • 34 minutes ago

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well that don’t take much.

Dr Ivel • 2 hours 9 minutes ago

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The committee had a yearning for a few Yen.

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Brian • 53 minutes ago

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They'll need to wrap up..it might be nippy!!

Bugsie • 1 hour 56 minutes ago

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Isn’t it time we cancelled the Olympics - most countries don’t have the funds to finance the games.

Why should the poor of these countries be made to pay for elite athletes.

6 Replies

LankyHamish • 1 hour 53 minutes ago

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They bid, that means they want it. Japan is a rich country. I hope that the Olympics never go away, because it’s nice to see countries working together.

Brian • 56 minutes ago

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Brazilians don’t see it that way (riots)....and most folk in Britain don't seem to be benefiting from the so called Olympic legacy...except in the South East!

Ojna Ojna... • 42 minutes ago

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The Olympics has become a big money wasting prestige event with just short lived local economic benefits and where most game winners not even manage to break world records.

LankyHamish • 34 minutes ago

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For the countries in the Olympics it's a chance to get themselves noticed. for a few brief weeks the eyes of the world are on that particular city. It puts different cultures in the spotlight, and the Olympics are actually a good thing, because not many things bring most of the worlds countries together like the Olympics do.

Ojna Ojna... • 24 minutes ago

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@LH....That's one way to put it. But nowadays the Olympics costs so much money that I find such a big waste for just the purpose to put one city on the map and bringing some countries and cultures together for hardly a month. The regular World Championships on athletics, swimming or other sports do exactly the same but are much cheaper.

Ojna Ojna... • 23 minutes ago

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...and the performances there are often better. Resulting in real world records.

LankyHamish • 2 hours 10 minutes ago

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I'm glad that Tokyo is hosting the Olympics. Granted, Istanbul would have been good, as Turkey has never hosted the Olympics before - but Tokyo just seems better. If I earn enough money and the Japanese are more competent with their tickets then I'm going.

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Big Geordie • 1 hour 28 minutes ago

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Will you be coming back? no offence but given the state of this country, it might be worthwhile taking politcal refuge over there and claiming persecution by our own government!

Jesse Woodson James • 2 hours 28 minutes ago

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better than any muslim kcufed up country.

4 Replies

A Yahoo! User • 2 hours 27 minutes ago

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Excellent racist comment Jesse. Your mother must be so proud to have dragged you up so well.

Mark • 2 hours 2 minutes ago

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AWWWWWWWWWW POOR LIL OL ESTANBULL

David • 2 hours 1 minute ago

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@ A Y U , that is assuming that Jesse knows who mummy is, never mind daddy.

Michael • 1 hour 59 minutes ago

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Can you be racist against Muslims? Didn't think Muslim was a race of people.

Geoff • 47 minutes ago

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Good luck Japan. I am glad you got the Vote.

Kim • 2 hours 8 minutes ago

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Excellent, rather than Turkey !!

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Gary D • 2 hours 1 minute ago

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Or Spain.

Brian • 56 minutes ago

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Why not Gibraltar? or Syria (funded by Russia)?

【参考4】

2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム白紙撤回騒動について英紙が報道

Tokyo 2020 Olympics logo scrapped after allegations of plagiarism

(2020年東京五輪のロゴが盗作の申し立てを受けて白紙撤回)

英ガーディアン紙(The Guardian

2015年9月1日(火) 10:43 BST / 9:43 GMT

https://www.theguardian.com/world/2015/sep/01/tokyo-2020-olympics-logo-scrapped-after-allegations-of-plagiarism

(詳細は英文記事本部へ)

記事の中で新国立競技場の白紙撤回騒動( https://www.theguardian.com/world/2015/jul/17/japan-scraps-zaha-hadids-tokyo-olympic-stadium-design )と、直接は無関係な2016年G7サミット用の三重県志摩市公認の海女の萌えキャラ「碧志摩(あおしま)メグ」が女性蔑視と批判された問題( https://observer.com/2015/08/japanese-citys-pornographic-mascot-rankles-locals/ )と、2019年ラグビーワールドカップ(ラグビーW杯)に向けた日本テレビのルール解説の動画に肌の露出の多い女性が登場したことが批判された問題( https://www.japantimes.co.jp/news/2015/08/24/national/nihon-tv-retracts-rugby-rule-explanatory-videos-amid-flap-scantily-clad-females/#.VeZU__m7LTq )と併せて、日本の国際イベントの準備を傷つける論争についてもリンク付きで報じる。

【参考5】

東京五輪招致で仏検察捜査 日本の銀行口座から送金か

NHKオンライン

2016年5月13日(金) 4:27 JST / 2016年5月12日(木) 19:27 GMT

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160512/k10010518691000.html?utm_int=news_contents_news-main_001 (リンク切れ)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160512/k10010518691000.html (リンク切れ)

https://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1463085647/

2020年夏のオリンピックの東京への招致に関連して日本側が国際陸上競技連盟に協賛金を支払ったと指摘されている問題で、フランスの検察当局は、日本の銀行の口座から、国際陸連の前会長の息子に関係するとみられる会社にオリンピック招致の名目でおよそ2億2000万円が振り込まれた可能性があるとして贈収賄などの疑いで捜査していることを明らかにしました。

この問題は、WADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会がことし1月、2020年夏のオリンピックの東京への招致を巡って、日本側が国際陸連などに多額の協賛金を支払ったと指摘したもので、フランスの検察当局が捜査を進めています。

検察当局は12日、これまでの捜査結果を公表し、日本の銀行の口座から国際陸連のディアク前会長の息子に関係するとみられるシンガポールの会社宛てに、2013年の7月と10月の2回にわたって、「東京オリンピック招致」の名目でおよそ2億2000万円が振り込まれた可能性があるとしています。そのうえで、金銭を不正に受け取った可能性があるシンガポールの会社などの関係者を贈収賄などの疑いで捜査していることを明らかにしました。

ディアク前会長は、東京への五輪招致が決定した2013年9月には、IOC=国際オリンピック委員会の委員を務めていて、開催地の決定に影響力を行使できる立場にあったとみられます。このためフランスの検察当局は、シンガポールの会社とディアク前会長などとの間の資金の流れや、オリンピック招致との関連の有無など、実態の解明を進める方針です。

組織委「ベストな提案で招致獲得と確信」

2020年東京オリンピックの招致を巡り、日本側から国際陸上競技連盟側に送金していた疑いが持たれている問題について東京オリンピック・パラリンピック組織委員会はこれまで、大会の招致にあたっていた「招致委員会」は組織委員会とは別組織でこうした問題には関与していないとの立場を明らかにしています。そのうえで組織委員会は「東京はIOC=国際オリンピック委員会にベストな提案をした結果として招致を獲得したものと確信している」とコメントし、今回の問題に反論しています。

IOC「フランス当局と連絡を取り合っている」

スイスのローザンヌに本部を置くIOC=国際オリンピック委員会は、12日、声明を発表し、IOCの元委員で、その後、名誉委員も務めていた国際陸連のディアク前会長について、不正に関与した疑惑が指摘された去年11月の時点で、事実上、職務を解いたことを明らかにし、オリンピックの招致などを巡る汚職対策の強化に向けて対策を講じていることを強調しました。

そのうえで、IOCの報道官はNHKの取材に対し、「われわれは、国際陸連への捜査を巡って、フランスの当局などと連絡を取り合っている。現時点では捜査の内容についてコメントしない」としています。

【NHKの情報源】

Tokyo Olympics: €1.3m payment to secret account raises questions over 2020 Games

(東京五輪: 130万ユーロ=約2億2千万円の秘密口座への送金が2020年大会への疑念を喚起)

英ガーディアン紙(The Guardian

2016年5月11日(水) 15:58 BST / 14:58 GMT

https://www.theguardian.com/sport/2016/may/11/tokyo-olympics-payment-diack-2020-games

(詳細は英文記事本文へ)

【その後の展開】

五輪開会式まであと四十六日に迫った2021年6月7日(月) 9:20頃、JOCの森谷靖(もりや やすし, 1968-2021)経理部長=52歳が都営地下鉄浅草線中延駅で電車に飛び込み自殺。

JOC経理部長が飛び込み自殺?海外メディアも相次いで反応

「五輪反対の高まりのなか、事故は起きた」

Sakisiru

ライター業 西谷格(にしたに ただす, b.1981)

2021年6月8日(火)

https://sakisiru.jp/3731

《駅に入ってから数十分》JOC経理部長が直面していた“財務状況” 電車飛び込み自殺か

「文春オンライン」特集班

2021年6月12日(土)

https://bunshun.jp/articles/-/46028

https://bunshun.jp/articles/-/46028?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/46028?page=3

https://bunshun.jp/articles/comment/46028

YouTube

https://www.youtube.com/results?search_query=JOCの52歳経理部長が地下鉄に飛び込み自殺

【参考6】

日本マスコミの報道しない自由

電通の名をひた隠しにして頬(ほお)かむりしてしまう電通支配の闇の構造

英ガーディアン紙(The Guardian)の図解説明に電通(Dentsu marketing company)の名が明記される

http://pbs.twimg.com/media/CiSXl_bUkAAc_P5.jpg:orig#.jpg

テレビ朝日の画面では電通の名をひた隠しに(NHKも同罪)

http://pbs.twimg.com/media/CiSXl9qUgAArw3Z.jpg:orig#.jpg

右のガーディアン紙報道には電通の名が記載されているが、左のテレビ朝日は電通の名をひた隠しにしている(NHKも同罪)

http://xn--nyqy26a13k.jp/wp-content/uploads/2016/05/CiO1jjGUUAAT_rM1ggg.jpg

暴露された租税回避地(tax haven)のリストにも電通が載っているが、それさえも日本マスコミは報道しない

パナマ文書記載の電通を報じない日本メディア一覧を東京都傘下のMXテレビ「上杉隆のニッポンの問題点」が報道

http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/5/5/550124e3.jpg

日本は報道自由度ランキングでアフリカの独裁国家以下の世界第72位。

【参考7】

洗脳広告代理店「電通」が画策するオリンピックと人類奴隷化計画!他

苫米地英人(とまべち ひでと, b.1959)、康芳夫(こう よしお, b.1937)対談

聞き手: 福田光睦(ふくだ みつちか, 生年不詳)

Tocana (トカナ)

2016年12月23日(金・祝)

http://tocana.jp/2016/12/post_11466_entry.html

http://tocana.jp/2016/12/post_11466_entry_2.html

http://tocana.jp/2016/12/post_11466_entry_3.html

(前略)

苫 「民主主義の基本は、《人間には順番を付けられない》というところから始まる。彼らは順番を付けて、ゼロ番は皇帝。1番は俺らの部下で各国を動かす、いわば奴隷の番号。いわば、オリンピック選手って全部奴隷ですよ。CMスポンサー、オリンピック委員会のために朝から晩まで運動してるんだからさ。でも、本人は奴隷と思ってない。喜んでやってるわけだからね」

康 「これはまったく電通の本質をついた話ですねえ」

苫 「だから僕はオリンピックが嫌いなんだよ。《人間に番号が付けられる》って堂々と宣言して、みんなが“おお1番だ!”ってやってる」

苫 「もちろん。オリンピックの最初の起こりは《皇帝の娯楽》だったわけだからね。“殺し合え、それを見て俺は楽しいぞ”というね。もちろんアスリートという職業は何の問題もないし、本人達の自己実現の場としてオリンピックが機能しているのは事実。でも、支配者側から見れば、出てるヤツは全員奴隷。支配者にとっては、選手達は“俺の鎖は金なんです”“銀なんです”“銅なんです”って、《鎖を自慢し合う奴隷たち》なんだから」

康 「今、オリンピック組織委員会には竹田(恆和)くんってのが委員長で、彼は明治天皇の子孫だけど、そのボスがさっき言った高橋くんなんだよ。彼らは慶応幼稚舎時代からの同級生で、今、フランス政府が日本に対して、高橋の身柄引き渡しを請求してるかもしれない。そういうところを日本政府はまったく明らかにしないから、仮に請求していたとしても、自動的に引き渡すとも限らない。でも、もし、フランス政府の身柄引き渡し請求に応じたら、その時点で東京オリンピックはパンクします」

苫 「なんにしろ、オリンピックはやめちゃうのが1番ですよ。人間に順番をつける行為は全部やめるべき」

(後略)

【動画】

東京オリンピックに水を差してすみません。

アシタノワダイ

2021年8月2日(月)

https://www.youtube.com/watch?v=f4CmX3pcPag

【参考8】

歴史に学ぶ女性とオリンピック

「女人禁制から女子率過去最高へ」オリンピック参加を勝ち取るまでのいばら道

プレジデント・オンライン

代々木ゼミナール公民科講師 蔭山克秀(かげやま かつひで)

2020年11月23日(月・祝)

https://president.jp/articles/-/40703

https://president.jp/articles/-/40703?page=2

https://president.jp/articles/-/40703?page=3

https://president.jp/articles/-/40703?page=4

https://trilltrill.jp/articles/1685581

【参考9】

2021年2月 森元総理の女性蔑視発言の波紋については、

日本の大学年表と女権と日英関係6(令和3年以降)

https://sites.google.com/site/xapaga/home/japanuniversitytimeline6

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20210207-00221225/

小見出し1: よくある形だけの謝罪

小見出し2: オリンピック創始者も女性差別主義者だった

小見出し3: 怒れる女性アスリート

森喜朗元会長が組織委の名誉最高顧問に浮上「税金返せ」と批判殺到

女性自身

2021年7月26日(月)

https://jisin.jp/domestic/2003674/

https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Jisin_2003674/

https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Jisin_2003674/pid_2.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/07fa0b99f0f8232c4ca447b78902252710be6647

https://news.yahoo.co.jp/articles/07fa0b99f0f8232c4ca447b78902252710be6647/comments

やましい人ほどよくしゃべる?不評だったバッハ会長の東京五輪開会式あいさつが表すこと

連載「おんなの話はありがたい」

朝日新聞社 AERA.dot

作家、ラブピースクラブ代表、アジュマブックス代表 北原みのり(きたはら みのり, b.1970)署名コラム

2021年7月27日(火)

https://dot.asahi.com/dot/2021072700029.html?page=1

https://dot.asahi.com/dot/2021072700029.html?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/825ba56575537483da168c960ae47ec70f315f29

https://news.yahoo.co.jp/articles/825ba56575537483da168c960ae47ec70f315f29?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/825ba56575537483da168c960ae47ec70f315f29/comments

【参考10】

揺れる体操界 英国元選手17人提訴へ、米指導者は死亡

朝日新聞デジタル

2021年2月27日(土)

https://www.asahi.com/articles/ASP2W32V4P2WUHBI008.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/92c6385f0fc0525a283759dc4f8e66f16640086d (リンク切れ)

[もとのBBCの英語記事]

British Gymnastics: Group of 17 women and girls taking legal action over alleged abuse

(英国体操界: 女性・少女の集団17人が申し立て中の虐待について提訴)

英国放送協会(BBC: British Broadcaasting Corporation)

2021年2月26日(金)

https://www.bbc.com/sport/gymnastics/56203877

【参考11】

「犠牲の分担」は公平かつ公正か

英紙東京支局長が問う「なぜ花見は中止するのに東京五輪は決行するのか」

クーリエ日本版(Courrier Japon

英タイムズ紙(The Times)東京支局長 リチャード・ロイド・パリー(Richard Lloyd Parry, b.1969)署名コラム

2021年3月25日(木)

https://courrier.jp/columns/238681/

https://news.yahoo.co.jp/articles/28215ebbe6f4bd955d280b6702772bd4ccf13446 (リンク切れ)

小見出し1: 政府のつらい仕事

小見出し2: 好きな花見が犠牲になるのは受け入れる

小見出し3: なぜ東京五輪は例外なのか

小見出し4: 「犠牲の分担」は公平かつ公正か

【参考12】

(漫画)東京オリンピックの衣装が明らかにおかしい件を漫画にしてみた(マンガで分かる)

アシタノワダイ

2021年6月29日(火)

https://www.youtube.com/watch?v=lp-AOZQ8X_U

【BBCが東京と大阪を混同したような五輪イントロ動画を流す】

Tokyo 2020 Olympics | Trailer - BBC

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2021年6月30日(水)

https://www.youtube.com/watch?v=Qrym1Lk3c1Q

【参考13】

【五輪開会式直前の炎上案件: Corneliusこと小山田圭吾問題】

開会式楽曲の小山田圭吾“障害者いじめ自慢”、五輪憲章に違反…障害者スポーツ協会幹部が憤慨

Business Journal (ビジネスジャーナル)

2021年7月16日(金)

https://biz-journal.jp/2021/07/post_238746.html

https://biz-journal.jp/2021/07/post_238746_2.html

https://biz-journal.jp/2021/07/post_238746_3.html

<いじめ五輪は国辱>りんたろー氏の小山田圭吾擁護に疑問

メディアゴン

東洋大学教授・博士(学術)、メディア学者 藤本貴之(ふじもと たかゆき, b.1976)

2021日7月18日(日)

http://mediagong.jp/?p=32363

https://news.yahoo.co.jp/articles/71a0ac4696f616054f7601952b026e0ff9a38a19

https://news.yahoo.co.jp/articles/71a0ac4696f616054f7601952b026e0ff9a38a19/comments

Tokyo Olympics composer resigns after admitting bullying disabled classmates

(東京五輪作曲家辞任 障碍を持つ級友をいじめたことを認め)

英ガーディアン紙(The Guardian

2021年7月19日(月)

https://www.theguardian.com/sport/2021/jul/19/tokyo-olympics-composer-keigo-oyamada-resigns-after-admitting-bullying-disabled-classmates

小山田圭吾、海外からも批判されて辞任…なぜウィキに「いじめ問題」は記載されてなかった?

光文社 Flash (フラッシュ

2021年7月19日(月)

https://smart-flash.jp/entame/150764

https://news.yahoo.co.jp/articles/0155bf6097e2f1f27b9977f135ed621b85e61cde

https://news.yahoo.co.jp/articles/0155bf6097e2f1f27b9977f135ed621b85e61cde/comments

小山田圭吾さん海外でも炎上してしまうww 【Tokyo Olympics Keigo Oyamada】

よし。

2021年7月19日(月)

https://www.youtube.com/watch?v=uwaMaewDl7Q

小山田氏問題。どこまで「いじめ」の内容を報じているか。国内と海外メディア、二つの断絶とは。

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

在仏国際関係研究者・執筆家・編集者 今井佐緒里(いまい さおり, 生年非公開)

2021年7月19日(月)

https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20210719-00248671

Tokyo Olympics: Composer Keigo Oyamada resigns over bullying at school

(東京五輪: 作曲家小山田圭吾辞任 学校でのいじめで)

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2021年7月20日(火)

https://www.bbc.com/news/world-asia-57891364

【東京五輪・パラ】 開会式担当の小山田圭吾氏、過去のいじめで辞任

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)日本語版

2021年7月20日(火)

https://www.bbc.com/japanese/57897417

小山田氏炎上でよみがえった罪深き「イジメ」傍観の記憶

あなたは彼に石を投げられますか?

JBpress

大倉隆弘(おおくら たかひろ, 生年非公開)

2021年7月21日(水)

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66151

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66151?page=2

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66151?page=3

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66151?page=4

「辞任は当然」か…? “小山田圭吾氏”騒動にみる「過去のいじめ」問題

被害者にとっては「過去」ではない

現代ビジネス

NPO法人World Open Heart理事長 阿部恭子(あべ きょうこ, b.1977)

2021日7月22日(木・祝)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85407

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85407?page=2

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85407?page=3

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85407?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/94f664cc4c7d0804398916bffb1db0057213d0b1

https://news.yahoo.co.jp/articles/94f664cc4c7d0804398916bffb1db0057213d0b1?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/94f664cc4c7d0804398916bffb1db0057213d0b1/comments

「小山田圭吾」がオリンピックに相応しくない最大の理由

「メディア営利」の軌跡が示す適性/不適性

JBpress

東京大学大学院准教授、作曲家、作家 伊東乾(いとう けん, b.1965)

2021年7月22日(木・祝)(執筆は2021年7月20日(火))

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=2

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=3

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=4

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=5

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=6

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66168?page=7

小山田圭吾〝壮絶イジメ〟の舞台となった学校が釈明「正確な説明困難」

東スポWeb

2021年7月23日(金・祝)

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3452394/

https://news.yahoo.co.jp/articles/da1f82561fec8ae78e7f9f17ea547d5a96d5a1ea

https://news.yahoo.co.jp/articles/da1f82561fec8ae78e7f9f17ea547d5a96d5a1ea/comments

小山田圭吾辞任でトラウマ蘇った30代男性の告白「いじめは校内犯罪である」

Newsポストセブン

日野百草(ひの ひゃくそう, b.1972)こと、本名 上崎洋一(うえさき ひろかず, b.1972)

2021年7月23日(金・祝)

https://www.news-postseven.com/archives/20210723_1677676.html?DETAIL

https://www.news-postseven.com/archives/20210723_1677676.html/2

https://www.news-postseven.com/archives/20210723_1677676.html/3

https://www.news-postseven.com/archives/20210723_1677676.html/4

https://news.yahoo.co.jp/articles/7686c6171d46ef31efaa54708a21d86b5bf1bbe0

「小山田圭吾」最大の疑問 当時24歳の立派な大人がなぜ平然とイジメ自慢をしたのか?

デイリー新潮

2021年7月23日(金・祝) 掲載

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/07240557/?all=1

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/07240557/?all=1&page=2

ヤフーニュース転載

2021年7月24日(土)

https://news.yahoo.co.jp/articles/32daa957ed7623ef1c7d0504fb9d6fe17c60dc72

https://news.yahoo.co.jp/articles/32daa957ed7623ef1c7d0504fb9d6fe17c60dc72?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/32daa957ed7623ef1c7d0504fb9d6fe17c60dc72?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/32daa957ed7623ef1c7d0504fb9d6fe17c60dc72?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/32daa957ed7623ef1c7d0504fb9d6fe17c60dc72/comments

小見出し1: 「心温まる話」と豪語も

イギリスのBBC(電子・日本語版)は7月20日、「【東京五輪・パラ】開会式担当の小山田圭吾氏、過去のいじめで辞任」の記事を配信した。(改行・後略)

【小山田圭吾】ガチで犯罪レベルのい◯めをしていた芸能人の話を漫画にしてみた(マンガで分かる)

アシタノワダイ

2021年7月27日(火)

https://www.youtube.com/watch?v=WwXCzFFGqEc

悪ふざけで私に障害残した同級生、SNSで晒すリア充ぶりに憤り

JBpress

ノンフィクション作家 柳原三佳(やなぎはら みか, b.1963)

2021年8月24日(火)

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66618

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66618?page=2

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66618?page=3

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66618?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/a837e821746333e161cda0a83c9f347f8e3ff328

https://news.yahoo.co.jp/articles/a837e821746333e161cda0a83c9f347f8e3ff328?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/a837e821746333e161cda0a83c9f347f8e3ff328?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/a837e821746333e161cda0a83c9f347f8e3ff328/comments

【参考14】

【五輪開会式直前の炎上案件: 小山田問題に続く小さな案件だが小物過ぎて海外報道なし】

小山田に続いてOUT! 絵本作家のぶみ氏は炎上常習男 逮捕歴33回「怪しい経歴」

東スポWeb

2021日7月21日(水)

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3444828/

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a034833571fe362946568e2abb544824db039dd

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a034833571fe362946568e2abb544824db039dd/comments

【参考15】

【五輪開会式前日に世界、特にアメリカの国際ユダヤ利権団体を敵に回して大炎上

【サイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)の抗議文】

SWC Condemns Anti-Semitic Remarks by Director of Opening Ceremony of Tokyo Olympics

(SWCは東京五輪開会式ディレクターによる反ユダヤ発言を糾弾する)

サイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC: Simon Wiesenthal Center)

2021年7月21日(水)

https://www.wiesenthal.com/about/news/swc-condemns-anti-semitic-1.html

中山氏、ユダヤ団体に連絡 五輪演出担当の問題で

共同通信社

2021年7月22日(木・祝)

https://rd.kyodo-d.info/np/2021072201001146?c=39546741839462401

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9ee4f9392d2e6ec2ceb461e21282bd7a694fda8

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9ee4f9392d2e6ec2ceb461e21282bd7a694fda8/comments

ユダヤ人権団体、小林賢太郎さんを非難 五輪開会式のショー担当

毎日新聞

デジタル報道センター

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/029000c

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf323874db9e58943b723a3209a003065800da1?tokyo2020

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf323874db9e58943b723a3209a003065800da1/comments

今度は演出担当者「五輪潰れかねない」 開会式前日の衝撃

毎日新聞

小林悠太(こばやし ゆうた)記者、田原和宏(たはら かずひろ)記者共同署名記事

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/057000c?inb=ys

小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ

毎日新聞

田原和宏(たはら かずひろ)記者署名記事

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/070000c

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec2b939a3eeaaca189e2749e2c47fabd33cc35f?tokyo2020

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec2b939a3eeaaca189e2749e2c47fabd33cc35f/comments

小林賢太郎氏「愚かな言葉選び、間違いだった」 解任でコメント

毎日新聞

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/080000c

橋本会長「五輪開会式は現在検討中」 小林賢太郎氏解任会見/1

毎日新聞

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/087000c

橋本会長「夢持てる開会式にしたい」 小林賢太郎氏解任会見/2

毎日新聞

2021日7月22日(木・祝)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/088000c

<東京五輪人事は国辱>開会式担当・小林賢太郎解任は当然

メディアゴン

東洋大学教授・博士(学術)、メディア学者 藤本貴之(ふじもと たかゆき, b.1976)署名コラム

2021日7月22日(木・祝)

http://mediagong.jp/?p=32402

Olympics opening ceremony director dismissed on eve of event

(五輪開会式のディレクターが直前に解任)

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2021年7月22日(木)=日本時間12:00台と13:00台のトップニュース

https://www.bbc.com/news/world-asia-57924885 (後に下記のように改訂)

Olympics opening ceremony director sacked for Holocaust joke

(五輪開会式のディレクターがホロコースト冗句で解任)

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2021年7月22日(木)

https://www.bbc.com/news/world-asia-57924885

【東京五輪・パラ】 開閉会式演出の小林氏を解任、過去にコントでホロコーストやゆ

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)日本語版

2021年7月22日(木)

https://www.bbc.com/japanese/57925143

【動画】

Olympics ceremony boss sacked over Holocaust joke - BBC News

(五輪式典責任者ホロコースト冗句で解任 BBCニュース)

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)

2021年7月22日(木)

https://www.youtube.com/watch?v=Sr7V6-6Y3ng

戦後、ナチハンターとして世界の反ユダヤ主義と戦ってきたホロコースト生存者サイモン・ウィーゼンタール氏

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

学術研究員・著述家 佐藤仁(さとう ひとし, 生年非公開)署名コラム

2021年7月22日(木・祝)

https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20210722-00249298

五輪開会式公式プログラム、発売中止 小林賢太郎氏解任で KADOKAWA

時事通信社

2021年7月23日(金・祝)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072300511&g=soc

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a67eb61f8cc232c19e5a6c1eeae9fff0cf7d2e5

「小林賢太郎・ホロコーストいじり」で五輪開会式は即中止に

日本を吹っ飛ばしかねない杜撰なクリエイティブ倫理

JBpress

東京大学大学院准教授、作曲家、作家 伊東乾(いとう けん, b.1965)署名コラム

2021年7月23日(金・祝)

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178?page=2

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178?page=3

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178?page=4

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178?page=5

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66178?page=6

https://news.yahoo.co.jp/articles/53ddca42450f47c9901acec896bc97d164f34a54

https://news.yahoo.co.jp/articles/53ddca42450f47c9901acec896bc97d164f34a54/comments

「森氏の謝罪は形だけ。オリンピックの創始者も正真正銘の女性差別主義者だった」米五輪専門家に聞く

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

在米ジャーナリスト 飯塚真紀子(いいづか まきこ)署名コラム

2021年2月7日(日)

開会式前日の演出担当者解任、ホロコースト、過去には雑誌廃刊

Wedge (ウェッジ)

元産經新聞論説委員長 樫山幸夫(かしやま ゆきお, 生年非公開)署名コラム

2021年7月26日(月)

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/23661

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/23661?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/3339a6541afb4386a0d1b6e4fce446e992c3d894

https://news.yahoo.co.jp/articles/3339a6541afb4386a0d1b6e4fce446e992c3d894/comments

小林賢太郎批判の「人権団体」、反差別の矛盾が酷い―日本のメディアにも課題

ヤフーニュース (Yahoo! News Japan)個人

フリーランスジャーナリスト 志葉玲(しば れい, b.1975)署名コラム

2021年7月29日(木)

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20210729-00250405

「ホロコースト揶揄問題」日本人の甘すぎる認識の衝撃〈AERA〉

朝日新聞社 AERA.dot

AERA 2021年8月16日(月)・8月23日(月)合併号より抜粋

NHK元記者、フリーランスジャーナリスト 池上彰(いけがみ あきら, b.1950)

外務省元主任分析官、作家 佐藤優(さとう まさる, b.1960)

構成: AERA編集部 三島恵美子(みしま えみこ, 生年非公開)

2021年8月13日(金)

https://dot.asahi.com/aera/2021081100021.html?page=1

https://dot.asahi.com/aera/2021081100021.html?page=2

https://dot.asahi.com/aera/2021081100021.html?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e71002b5863205e73abf868bfa9dd398451136

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e71002b5863205e73abf868bfa9dd398451136/comments

【参考16】

〈東京五輪開会式の闇〉「このやり方を繰り返す怖さ」「日本は終わってしまう…」 女性演出家MIKIKO氏を“排除” した「電通五輪」

「週刊文春」編集部

週刊文春 2021年4月1日(木)号掲載

2021年3月24日(水) 初出

文春オンラインに再掲

2021年7月24日(土)

https://bunshun.jp/articles/-/47354

https://bunshun.jp/articles/-/47354?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/47354?page=3

https://bunshun.jp/articles/photo/47354

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d27340d453dde17983043ac3c5d2144ecf355e5

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d27340d453dde17983043ac3c5d2144ecf355e5?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d27340d453dde17983043ac3c5d2144ecf355e5/comments

五輪開会式を巡るゴタゴタに国家と国民の絆の崩壊を感じた

AERA 2021年8月9日(月)号掲載

朝日新聞社 AERA.dot

東浩紀(あずま ひろき, b.1971)署名コラム

2021年8月3日(火)

https://dot.asahi.com/aera/2021080300022.html?page=1

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab41f657cdd0d7b9aad8567953f6239387773bb4

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab41f657cdd0d7b9aad8567953f6239387773bb4/comments

名古屋市長「メダル噛み」が余りにもタチが悪い訳

主役は選手、サービス精神でなくただの自己顕示欲

東洋経済

コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者 木村隆志(きむら たかし, b.1973)署名コラム

2021年8月5日(木)

https://toyokeizai.net/articles/-/446206

https://toyokeizai.net/articles/-/446206?page=2

https://toyokeizai.net/articles/-/446206?page=3

https://toyokeizai.net/articles/-/446206?page=4

「セクハラは突然やってくる」河村たかし市長の"金メダルかじり"のもつ本質的な問題点

プレジデント・オンライン

コラムニスト、朝日新聞社元記者 矢部万紀子(やべ まきこ, b.1961)署名コラム

2021年8月7日(土)

https://president.jp/articles/-/48647?page=1

https://president.jp/articles/-/48647?page=2

https://president.jp/articles/-/48647?page=3

https://president.jp/articles/-/48647?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c651928d10f063a1f90b53d5d7bf6ea6fde2a

https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c651928d10f063a1f90b53d5d7bf6ea6fde2a?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c651928d10f063a1f90b53d5d7bf6ea6fde2a?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c651928d10f063a1f90b53d5d7bf6ea6fde2a?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c651928d10f063a1f90b53d5d7bf6ea6fde2a/comments

MISIA「君が代」、ゲームテーマ曲の選手入場、ジョン・レジェンドら「イマジン」……東京五輪開会式を彩った音楽演出

Real Sound

向原康太(読み不明: むこうはら,むかいはら,むこはら,むかいばら,むこうばら,むこうばる こうた?, 生年不詳)

2021年7月24日(土)

https://realsound.jp/2021/07/post-821857.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebb40850b639ca9f8fc15631e923e58b76d49ce6

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebb40850b639ca9f8fc15631e923e58b76d49ce6/comments

名言なき東京五輪 代わりに「チャイニーズピープル」「最大限の愛情表現」が悪目立ち

東京スポーツ 東スポWeb

2021年8月7日(土)

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3504799/

https://news.yahoo.co.jp/articles/94b325fc16ee6b194cfd594d403cf1074afe958f

https://news.yahoo.co.jp/articles/94b325fc16ee6b194cfd594d403cf1074afe958f/comments

つぎはぎだらけの開閉会式で世界に発信してしまった「痩せ細った日本の姿」

プレジデント・オンライン

コラムニスト 河崎環(かわさき たまき, b.1973)署名コラム

2021年8月12(木)

https://president.jp/articles/-/48757?page=1

https://president.jp/articles/-/48757?page=2

https://president.jp/articles/-/48757?page=3

https://president.jp/articles/-/48757?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/88626ce8dd1f92009ccf711c0694cf03adc4d17e

https://news.yahoo.co.jp/articles/88626ce8dd1f92009ccf711c0694cf03adc4d17e?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/88626ce8dd1f92009ccf711c0694cf03adc4d17e?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/88626ce8dd1f92009ccf711c0694cf03adc4d17e?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/88626ce8dd1f92009ccf711c0694cf03adc4d17e/comments

「"ダメになっていく日本"を強く感じた」若者たちが東京五輪に失望した理由

50年前とは真逆の"衰退五輪"だ

プレジデント・オンライン

マーケティングアナリスト、信州大学特任教授 原田曜平(はらだ ようへい, b.1977)によるZ世代座談会

構成: 辻村洋子(つじむら ようこ, 生年非公開)

2021年8月13日(金)

https://president.jp/articles/-/48774

https://president.jp/articles/-/48774?page=2

https://president.jp/articles/-/48774?page=3

「直前まで問題噴出の五輪」若者たちが一番"ひどい"と感じたこと

隠ぺい体質、ジェンダー意識の低さ

プレジデント・オンライン

マーケティングアナリスト、信州大学特任教授 原田曜平(はらだ ようへい, b.1977)によるZ世代座談会

構成: 辻村洋子(つじむら ようこ, 生年非公開)

2021年8月14日(土)

https://president.jp/articles/-/48775

https://president.jp/articles/-/48775?page=2

https://president.jp/articles/-/48775?page=3

https://president.jp/articles/-/48775?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/b903a1377ef3f1ecdfb07ef5c3dfa19378611b93

https://news.yahoo.co.jp/articles/b903a1377ef3f1ecdfb07ef5c3dfa19378611b93?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/b903a1377ef3f1ecdfb07ef5c3dfa19378611b93?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/b903a1377ef3f1ecdfb07ef5c3dfa19378611b93/comments

「海老蔵さんの衣装の重さとか…知らんし(笑)」ドイツ公共放送で開会式を解説したマライさんが嘆く「無」のオリンピック

ドイツ国営放送ZDF東京特派員 マライ・メントラインさんインタビュー #1

文春オンライン

マライ・メントライン(Malei Mentlein, b.1983)インタビュー記事

https://bunshun.jp/articles/-/48087

https://bunshun.jp/articles/-/48087?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/48087?page=3

https://bunshun.jp/articles/-/48087?page=4

https://bunshun.jp/articles/comment/48087

「もしかして彼女が噂の“おもてなし”担当?」ドイツ公共放送で働くマライさんが東京オリンピックで再確認した日本の不思議

マライ・メントラインさんインタビュー #2

文春オンライン

ドイツ国営放送ZDF東京特派員 マライ・メントライン(Malei Mentlein, b.1983)インタビュー記事

2021年8月24日(火)

https://bunshun.jp/articles/-/48088

https://bunshun.jp/articles/-/48088?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/48088?page=3

https://bunshun.jp/articles/-/48088?page=4

https://bunshun.jp/articles/photo/48088

https://bunshun.jp/articles/comment/48088

https://news.yahoo.co.jp/articles/d85b0f8c2ecec4b3c959ca8774d6b34b7e0ea1b7

https://news.yahoo.co.jp/articles/d85b0f8c2ecec4b3c959ca8774d6b34b7e0ea1b7?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/d85b0f8c2ecec4b3c959ca8774d6b34b7e0ea1b7?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/d85b0f8c2ecec4b3c959ca8774d6b34b7e0ea1b7?page=4

「王、長嶋で喜ぶのは高齢者だけ」「まるで葬列…」“成功だった”はわずか18% 五輪開閉会式“バッハスピーチ”以上に批判が集まったのは?《東京オリンピックは成功したかアンケート結果発表》

文春オンライン

「文春オンライン」特集班

2021年8月24日(火)

https://bunshun.jp/articles/-/48082

https://bunshun.jp/articles/-/48082?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/48082?page=3

https://bunshun.jp/articles/-/48082?page=4

https://bunshun.jp/articles/comment/48082

https://bunshun.jp/articles/comment/48082#ulCommentWidget

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4?page=5

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4?page=6

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd8989f4b90288f00201cc72d08a79cbcff64e4/comments

「3兆円かけて、史上最低の内容…」「復興五輪はどこに?」“東京オリンピックは成功したかアンケート”結果発表 大会運営に“ダメ出し”連発《成功だったは18%》

文春オンライン

「文春オンライン」特集班

2021年8月24日(火)

https://bunshun.jp/articles/-/48083

https://bunshun.jp/articles/-/48083?page=2

https://bunshun.jp/articles/-/48083?page=3

https://bunshun.jp/articles/comment/48083

https://bunshun.jp/articles/comment/48083#ulCommentWidget

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5?page=3

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5?page=4

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5?page=5

https://news.yahoo.co.jp/articles/04a43a52d0d71394335f7d1556038a00cfe5c9b5/comments

【参考17】

開会式フルタイム(4時間03分08秒)

日本放送協会(NHK: Nippon Hōsō Kyōkai)

2021年7月24日(土) 公開

https://sports.nhk.or.jp/olympic/highlights/content/1feb8382-e3e5-4498-9bac-e250086c102e/?cid=dchk-yt-0723-olypara

【NHK】東京オリンピック開会式ハイライト | 東京オリンピック

日本放送協会(NHK: Nippon Hōsō Kyōkai)

2021年7月24日(土) 公開

https://www.youtube.com/watch?v=GrOBF27_Vu4

【NHK】開会式 ピクトグラム50個パフォーマンス! | 東京オリンピック

日本放送協会(NHK: Nippon Hōsō Kyōkai)

2021年7月24日(土) 公開

https://www.youtube.com/watch?v=GrOBF27_Vu4

【参考18】

五輪開会式・閉会式(Opening and Closing Ceremonies)予算合計

2004年アテネ五輪(Athens 2004) 約55億円

2008年北京五輪(Beijing 2008) 約110億円

2012年ロンドン五輪(London 2012) 約47億円とも約98億円とも

2016年リオ五輪(Rio de Janeiro 2016) 約4億円とも約10億円とも

2020年東京五輪(Tokyo 2020)=翌2021年開催 約165億円(一部報道)

【参考19】

【イギリス勢の助けを借りる五輪開会式】

ジョン・レジェンドら“五大陸”で合唱「イマジン」 ジョン&ヨーコ共作曲

日刊スポーツ

2021年7月23日(金・祝)

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202107230000885.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/07a30ac854bbe6e6e0549fb4e76819419222988e

https://news.yahoo.co.jp/articles/07a30ac854bbe6e6e0549fb4e76819419222988e/comments

開会式 鳩が飛ぶ中「翼をください」歌ったのはスーザン・ボイル

デイリースポーツ

2021年7月23日(金・祝)

https://www.daily.co.jp/olympic/tokyo2020/2021/07/23/0014528486.shtml

https://news.yahoo.co.jp/articles/7161e5c6a6bd787564747f0d56f1c920f71a8ba9

https://news.yahoo.co.jp/articles/7161e5c6a6bd787564747f0d56f1c920f71a8ba9/comments

聖火台点火曲はクイーン ブライアン・メイ「手をとりあって困難克服しよう」

スポーツ報知

2021年7月24日(土)

https://hochi.news/articles/20210724-OHT1T51018.html

https://www.yomiuri.co.jp/culture/hochi/20210724064-OHT1T51018/

https://news.yahoo.co.jp/articles/a50cb2a2bcf69fea787841a8c32b30e096414333

https://news.yahoo.co.jp/articles/a50cb2a2bcf69fea787841a8c32b30e096414333/comments

開会式の演出「時代を反映」 英各紙が好意的評価、辛口意見も

時事通信社

2021年7月24日(土)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072400207&g=int

http://www.news-digest.co.uk/news/news/uk-news/21383-2021-07-24.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae89007a42d36b1ba36cfcacff45ea1e24785e9d

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae89007a42d36b1ba36cfcacff45ea1e24785e9d/comments

【英国から見る東京五輪】タイムズ紙は開会式を「優雅、質素、精密」と表現

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

在英ジャーナリスト 小林恭子(こばやし ぎんこ, b.1958)署名コラム

2021年7月25日(日)

https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashiginko/20210725-00249649

東京オリンピック開会式で流れた美声の主はスーザン・ボイルだった! 世界中のファンがSNSで大盛り上がり【SPURセレブ通信】

集英社 Spur (シュプール) Happy Plus (ハピプラ)

Saki Wakamiya (漢字名・生年ともに不詳)

2021年7月26日(月)

https://spur.hpplus.jp/culture/celebritynews/202107/25/ESBwBYA/

https://news.yahoo.co.jp/articles/9361fc708897d97db7d13cda077a7010519b4da8

https://news.yahoo.co.jp/articles/9361fc708897d97db7d13cda077a7010519b4da8/comments

ブライアン・メイ単独インタビュー「団結し、手をとりあおう」

NHKニュースウェブ

国際部記者 佐藤真莉子(さとう まりこ, b.1988)

2021年7月30日(金)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210730/k10013163031000.html

【参考20】

【動画】「日本はいい仕事をした」と喝采…英国代表デーリーが公開した五輪選手村の自室&美景ショット

OLYMPIC VILLAGE TOUR! I Tom Daley

英国代表ダイバー トム・デイリー(Tom Daley, b.1994)選手=五日後に金メダル獲得

2021年7月21日(水)

https://www.youtube.com/watch?v=vrjaw7gksBo

https://encount.press/archives/200657/2/

選手村の多機能トイレに驚き 英国代表の自室公開に喝采「日本に金メダルを授与したい」

Encount

2021年7月26日(月)

https://encount.press/archives/200657/

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7830ff419710477d0c2eb549b60bb0d8614ad9c

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7830ff419710477d0c2eb549b60bb0d8614ad9c/comments

「とても思いやりがあるの」 英代表が日本のおもてなしに大感激「ありがとうヨコハマ」

Encount

2021年8月1日(日)

https://encount.press/archives/202778/

https://encount.press/archives/202778/2/

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad774b0f048dbc98ae8e73df54573b8e15fb7378/

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad774b0f048dbc98ae8e73df54573b8e15fb7378/comments

やはり無念だった無観客開催。英国人記者が感じた国際大会での日本人の“素晴らしさ”とは【東京五輪】

サッカーダイジェスト

スティーブ・マッケンジー(Steve MacKenzie, b.1968)

2021年7月30日(金)

https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=44597

https://news.yahoo.co.jp/articles/17327e1e042bddb9cea0c51adca5ff103ad69698

https://news.yahoo.co.jp/articles/17327e1e042bddb9cea0c51adca5ff103ad69698/comments

【特集】BBCワールドニュース初の日本人キャスターが伝えるコロナ禍の東京五輪 何をリポート?日本の状況はどう映る?

MBSニュース

2021年8月2日(月) 放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)転載

2021年8月3日(火)

https://www.mbs.jp/4chantv/news/kansai/article/2021/08/085092.shtml

https://news.yahoo.co.jp/articles/db797c04ca53d87a6b3bd6e05a125873ac582df0

https://news.yahoo.co.jp/articles/db797c04ca53d87a6b3bd6e05a125873ac582df0?page=2

https://news.yahoo.co.jp/articles/db797c04ca53d87a6b3bd6e05a125873ac582df0/comments

英国の“編み物王子”金メダリスト、夫はアカデミー賞受賞者

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

映画ジャーナリスト 斉藤博昭(さいとう ひろあき, 生年非公開)

2021年8月4日(水)

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/20210804-00251482

「金メダリストのように評されて当然だ」来日記者の間で話題の“コンビニ”を英誌絶賛!「最も便利なもののひとつ」【東京五輪】

The Digest (ザ・ダイジェスト)

2021年8月4日(水)

https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=44857

https://thedigestweb.com/topics_detail13_2/id=44857

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1ebad14b70d146a7d7e56d15d9c80d72f0bd3fa

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1ebad14b70d146a7d7e56d15d9c80d72f0bd3fa/comments

日本の五輪テレビ中継に見た驚き 英BBCキャスターが「競技より魅せられた」場面とは

The Answer (ジ・アンサー)

2021年8月4日(水)

https://the-ans.jp/tokyo-olympic/180021/

https://news.yahoo.co.jp/articles/653a6a82495c93a719146d49a17ad630ff6ae527

https://news.yahoo.co.jp/articles/653a6a82495c93a719146d49a17ad630ff6ae527/comments

ボランティアから労いの日本語 意味を知った英キャスターが驚愕「何という文化だ!」

The Answer (ジ・アンサー)

2021年8月4日(水)

https://the-ans.jp/tokyo-olympic/180033/

スケボー銅のブラウン「ヤバい」 宮崎生まれ13歳の日本語インタが「可愛い」と話題

The Answer (ジ・アンサー)

2021年8月4日(水)

https://the-ans.jp/tokyo-olympic/180066/

スケボー英代表で銅のスカイ・ブラウンは日本生まれ宮崎の中学生…「1年1組」も一日も登校していない

スポーツ報知

2021年8月5日(木)

https://hochi.news/articles/20210804-OHT1T51285.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/bea231afe2f175a6eb5224890e2f9143e2aa528c

https://news.yahoo.co.jp/articles/bea231afe2f175a6eb5224890e2f9143e2aa528c/comments

英紙が灼熱の東京五輪を〝拷問〟と報道 テニス・メドベージェフは試合中に「死ぬかもしれない」

東京スポーツ 東スポWeb

2021年8月6日(金)

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/3503443/

https://news.yahoo.co.jp/articles/84f203669111c17b3ee165aa3f294308d26c5a9a

https://news.yahoo.co.jp/articles/84f203669111c17b3ee165aa3f294308d26c5a9a/comments

[もとの英語記事]

Olympic athletes and volunteers in Tokyo ‘tortured’ by hottest Games ever

(東京五輪選手とボランティアが史上最も暑い大会に「拷問」を受ける)

英ガーディアン紙(The Guardian

2021年8月5日(木)

https://www.theguardian.com/environment/2021/aug/05/olympic-athletes-and-volunteers-in-tokyo-tortured-by-heat

話題になった各国代表のカタカナウェアが大人気 英ファンも「このTシャツ欲しい!」

The Answer (ジ・アンサー)

2021年8月7日(土)

https://the-ans.jp/tokyo-olympic/181311/

https://the-ans.jp/tokyo-olympic/181311/2/

https://news.yahoo.co.jp/articles/7eb5ae3fca5021ba46456d1766fe76efd83dbdbb

https://news.yahoo.co.jp/articles/7eb5ae3fca5021ba46456d1766fe76efd83dbdbb/comments

英紙「忘れられない大会に」―東京五輪、「問題抱えていた」とも指摘

英国ニュースダイジェスト

2021年8月9日(月)

http://www.news-digest.co.uk/news/news/uk-news/21415-2021-08-09.html

【英国から見た東京五輪】もはや「みんなで応援する」ものではなくなった?

ヤフーニュース(Yahoo! Japan News)個人

在英ジャーナリスト 小林恭子(こばやし ぎんこ, b.1958)

2021年8月13日(金)

https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashiginko/20210813-00252448

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