前期06「イギリス文化論」(2021/ 4/22) 春を歌った詩を二編

シェイクスピア(William Shakespeare, 1564-1616)が1599年または1600年初に執筆した

喜劇 『お気に召すまま』(As You Like It)から第五幕三場(Act 5, Scene 3)

原文(Original text)

和譯(Japanese translation)

PAGES

童の甲

童の乙

(sing)

(歌ふ。)

15 It was a lover and his lass,

15 若い男とさるおむすとが

16 With a hey, and a ho, and a hey nonino,

16 ヘイやホー、あ、ヘイやホー、ヘイ、ノンノー!

17 That o’er the green cornfield did pass

17 手に手、取りあうて、麥畑(むぎばたけ)通る。

18 In spring time, the only pretty ring time,

18 頃は春先き、嫁取り時節、

19 When birds do sing, Hey ding a ding, ding:

19 鳥もさへづる、浮かれて鳥も。

20 Sweet lovers love the spring.

20 戀(こひ)に嬉しい春ぢゃもの。

21 Between the acres of the rye,

21 高う伸びたるライ麥ばたけ、

22 With a hey, and a ho, and a hey nonino

22 ヘイやホー、あ、ヘイやホー、ヘイ、ノンノー!

23 These pretty country folks would lie,

23 中に臥()轉(ころ)んだ其若い同志(どし)。

24 In springtime, the only pretty ring time,

24 頃は春先き、嫁取り時節、

25 When birds do sing, Hey ding a ding, ding.

25 鳥もさへづる、浮かれて鳥も。

26 Sweet lovers love the spring.

26 戀に嬉しい春ぢゃもの。

27 This carol they began that hour,

27 そして歌ふた此田舎唄、

28 With a hey, and a ho, and a hey hey nonino,

28 ヘイやホー、あ、ヘイやホー、ヘイ、ノンノー!

29 How that a life was but a flower

29 人の一生は、なァ、花(はな)一時(ひとゝき)よ。

30 In springtime, the only pretty ring time,

30 頃は春先き、嫁取り時節、

31 When birds do sing, Hey ding a ding, ding.

31 鳥もさへづる、浮かれて鳥も。

32 Sweet lovers love the spring.

32 戀に嬉しい春ぢゃもの。

33 And therefore take the present time,

33 それが定(ぢやう)なら、今こそ時よ。

34 With a hey, and a ho, and a hey hey nonino;

34 ヘイやホー、あ、ヘイやホー、ヘイ、ノンノー!

35 For love is crownèd with the prime

35 今こそ戀路の其(その)峠(たうげ)みち。

36 In springtime, the only pretty ring time,

36 頃は春先き、嫁取り時節、

37 When birds do sing, Hey ding a ding, ding.

37 鳥もさへづる、浮かれて鳥も。

38 Sweet lovers love the spring.

38 戀に嬉しい春ぢゃもの。

坪內逍遙(つぼうち せうえう; つぼうち しょうよう, 1859-1935)譯

『新修シェークスピヤ全集 第十九卷』(中央公論社, 1934年)より

『お氣に召すまゝ』

(参照書籍)

『ザ・シェークスピア―全戯曲 [全原文+全訳] 全一冊』(第三書館, 2007年)

(参照メディア)

新潮社・NEC『CD-ROM版 シェイクスピア大全』(新潮社, 2003年)

(参照サイト)

物語倶楽部

https://web.archive.org/web/20040906214544/http://www.sm.rim.or.jp/~osawa/AGG/asyoulikeit/asyoulikeit-5-3.html

現代語訳(Modern translation)

和訳(Japanese translation)

PAGES

(sing)

小姓1・2 (歌う)

15 There was a lover and his girl,

15 恋人同士が手をとって

16 With a hey, and a ho, and a hey-nonny-no,

16 そら、ヘイ、ホ、ヘイ・ノニノー

17 Who walked through the cornfield

17 緑の畑を踏み行けば

18 In the springtime, the only proper wedding time,

18 時は契りを交わす春

19 The time when birds sing, Hey ding-a-ding-ding.

19 鳥もさえずる、ヘイ・チ・チ・チ

20 Sweet lovers love the spring.

20 恋人たちは春が好き。

21 Between the acres of rye,

21 ライ麦畑にかこまれて

22 With a hey, and a ho, and a hey-nonny-no

22 そら、ヘイ、ホ、ヘイ・ノニノー

23 The pretty country folk would lie

23 かわいい二人が寝ころべば

24 In the springtime, the only proper wedding time,

24 時は契りを交わす春

25 The time when birds sing, Hey ding-a-ding-ding.

25 鳥もさえずる、ヘイ・チ・チ・チ

26 Sweet lovers love the spring.

26 恋人たちは春が好き。

27 They wrote this song at that time,

27 そこで二人は歌い出す

28 With a hey, and a ho, and a hey-nonny-no,

28 そら、ヘイ、ホ、ヘイ・ノニノー

29 About how life was as short-lived as a flower

29 花のいのちのはかなさを

30 In the springtime, the only proper wedding time,

30 時は契りを交わす春

31 The time when birds sing, hey ding-a-ding-ding.

31 鳥もさえずる、ヘイ・チ・チ・チ

32 Sweet lovers love the spring.

32 恋人たちは春が好き。

33 So seize the present time,

33 のがすな二度とこぬ春を

34 With a hey, and a ho, and a hey-nonny-no,

34 そら、ヘイ、ホ、ヘイ・ノニノー

35 For love is all perfection

35 恋の花咲くこのときを

36 In the springtime, the only proper wedding time,

36 時は契りを交わす春

37 The time when birds sing, Hey ding-a-ding-ding.

37 鳥もさえずる、ヘイ・チ・チ・チ

38 Sweet lovers love the spring.

38 恋人たちは春が好き。

小田島雄志(おだしま ゆうし, b.1930)訳

『シェイクスピア全集 全七巻』(白水社, 1973-80年)より

『お気に召すまま』(白水社 白水Uブックス 第21巻, 1983年)

(参照メディア)

新潮社・NEC『CD-ROM版 シェイクスピア大全』(新潮社, 2003年)

(参照サイト)

Sparknotes Online

http://www.shakespeare-online.com/plays/asu_5_3.html

Sparknotes: No Fear Shakespeare

http://nfs.sparknotes.com/asyoulikeit/page_222.html

【歌曲】

シェイクスピアと同時代に活躍した作曲家トマス・モーリー(Thomas Morley, 1557?-1602)によるルネサンス歌曲

古楽器群伴奏ソプラノ版、3:39からリュート伴奏テノール版(中文繁体字と和文の字幕付)

https://www.youtube.com/watch?v=EKOTOu2NvVA

同曲のアーチリュート伴奏ソプラノ版

https://www.youtube.com/watch?v=en0qYfb77ak

同曲のリュート伴奏テノール版

https://www.youtube.com/watch?v=tQ3XbrnLRM0

同曲の女性合唱版

http://www.youtube.com/watch?v=Wz8fL0u-x6A

同曲をBBCのテレビ映画(1978年)で聴く

http://www.youtube.com/watch?v=rPOz01Ckxvo (リンク切れ)

伊独ユダヤ系英国人作曲家フィンジ(Gerald Finzi, 1901-56)作曲による近代歌曲

https://www.youtube.com/watch?v=ZiOMbGYs5Xs

【比較参考1】

十九世紀フランスの大作曲家ベルリオーズによる春の歌

(歌曲集の題名は『夏の夜』だが、1曲目では春の訪れを歌う)

ベルリオーズの歌曲集 『夏の夜』(1841, ‘43 & ‘56年)から最初の2曲を仏和対訳

https://sites.google.com/site/xapaga/home/berliozlesnuits

【比較参考2】

二十世紀末にイギリスで人気のあった日本のポップバンド Pizzicato Five

ピチカート・ファイヴ「ベイビィ・ポータブル・ロック」(1996年)歌詞和英対訳

https://sites.google.com/site/xapaga/home/pizzicatofive_babyportablerock

【比較参考3】

十九世紀末から二十世紀初頭(明治から大正)にかけて作られた日本の春の歌6曲

武島羽衣(たけしま はごろも, 1872-1967)こと、本名 武島又次郎(たけしま またじらう, 1872-1967)作詞、瀧廉太郎(たき れんたらう, 1879-1903)作曲「花」(1900年=明治卅三年)

小川明子(おがわ あきこ)アルト独唱、山田啓明(やまだ ひろあき)ピアノ伴奏(2014年=平成廿六年)

https://www.youtube.com/watch?v=CGm3oMy-u8Y

土井晩翠(本名 つちゐ ばんすい; 通称 どゐ ばんすい, 1871-1952)作詞、瀧廉太郎(たき れんたらう, 1879-1903)作曲「荒城(くゎうじやう)の月」(1901年=明治卅四年)

ドイツのロックバンド、スコーピオンズによるフランス公演(1979 or ’80)

https://www.youtube.com/watch?v=l1Xs_Oj2hEQ

高野辰之(たかの たつゆき, 1876-1947)作詞、岡野貞一(おかの ていいち, 1878-1941)作曲「春が來た」(1910年=明治卌三年)

安藤八重子(あんどう やえこ)と名称不明の児童合唱団

https://www.youtube.com/watch?v=FJGUzzQmai0

高野辰之(たかの たつゆき, 1876-1947)作詞、岡野貞一(おかの ていいち, 1878-1941)作曲(?)「春の小川」(1912年=明治卌五年)

名称不明の児童合唱団

https://www.youtube.com/watch?v=-OvB5RqHaeg

吉丸一昌(よしまる かずまさ, 1873-1916)作詞、中田章(なかだ あきら, 1886-1931)作曲「早春賦(さうしゆん ふ)」(1913年=大正二年)

日本合唱協会(1984年=昭和五十九年)

https://www.youtube.com/watch?v=7dFV9ImVevo

高野辰之(たかの たつゆき, 1876-1947)作詞、岡野貞一(おかの ていいち, 1878-1941)作曲「朧月夜(おぼろ づき よ)」(1914年=大正三年)

ドイツのヴェルニゲローデ合唱団

https://www.youtube.com/watch?v=SplMNwdizKc

ワーズワース(William Wordsworth, 1770-1850)の名詩 ‘The Daffodils’ (1804) の原文と和訳8種

原文第1連

I wander’d lonely as a cloud

That floats on high o’er vales and hills,

When all at once I saw a crowd,

A host of golden daffodils,

Beside the lake, beneath the trees,

Fluttering and dancing in the breeze.

我(われ)さまよふは獨(ひと)り雲(くも)の如(ごと)くに、

谷間(たにま)や低山(ていざん)に浮()かぶ雲(くも)の如(ごと)くに。

と、そのとき我(われ)の目()にするは夥(おびたゞ)しく

群()れ爲()す黃金(こがね)なる喇叭(らつぱ)水仙(ずいせん)、

湖水(こすい)の畔(ほとり)、木々(きゞ)の下(した)、

ひら/\舞()ふは微風(そよかぜ)の中(なか)。

原田俊明(はらだ としあき, b.1968)試譯「喇叭(らっぱ)水仙(ずいせん)」

谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、

われひとりさ迷い行けば、

折りしも見出でたる一群の

黄金(こがね)色に輝く水仙の花、

湖のほとり、木立の下に、

微風に翻りつつ、はた、踊りつつ。

田部重治(たなべ じゅうじ, 1884-1972)訳「水仙」

谷や丘の上たかく浮ぶ雲のように

私はひとりさまよいあるいていた。

そのときふと目にしたのは

金色の水仙の大群が

湖(みずうみ)のほとり、木立の下で

そよ風にひるがえりおどるさま。

前川俊一(まえかわ しゅんいち, 1908-93)訳「水仙」

谷を越え山を越えて空高く流れてゆく

白い一片の雲のように、私は独り悄然(しょうぜん)としてさまよっていた。

すると、全く突如として、眼の前に花の群れが、

黄金色に輝く夥(おびただ)しい水仙の花の群れが、現れた。

湖の岸辺に沿い、樹々の緑に映え、そよ風に

吹かれながら、ゆらゆらと揺れ動き、踊っていたのだ。

平井正穂(ひらい まさお, 1911-2005)訳「水仙」

谷また丘の空高く

ひとり漂う雲のごと

さまようわれのふと見しは

群れ集いたる黄水仙

湖水のほとり木々の下

風にひらめき踊るなり

上島建吉(かみじま けんきち, 1931-2015)訳「黄水仙」

私は突然私が群集、金ラッパスイセンの多くに、湖の側で、微風でなびき、踊る木の下で会ったときに、valesおよび丘上の最高で浮かぶ雲として孤独さまよった。

グーグル翻訳(Google Translate)、2006年6月9日(土)

私は高いバレスと丘の上に浮かぶ雲、として寂しいさまよったときに、すべてで、私は風で群衆、木々の下に湖の横に金色の水仙のホスト、、、ひらひらと踊りを見た後に。

グーグル翻訳(Google Translate)、2015年4月19日(日)

谷の上に高さに浮かぶ雲、そして、丘のように、私は孤独にぶらつきました。そのとき、突然、私は、木の下で、湖のそばの群衆(多数の金色のスイセン)がドタバタしていて、微風の中で踊っているのを見ました。

ヤフー翻訳、2015年4月19日(日) & 2017年4月13日(木)

私は谷と丘の上に浮かぶ雲のように孤独にさまよいました。一瞬に一人の群衆、木々の下の湖のそばの金色の水仙の群れが、風に舞いながら踊っていました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2017年4月13日(木) & 2018年4月18日(水)

私が浮かぶ高値や丘のすべてを一度に群衆、木の下、ひらひらと風に舞う、湖のそばの水仙のホストを見たとき雲として孤独な放浪。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果1、2017年4月13日(木)

ときにすべての私は風になびくと踊って、木々の下に湖のそばに群衆、黄金の水仙のホストを、見た後で、私は、バレスと丘の上に高に浮かぶ雲のように孤独さまよいました。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果2、2017年4月13日(木)

湖の脇、木々の下、たくさんの金色の水仙の群れが風になびくように舞うとき、私は高層階に広がる雲のように寂しく散歩しました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2019年5月2日(木・祝)

高い谷や丘に浮かぶ雲のように孤独にさまようと、湖のそば、木々の下、たくさんの金色の水仙がそよ風に舞いながら舞っていたのを一目で見ました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2020年4月29日(水・祝)

私は、高い渓谷や丘に浮かんでいる雲のように、孤独にさまよいましたが、湖のほとり、木々の下で、そよ風にはためき、踊っている、たくさんの金色の水仙を一度に見ました。

みらい翻訳(MiraiTranslate)、2020年4月29日(水・祝)

原文第2連

Continuous as the stars that shine

And twinkle on the milky way,

They stretched in never-ending line

Along the margin of a bay:

Ten thousand saw I at a glance

Tossing their heads in sprightly dance.

聯續(れんぞく)する樣(さま)、星(ほし)の如(ごと)くに、輝(かゞや)き

煌(きらめ)く夜空(よぞら)の銀河(ぎんが)と成()りて、

花々(はな/\゛)は伸()び行()き、終(をは)りなき列(れつ)を爲()し、

沿()ひ行()くは入()り江()の淵(ふち)。

一萬(いちまん)の花(はな)を我(われ)はひと目()にて見()ぬ、

頭(かぶり)を搖()さ振()る樣(さま)、妖精(えうせい)の愉快(ゆくゎい)に踊(おど)るが如(ごと)し。

原田俊明(はらだ としあき, b.1968)試譯「喇叭(らっぱ)水仙(ずいせん)」

天(あま)の河(がわ)に輝やきまたたく

星のごとくに打ちつづき、

彼らは入江の岸に沿うて、

はてしなき一列となりてのびぬ。

一目にはいる百千(ももち)の花は、

たのしげなる踊りに頭をふる。

田部重治(たなべ じゅうじ, 1884-1972)訳「水仙」

銀河にひしめいて

ひかりまたたく星屑(ほしくず)のよう

彼等は入り江のふちにそって

目路(めじ)のかぎりつらなっていた。

一目見てざっと一万の花が

頭をふり立て陽気におどっているのだ。

前川俊一(まえかわ しゅんいち, 1908-93)訳「水仙」

夜空にかかる天の川に浮かぶ

燦(きら)めく星の群れのように、水仙はきれめなく、

入江を縁どるかのように、はてしもなく、

蜿蜒(えんえん)と一本の線となって続いていた。

一目見ただけで、ゆうに一万本はあったと思う、

それが皆顔をあげ、嬉々として踊っていたのだ。

平井正穂(ひらい まさお, 1911-2005)訳「水仙」

きらめく星の切れ目なく

連なる銀の河に似て

涯(はて)なく続くその帯は

汀に沿いて延びるなり

ひとめ百千(ももち)の花頭

風に吹かれて踊るなり

上島建吉(かみじま けんきち, 1931-2015)訳「黄水仙」

銀河で照り、光る星として連続的、それらは湾の差益に沿う終ることがないラインで伸びた。快活なダンスの頭部を投げる10,000の鋸I一目で。

グーグル翻訳(Google Translate)、2006年6月9日(土)

連続輝きと天の川にきらきら星のように、彼らは湾のマージンに沿った線を終わることのないで伸ばした。十千は活発な踊りで自分の頭を投げ一目で私を見ました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2015年4月19日(日)

輝いて、乳白色の方法できらめく星として連続的で、彼らは湾のはずれに沿って、決して終わらない線で伸びをしました。 活発なダンスにおいて彼らの頭を反らせている一瞥の1万ののこぎりI。

ヤフー翻訳、2015年4月19日(日) & 2017年4月13日(木)

星のように光り輝く輝く星のように、彼らは湾の縁に沿って終わりのない線に伸びていました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2017年4月13日(木)

その輝き、天の川に輝く星のように連続的な彼らは湾の縁の終わることのない行で伸ばして: 1 万舞ってで彼らの頭を投げ一目で私を見た。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果1、2017年4月13日(木)

連続輝きと天の川に輝く星のように、彼らは湾のマージンに沿った線を決して終わることのないに延伸:1万が活発なダンスで自分の頭を投げ一目で私を見ました。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果2、2017年4月13日(木)

連続して星のように光り輝き、淡い輝きを放つ彼らは、湾の縁に沿って終わりのない線に広がりました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2018年4月18日(水)

天の川のように輝く星のように連続して、それらは湾の縁に沿って終わりのない線で伸びました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2019年5月2日(木・祝)

天の川に輝き、きらきら輝く星のように、湾の縁に沿って、終わりのない線で伸び続けました。 一万人が私が一目で彼らの頭をきらきらと踊りながら投げているのを見ました。

グーグル翻訳(Google Translate)、2020年4月29日(水・祝)

乳白色に輝く星が連なり、湾の縁に沿って果てしなく連なる。1万年には、私がちらっと見ただけで、元気よく踊っている彼らの頭を振っているのが見えました。

みらい翻訳(MiraiTranslate)、2020年4月29日(水・祝)

原文第3連

The waves beside them danced, but they

Out-did the sparkling waves in glee:

A poet could not be but gay

In such a jocund company!

I gazed─and gazed─but little thought

What wealth the show to me had brought.

湖(みずうみ)の小波(こなみ)も傍(かたは)らにて踊(おど)りしが、花々(はな/\゛)こそ

さんざめく波(なみ)に勝(まさ)れり、その喜(よろこ)びに於(おひ)てこそ。

一介(いつかい)の詩人(うたびと)たる者(もの)、陽氣(えうき)に成()らざるを得()ん、

斯樣(かやう)に愉快(ゆくゎい)なる仲間(なかま)と共(とも)に在()らば。

我(われ)は見詰(みつ)め、そして見詰(みつ)めしが、考(かんが)へ樣(やう)も無()かりき、

如何(いか)なる幸(さち)を花(はな)の一座(いちざ)が我(われ)に齎(もたら)しきか。

原田俊明(はらだ としあき, b.1968)試譯「喇叭(らっぱ)水仙(ずいせん)」

ほとりなる波は踊れど、

嬉しさは花こそまされ。

かくも快よき仲間の間には、

詩人(うたびと)の心も自ら浮き立つ。

われ飽かず見入りぬ─されど、

そはわれに富をもたらせしことには気付かざりし。

田部重治(たなべ じゅうじ, 1884-1972)訳「水仙」

まわりの波もおどっていた。しかし彼等の歓(よろこ)びようは

きらめく波を上まわっていた。

このようにたのしげな連中に出逢っては

詩人もこころうかれざるを得ない。

私はただ見とれていたが、その眺めが

どのような富を私にもたらしたか、気付かなかった。

前川俊一(まえかわ しゅんいち, 1908-93)訳「水仙」

入江の小波(さざなみ)もそれに応じて踊ってはいたが、さすがの

燦めく小波でも、陽気さにかけては水仙には及ばなかった。

かくも歓喜に溢れた友だちに迎えられては、苟(いやしく)も

詩人たる者、陽気にならざるをえなかったのだ!

私は見た、眸(ひとみ)をこらして見た、だがこの情景がどれほど豊かな

恩恵を自分にもたらしたかは、その時には気づかなかった。

平井正穂(ひらい まさお, 1911-2005)訳「水仙」

かたえの波もともどもに

きらめき躍る嬉しさに

詩人(うたびと)われも心浮き

愉しき仲間に加わりぬ

眺め眺めてその後に

残りし富を悟らざり

上島建吉(かみじま けんきち, 1931-2015)訳「黄水仙」

それらの側の波は踊ったが、歓喜の光っている波をしのいだ。詩人はあまりjocund会社のゲイあることができなかった! 私はどんな富を私へのショーが持って来たか小さい思考熟視した、が、熟視した。

グーグル翻訳(Google Translate)、2006年6月9日(土)

横に波が踊ったが、彼らは喜びに輝く波を外でした。詩人は、そのような陽気な会社で同性愛者にすぎないことができませんでした!私はじっとして見つめたが、少し私にはショーが持ってきたものを富と思った。

グーグル翻訳(Google Translate)、2015年4月19日(日)

彼らのそばの波は踊りました、しかし、彼らは発泡性波に歓喜ではまさりました。 詩人は、そのような陽気な会社でゲイ以外ではありえませんでした! 私は見つめて、見つめたが、私へのショーがどんな富をもたらしたかについて、ほとんど考えませんでした。

ヤフー翻訳、2015年4月19日(日) & 2017年4月13日(木)

彼らのそばの波は踊ったが、彼らは喜んで輝く波を打ち消した。詩人は同性愛者だけではない。そのようなジョクンドの会社で! 私は目を凝視して目を眩ませたが、私に見せた富は何をもたらしたのかほとんど考えなかった。

グーグル翻訳(Google Translate)、2017年4月13日(木)

横に波が踊っていたが、彼らは喜びで輝く波をしのいだ: 詩人はこのような陽気な交流において会社がゲイかもしれない!私はじっと見つめていたが、少し考えて私にショーを持っていたどのような富。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果1、2017年4月13日(木)

横に波が踊ったが、彼らは歓喜にきらめく波を外でした:詩人は、このような嬉々たる企業では同性愛者にすぎないことができませんでした!私は見つめと見つめたが、少し私にショーを持っていたもの、富と思いました。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果2、2017年4月13日(木)

彼らのそばの波は踊りましたが、彼らは喜んで輝く波を打ち消しました。そのようなジョコンドの会社では、詩人は同性愛者だけではありませんでした! 私は目を配りし、目を眩ませたが、私にもたらした富は何をもたらしたのかほとんど考えなかった。

グーグル翻訳(Google Translate)、2018年4月18日(水)

彼らのそばの波は踊りました、しかし、彼らは歓喜で輝いている波を上回りました:詩人はそのような中傷的な会社で同性愛者であることができなかった! 私は凝視しました - そして凝視しました - しかし私にショーがどんな富をもたらしたかについてほとんど考えませんでした。

グーグル翻訳(Google Translate)、2019年5月2日(木・祝)

彼らの横にある波は踊ったが、きらめく波はそれをしのいだ。 詩人はそのような冗談の会社で同性愛者であり得なかったでしょう! 私はじっと見つめていたが、ショーが私にもたらした豊かさをほとんど考えていなかった。

グーグル翻訳(Google Translate)、2020年4月29日(水・祝)

そばの波は踊りましたが、きらめく波は上機嫌でした。詩人はこんな陽気な仲間の中では陽気にしかなれないだろう。私はじっと見ていましたが、そのショーがもたらした富についてはほとんど考えていませんでした。

みらい翻訳(MiraiTranslate)、2020年4月29日(水・祝)

原文第4連

For oft, when on my couch I lie

In vacant or in pensive mood,

They flash upon that inward eye

Which is the bliss of solitude;

And then my heart with pleasure fills

And dances with the daffodils.

と申(まう)すのも、我(われ)しばし長椅子(ながいす)に橫(よこ)たはり、

心(こゝろ)虛(うつ)ろ物思(ものおも)ひに沈(しづ)む時(とき)、

あの情景(じやぅけい)が內(うち)なる眼(まなこ)に閃(ひらめ)く樣(さま)、

是(これ)ぞ孤獨(こどく)の醍醐味(だいごみ)ぞ。

そして我()が心(こゝろ)は歡(よろこ)びに滿()ち、

共(とも)に踊(おど)るは喇叭(らっぱ)水仙(ずいせん)。

原田俊明(はらだ としあき, b.1968)試譯「喇叭(らっぱ)水仙(ずいせん)」

心うつろに、或いは物思いに沈みて、

われ長椅子に横たわるとき、

独(ひと)り居()の喜びなる胸の内に、

水仙の花、しばしば、ひらめく。

わが心は喜びに満ちあふれ、

水仙とともに踊る。

田部重治(たなべ じゅうじ, 1884-1972)訳「水仙」

というのは、茫然と、また思いに沈んで

臥しどに身をよこたえるとき

彼等は、孤独のよろこびである

内心の眼にひらめくのだ。

すると私の心は歓びにあふれ

水仙とともにおどるのだ。

前川俊一(まえかわ しゅんいち, 1908-93)訳「水仙」

というのは、その後、空しい思い、寂しい思いに

襲われて、私が長椅子に愁然として身を横たえているとき、

孤独の祝福であるわが内なる眼には、しばしば、

突然この時の情景が鮮やかに蘇るからだ。

そして、私の心はただひたすら歓喜にうち慄(ふる)え、

水仙の群れと一緒になって踊り出すからだ。

平井正穂(ひらい まさお, 1911-2005)訳「水仙」

時経て寝椅子に身をゆだね

つれづれ侘ぶる目の奥に

かの花々をひらめくは

ひとりある身の冥加なれ

すなわち充つる歓びに

われ水仙と踊るなり

上島建吉(かみじま けんきち, 1931-2015)訳「黄水仙」

oftのために、私のソファに私が沈痛な気分空いているまたはにあるとき、それらは孤独の至福であるその内部の目に点滅する; そして次に喜びの盛り土が付いている私の中心およびラッパスイセンとのダンス。

グーグル翻訳(Google Translate)、2006年6月9日(土)

私のソファの上に私は空いている中で、または物思い気分にあるときOFTのために、彼らは孤独の至福であることを内側の目の際に点滅する。その後喜んで私の心は埋め、水仙と踊り。

グーグル翻訳(Google Translate)、2015年4月19日(日)

度々のもののために、私のソファーの上で私が空いているか考え込んでいる気分にあるとき、彼らは孤独の幸福であるその内側の目で点滅します; そして、喜びによる私の心臓は、いっぱいになって、スイセンで踊ります。

ヤフー翻訳、2015年4月19日(日) & 2017年4月13日(木)

私のソファーの上に空いている、または気分が悪い気分になっているとき、彼らは孤独の至福であるその内向きの目に輝きます。 そして私の心は喜びで満たされ、水仙で踊ります。

グーグル翻訳(Google Translate)、2017年4月13日(木)

ソファの上、私は空いているのか物思いに沈んだ気分でうそをつくときしばしばは、その内側に目の孤独の至福である時彼らフラッシュします。その後、喜びで私の心いっぱいに満ちあふれ。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果1、2017年4月13日(木)

OFTのために、私のソファの上に、私は空いているか、物思いにふける気分の中にあるとき、彼らは孤独の至福である内側目時に点滅します。その後、喜んで私の心は満たされ、水仙と踊り。

私は翻訳を愛する(I Love Translation)結果2、2017年4月13日(木)

私のソファの上に私が空いている、または気分の悪い気分に寝ているとき、彼らは孤独の至福であるその内向きの目に点滅する。 そして、私の心の喜びは、水仙で満たされ、踊ります。

グーグル翻訳(Google Translate)、2018年4月18日(水)

しばしば、私のソファの上で私が空いているか物思いにふける気分になっているとき、彼らは孤独の至福であるその内側の目に光ります。 そして私の心は喜びでいっぱいになり水仙で踊ります。

グーグル翻訳(Google Translate)、2019年5月2日(木・祝)

多くの場合、私がソファーで私が空いているまたは物思いに沈んだ気分で横になるとき、彼らは孤独の至福であるその内側の目でフラッシュします。 そして、喜びに満ちた私の心は水仙でいっぱいになり、踊ります。

グーグル翻訳(Google Translate)、2020年4月29日(水・祝)

というのは、私がソファでうつろになったり、物思いにふけったりしていると、その内側にある孤独の至福の目にとびつくことがよくあるからです。そして私の心は喜びでいっぱいになり、水仙と踊ります。

みらい翻訳(MiraiTranslate)、2020年4月29日(水・祝)

参考資料

ウィリアム・ワーズワース(田部重治訳) 『ワーズワース詩集』(岩波書店 岩波文庫, 1966年)

ウィリアム・ワーズワース(前川俊一訳) 『ワーズワース詩集』(彌生書房, 1966年)

平井正穂編訳 『イギリス名詩選』(岩波書店 岩波文庫, 1990年)

上島建吉解説注釈 『ロマン派詩選』(研究社, 1982年)

Yahoo!翻訳( http://honyaku.yahoo.co.jp/ リンク切れ)

グーグル翻訳 Google Translate( https://translate.google.com/

私は翻訳を愛する I Love Translation ( http://www.ilovetranslation.com/

みらい翻訳 MiraiTranslate ( https://miraitranslate.com/trial/

オーディオ・プロダクションズ(Audio Productions)提供の朗読

http://www.youtube.com/watch?v=EShsSLVhJ8M (リンク切れ)

第二言語としての英語及び大衆文化(ESL and Popular Culture)提供の朗読

http://www.youtube.com/watch?v=kDFnERzDzaE (リンク切れ)

英国の名優ジェレミー・アイアンズ(Jeremy Irons, b.1948)による高速朗読

http://www.youtube.com/watch?v=mQnyV2YWsto

ワーズワース信託(The Wordsworth Trust)による解説動画

https://www.youtube.com/watch?v=d5-KMRUxyug

英国放送協会(BBC: British Broadcasting Corporation)のテレビ番組 『英国の一つの絵』(2005年)から

第1エピソード「ロマンティックなイングランド北部」

名物司会者ディンブルビー(David Dimbleby, b.1938)氏の解説

BBC, A Picture of Britain (2005) — Episode 1: The Romantic North

presented by David Dimbleby (b.1938)

https://www.youtube.com/watch?v=2gPW-1U33X8 (6:12-9:05)