投稿日: Mar 20, 2013 5:0:41 AM
2013年3月いろは談義(第14回)「陶芸作品の合評会」の報告
陶芸体験入門で作った碗や皿の作品合評会を、
3月10日(日)東広島で行いました。楽しい談義でした。
素晴らしい作品に出来上がり、みなさん感激!そして、感歎!でした。
全作品11点を展示した部屋に、足を踏み入れたとたん、
みんなが、「おっぉー!」、
と、どよめきの声を上げ、「素晴らしい!」「まるで自分のものとは思えない!」
などと、思いがけないほどの素敵なできばえの作品に驚いていました。
出来上がった全11作品 審査委員長YAMさん
この日は座興で、審査委員長を指名し、最優秀作品を選んでもらいました。
審査委員長には、1月の陶芸入門には参加できなかった焼き物に目がないYAMさん。
審査の厳しい目を光らそうとしたとたん、参加者から
「先生の手がほとんど入っていますから。」の声に一同爆笑。
爆笑の渦
「ほとんど入っている。」「いや、これは入っていない。」の論争の末、
先生の手が「入っていないお皿部門」と「入っている部門」に分けて、審査開始となりました。
色とか、形とか審査委員長が自分の好みで、選んだ結果は・・・。
「入っていないお皿部門」の最優秀賞は、
「素朴な文様が気に入りました。料理の映えるお皿です。」
との、審査委員長評を獲得した、作品7番のお皿に。
2位は3番、「色が織部ふうで、刷毛目がいい。」との評で。
そして、3位と4位は「遜色ないが、わたしの好みの問題です。」
とは、審査委員長の弁明。
「入っていないお皿部門」最優秀賞 7番 第2位 3番
先生の「手が入っている部門」では、
「この絵付けが好きです。形と色とが、私好みで、色目が好きです。」と、
最優秀賞に選ばれたのは、この碗(下写真左)。
2位はこの皿(下写真右)。「中についている文様が良い。白っぽい色、白系統が良い。」
「入っている部門」 最優秀賞 2位 8番
と、ここまでの審査結果と審査委員長の評価から、審査委員長の好みは、
女性の繊細なつくりの焼き物と、白系統の色が好き、だと判明しました。
集めている器を買うときの判断基準は、何をこの皿で食べたいか、
料理を盛るとき映える器を選ぶ、そして重ならない食器はきらい、だそうです。
自分の作品の出来映えに感激!
審査委員長の総評
「第1回目としては、最高の出来映え。完成度の高い作品でした。
もう少し、へちゃげた器ができているかと思っていたのに。
ここの粘土は軽くて食器にうってつけです。」。
色付けする前の粘土で形を作っただけの作品と、その後、無二窯主宰の
佐々木求さんが、色付けと窯焼きをして仕上がった作品を並べてみました。
焼く前の作品 色付けして焼いた作品
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