投稿日: Apr 06, 2016 6:50:57 AM
3月のいろは談義(29回)は、「歳時記 春といえば・・・」でした。
知らない季語や俳句をやさしく読み解く、
稲穂先生の歳時記教室開催の報告です。
第29回 邦楽いろは談義(3月) 実施
テーマ 「歳時記 春といえば・・・」
開催日: 2016年3月2日(水) 午後6時00分~午後7時30分
会 場: 広島市まちづくり市民交流プラザ 南館3階 B会議室
広島市中区袋町6-36
講 師: 稲穂(俳号)
本題のテーマに入るまで少し時間があったので、プレ講義がありました。
春に入る前の季語、鳳凰にちなんだ話題でした。
わかりますか、次の違いが・・・。
「らんちょう」、「えんすう」、「すざく」、「がくさく」、「こくう」。
鳳凰は、架空の鳥で古代中国の伝説の霊鳥ですが、
上記の「らんちょう」、「えん・・」以下は、
鳳凰の色による種類を区別したものだそうです。
「らんすう」は、青い鳳凰、
「えんすう」は、黄色の鳳凰、
「すざく」は、朱色、
「がくさく」は、紫色で、
「こくう」は、白色で白鳥です。
では、
「鳳蝶」は、何と読みますか?
正解は、
あげはちょう、です。
では、いつの季語になるでしょうか?
正解は、夏、です。
単に蝶では、春の季語になりますが、アゲハチョウになると、夏です。
幼虫が、かんきつ類の葉や芽を食べて成長するので、夏の季語。
さて、ここから本題に近づくための季語に。
節句は、五つあります。
一月七日、
三月三日、
五月五日、
七月七日、
九月九日。
その呼び名、名称は?
人日(じんじつ)、
上巳(じょうし)、
端午(たんご)、
七夕(たなばた)、
重陽(ちょうよう)、
だということでした。
そして、このあと本題の
春の季語と雛祭りに入りましたが、
紙面がつきましたので、報告はここで終わりです。