投稿日: Feb 01, 2017 8:13:6 AM
2017年 新春いろは談義(第33回)
盤双六大会 白河法皇位争奪戦の報告です。
第33回の邦楽いろは談義は、白河法皇位争奪の盤双六大会でした。
平安時代の伝統文化に親しむ新春行事です。
これまで2回いろは談義では盤双六大会を実施していましたので、
2017年は通算して第3回の大会となりました。
このため、大会名称や大会運営規則などを新たに策定して実施しました。
大会名称などは、次のとおりです。
1、盤双六大会の名称と大会規則
大会名称: Den10の会 第3回盤双六大会
通 称 : 白河法皇位戦
規 則 : 大会規則は盤双六の規則に従う。
運営方法: 2人対戦 3~4組で、6人か8人の団体戦と個人戦を実施する。
団体戦は紅白戦と称し、個人戦は白河法皇位戦と称し、
Den10の会盤双六大会の通称を個人戦の通称とする。
2、大会参加者
参加者は7人でしたが、「ルールをまだ十分理解していないから」と、
対戦を辞退する人があり、6人での白河法皇位争奪戦となりました。
3、対戦と勝敗
くじ引きで白組と紅組にわかれ最初の3組の対戦相手が決まりました。
対戦回数は3回で、第1回から第3回までそれぞれ対戦する相手は変わります。
参加者の1回戦から3回戦の成績は、表のようになりました。
それぞれの対戦では相手が変わるため、別の組の対戦が終るまで待ちます。
このため、次の対戦を待つ参加者から岡目八目のアドバイスがとんだりして、
対戦者は盤外者との戦いも繰り広げられる場面もありました。
第3戦までの結果、栄誉ある白河法皇位の優勝者は、白組SGMさんに決定!!
白河法皇位の優勝記念として、今回の盤双六大会のため特別作られた
記念の盤双六盤が贈呈されました。
白河法皇位に輝いた優勝者に贈呈された盤双六盤
なお、「白河法皇位戦」と命名の由来は、平家物語からとっています。
平家物語の巻一には、白河法皇が嘆いた逸話が載っています。
「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と。
この双六の賽が、その当時大流行した盤双六であることに由来します。