投稿日: Nov 15, 2017 10:23:25 AM
火災水難に被災して、九カ月になろうとする頃、
Den10の会事務局が、ようやく復旧し事務局機能を再開しています。
Den10の会事務局の、被災状況や被災後の復旧途上の経過報告は、
これまで節目ふしめで、その都度お知らせしてきています。
火災が発生した2017年2月8日(水)の状況と、
火災被災によりDen10の会が事務局機能を完全喪失した51日間の
一部機能を復活した状況などは、
「Den10の会事務局のビルで火災が発生、被災し復旧の途上です。
で、お伝えしました。
この頃はまだ、被災した事態の重大さと復旧までの道の困難さにまったく気づいておらず、
もっと早い時期に、事務局機能を再開できると、考えていました。
そのころの想定では、5カ月から半年もあれば修繕工事は完了するだろうと、
6月末には着工して、7月末には修繕工事は完了しているはずでした。
しかし、実際の着工は8月中旬で、修繕完了は10月とずれ込み、
当初考えていた期間より3か月も多く火災修繕にかかりました。
また、
「Den10の会事務局 火災被災から4ヶ月を経過して、途中報告」(6月13日)
では、
火災被災から120日を経過してなお復旧のめどが立たない苛立ちと、
目前に控えた、「夏に舞う 雪・津軽」の7月公演開催に重大な支障を
きたしている悩みなどをお伝えしてきました。
この時期になって、復旧工事見込みを大幅に遅らせるしかないと思い至り、
火災修繕の長期化をやむなく覚悟しました。
そして募る苛立ちをおさえながら、3つの重要案件を並行して進めなければならない時期でした。
7月23日に迫る「夏に舞う 雪・津軽」公演開催の準備をメインに、
ビル全体を火災修繕する業者から見積もりの取り寄せと評価をして管理組合に報告。
おまけに、Den10の会事務局を置く自宅居住空間の修繕見積もりの評価をして、
工事業者の選定をこなさなければならない時期にあたっていました。
そして、
ようやく火災修繕の復旧工事に取りかかった8月には、
として、事務局機能の復旧への道筋がなんとか立った経過の報告をしました。
それからさらに3か月を経て、事務局機能がようやく復活しました。
8月に入って、家財荷物の引っ越しをして、電話インターネット回線の撤去、
天井、壁、床の仕切り材をすべて取り払って解体し、コンクリート躯体を乾燥させたあと、
事務局のある居住空間の復旧修繕工事に着手しました。
修繕工事に約1か月半かけて居住空間が完成しました。
この部屋が事務局になりました。
10月初旬には、引越移動していた家財や荷物を、再び運び込み生活空間の再建にとりかかりました。
事務局機能を担う中枢の机とパソコンを設置して、
撤去停止していた電話、インターネット回線を引き込みます。
衣類、食器、調理器具、など生活用品を整えるたびに、復活の日が近づくのが目に見えてきます。
そして、10月末、ようやく火災の前と同じ暮らしができる状況を迎え、
Den10の会の事務局機能も併せて復活しました。
火災水難からこのかたまで、
励ましの言葉や、温かいお心遣いをお届けいただきありがとうございました。
巡る季節の中で九カ月に及ぶDen10の会事務局の移設運営に、
ひとまず区切りをつけましたので、報告してお知らせいたします。
火災水難に一区切りのご挨拶はがき