投稿日: Mar 16, 2015 12:8:12 PM
邦楽いろは談義(24回)は、伝統芸能の未来とグロバル化をテーマに取り上げ、
熱い議論と、伝統芸能への情熱を談義のまな板にのせました。
折から、市川海老蔵が出演した特別公演「源氏物語」の広島公演を観た人が、
数名いたので、その公演の話から始まりました。
市川海老蔵の新・光源氏誕生の公演は、歌舞伎なのか、
それとも歌舞伎ではなかったのか、に始まり、海老蔵の工夫を凝らした舞台と、
熱意は認めるが、地方関係の音曲は、当然ながら芸がなければ成立しないが、
役者のほうは、ほとんどが芸のない舞台だったのではないか、などの辛らつな意見も
一方で、「海老蔵が、美しければいいのよ」との甘ったるい感想もあって・・・・。
ついで、話題に上ったのは、「グローバル化」。
グローバル化とは何かを知らなければ、議論が前に進まないと、
グローバル化に関する、小論考をテキストに、談義が展開。
結論は、見つけ出せないものの、意義深いいろは談義の一日でした。