投稿日: Aug 18, 2017 7:43:51 AM
Den10の会事務局が火災被災から6ヶ月が経過し、
ようやく復旧への道筋が立ち始めました。途中経過の報告です。
お伝えしていますように、2017年2月8日(水)、
Den10の会が本部事務局をおいているビルで火災が発生しました。
Den10の会事務局は、この火事消火の消防水を大量に浴び、
事務局機能は全面喪失し、ホームページの更新はおろか、
通常の会員連絡にも不自由をきたし、46日間停止したままの状態でした。
また、これまでの貴重な資料ファイルも多数が水損で失われました。
このため、2017年地歌舞公演の会場と公演日決定の記事を
「News&活動報告」欄に掲載できたのは、3月23日のことでした。
その後、6月13日には、120日以上を経過して、
依然として回復途上で、事務局の機能の全面回復にはいたっていないため、
大事な7月23日の「夏に舞う 雪・津軽」公演は
事務局機能を、完全に回復できないままで迎える事態となり、
苦悩している現状なども、ホームページでお知らせしてきました。
事務局機能を喪失したままで公演日を迎え、
通常の公演事務作業が制約されたままでしたが、
「夏に舞う 雪・津軽」公演を、好評のうちに終えることができ
胸をなでおろしています。
とんでもない災厄に見舞われ、戸惑いとうろたえを抱きながらの6ヶ月でした。
公演を終えて、一段落出来たところで、ようやく事務局機能の再開にめどが付きました。
事務局のある居住空間の復旧修繕に着手することになりました。
火事消火のため撒かれた多量の消防水には、
火事の煤とともにホルムアルデヒドなど有害物質を含んでいる可能性が高いといわれています。
このため、消防水をたっぷり吸い込んでいる天井や床を撤去し、壁紙もすべて取り払って、
湿気を含んでいるコンクリート壁を、十分乾燥させてから、
内装をすべてやりかえることになりました。
6か月後も天井や壁に消防水の跡が残ったままです。(8月3日)
このため、家財道具の移動のため、全室の生活用品を段ボール詰めして整理してきました。
そして、消防水に襲われた、洋ダンスやレコードキャビネット、
本棚や食器棚など長年使ってきた家具と家財を、たくさん廃棄しました。
8月に入って、天井や床の解体が始まりました。
Den10の会の事務局機能を持っていた長年の住居は、
3日間で、すべて取り壊し、撤去されてしまいました。
それから、1週間むき出しになったコンクリートの躯体に風を通して乾燥させ、
お盆明けの8月17日から火災修繕の復旧工事にはいっています。
まず、天井から解体(8月7日) 床も仕切りも廃材としてまとめ(8月9日)
天井床仕切り壁材を取り払い、乾燥した(8月10日)
工事の完了は9月末の予定で、
それから、事務局機能の回復を図ることになります。