投稿日: Jul 17, 2015 5:19:57 AM
7月13日(月) ミュー音楽アカデミー(広島市東区)で、
9月公演での演奏曲「祈りの鐘」リハーサルが、ありました。
「祈りの鐘」は、副題に、
「尺八、ヴァイオリンとピアノのため」とあるように、
演奏にピアノが入るため、ピアノのある場所でしかリハーサルができません。
そこで、演奏者の水入恵さんのスタジオを貸していただいた次第です。
ミュー音楽アカデミーは牛田にある音楽教室で、水入さんは代表です。
リハーサル会場となったスタジオはたいへん立派で、
グランドピアノが、窓際にデンと据えてありました。
ちなみに、スタジオはこんな感じのお部屋になっています。
スタジオのグランドピアノ
さて、リハーサルは尺八、ピアノ、ヴァイオリンの3者による初顔合わせでした。
そこで、まず互いの演奏場所、位置を確保するのですが、
そこは自然に、演奏の三角形ができあがりました。
窓際にあるピアノを三角形の頂点にして、底辺には、
尺八とヴァイオリンが三角形の基点となるよう、演奏位置が決まりました。
演奏に入る前、音合わせの箇所を慎重に譜面で確認しあいます。
尺八からヴァイオリンへ、尺八からピアノへ、ヴァイオリンからピアノへ。
譜面のページ数と小節数で楽譜を特定して、音出しのタイミングを相談します。
楽譜を見ながら、音を出さない事前演習、リハーサルのリハーサルの様相でした。
これが、祈りの鐘の譜面(全13頁)
そして、譜面最後の13ページまでたどったうえで、
やっと、「それでは、音を出してみようか。」 と、なりました。
互いに音を探りながら、自分の音を出すタイミングをはかります。
リズムやメロディーの乏しい現代曲ですから、
1回めはお互いの音出しを探り合う風情の音合わせでした。
2回目は、すこし息が合いながらこの日のリハーサルを終えました。
◇ 次回の「祈りの鐘」リハーサルは、8月10日(月)です。