投稿日: Jan 13, 2014 7:16:28 AM
2014年新春の邦楽いろは談義(18回)は、YMDコレクションの鑑賞会でした。
個人がこれまでに収蔵してきた陶器や磁器など実用の器を拝見しました。
個人コレクションの器を鑑賞・18回邦楽いろは談義
日時:2014年1月10日(金) 18時30分から
場所:広島市中区大手町 YMD邸
折にふれ集めたコレクションの食器がテーブルに並べられ、
持ち寄ったつまみの肴や香の物などの一品がさりげなく盛り付けられていました。
何のへんてつもない普通の一品は、器の輝きを得てたいそう立派な料理に見えます。
そして、実際に料理をいただきながら、器の談義が始まりました。
それぞれの器ごとに、ご本人が講釈をはさんで解説をし、入手したいきさつや、
作者の紹介、制作された場所の特徴などを熱く話され、盛り上がりました。
見初めて手に入れた器ばかりですから、本人の講釈に熱が入るのは当然で、
講釈にたがわない、素晴らしい出来の器にどれも見えました。
部屋の棚には、大皿や壷も置かれていて、器に囲まれた暮らしぶりがうかがえました。
また水彩や墨画などの額や軸が、部屋や廊下の壁面を飾り、
集めた方の人柄がどれにもにじみ出た、ほのぼの豊さと自由を感じる作品ばかりでした。
YMDさん、大事な個人所蔵品を惜しげもなく開陳していただきありがとうございました。