投稿日: Jan 15, 2016 10:34:2 AM
第28回いろは談義は、平安時代の遊びを再現して盤双六を楽しみました。
日本に伝わる伝統文化を見直してみました。
昨年いろは談義で取り上げ、参加者に大好評だった盤双六です。
日時:2016年1月12日(火) 午後6時~午後7時30分
会場:広島市中区大手町YMD
テーマ: 伝統的なお正月の遊び
~平安時代の盤双六を遊ぶ~
時代はぐっとさかのぼって、平安時代。
この時代の代表的な室内遊びが、盤双六だったそうです。
「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、
遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。」(梁塵秘抄)
後白河法皇が書き留め残したといわれる梁塵秘抄にある
有名な今様の歌ですが、盤双六に熱中したのは、子どもだけではありません。
大人が熱中して、貴族が荘園の領土を掛けたりする賭け事に盤双六が使われたため、
朝廷からの禁止令が出たといわれているそうです。
掛ける荘園や、屋敷こそありませんが、盤双六を始めると、
会場は、興奮のルツボに。
相手の手を読みながら、駒を動かしサイコロに運を任せる。
しばし、遊びに興じた二時間はあっという間に過ぎました。
十二単の傍にあるのが、盤双六