投稿日: Oct 20, 2013 2:49:30 PM
昨年お世話になった、西区の太光寺が行者山での開山10年になります。
ご本尊のお披露目法要が、先日10月20日(日)とりおこなわれました。
遷座されたご本尊様は、
「元亀法難阿弥陀如来御尊像」(げんきほうなん あみだにょらい ごそんぞう)
と申される、阿弥陀さまです。
昨年、「風の恵みは宮島から 地歌舞2012」の公演で、
太光寺の本堂を使わせていただいたご縁で,
お披露目法要にお参りしました。
参拝した当日は、曇り空で、厚い雲が空をおおっていましたが、
いつものように、瀬戸の海に向かうと、
広く視界は開けて、宮島、能美島、似島など、広島湾に浮かぶ島々と、
広島市の市街地までが、一望できるみごとな眺望がこの日もありました。
広島市市街地 広島湾に浮かぶ似島
1年前の太光寺本堂
太光寺ご本尊 請来遷座お披露目法要(しょうらいせんざ おひろめほうよう)は、
その本堂に、比叡山延暦寺 千手院 住職の、小林 隆彰天台大僧正を導師にむかえ、
太光寺の東和空住職と、脇僧に5人の僧侶がつとめました。
本堂には、およそ160人の一般の方も参拝し、遷座をお祝いしました。
ご縁のあったみなさまももう一度、
太光寺に遷座されました、ご本尊様を参拝されてはいかがでしょうか。
広島湾の能美島 宮島
法要のとりおこなわれた本堂に参拝するのは、およそ一年ぶりでした。
遷座されたご本尊様が、中央に鎮座し、
右手に不動明王さま、左手に阿弥陀さまがおまつりされていました。
一年まえは、木目もはっきり判った木彫の不動明王さまが、
すっかりお化粧を施されて、青と赤の落ち着いた色合いの仏像に変わっていました。
阿弥陀さまは、うすい金色にお変わりでした。