投稿日: Aug 10, 2015 2:54:16 PM
リハーサルは、公演会場の共命ホールで
8月10日(月)、「祈りの鐘」のリハーサルが行われました。
前回のリハーサルは、ピアノのあるミュー音楽アカデミーでした。
2回目の今回は、本番公演会場となる広島別院の共命ホールでした。
前回のリハ報告で書いたように、「祈りの鐘」は副題に、
「尺八、ヴァイオリンとピアノのため」とあるように、
演奏にピアノが入るためピアノのある場所でしかリハーサルはできません。
今回は、公演会場の共命ホールのグランドピアノを使い、
尺八、ヴァイオリンの演奏者3人が顔を合わせて、2回目の音合わせとなりました。
リハ-サルの始まる前に会場では、Den10の会がプレ下見をします。
にわか作りの椅子席を並べ、ホールに収容できる席数をおおまかに確認したり、
照明機器や音響機器をチェックするスタッフが動きまわり、
舞台進行を想定して、効果的な照明プランなどを検討しました。
やがて、演奏者がつぎつぎホールに姿を見せ、
2回目とあって3人がそろったところで演奏が始まります。
共命ホールでのリハーサル風景
リハーサルが始まると、会場下見の作業はぴたりと止まりますが、
進行の想定の相談や、舞台効果の検討で止まらないものも出ます。
とりわけ舞台の演奏者への調光具合は、念入りに行われ、
リハーサル中も、動きが休まることはありませんでした。
最初の演奏途中から、作曲者の藤原典子さんが参加し、
ピアノがテンポをつくり、尺八とヴァイオリンが互いに音を
確かめながら演奏するようになど、アドバイスがとんでいました。
リハーサルを終えた演奏者と作曲者
アドバイスする作曲者の藤原典子さん
この日のリハーサルでは3回の演奏を重ね、次の演奏で
いよいよ、9月5日の本番を迎えることになります。
さて、本番の公演でどんな演奏が聴けるのか、楽しみです。