投稿日: Jun 11, 2011 2:33:33 PM
6月の邦楽いろは談義(第5回)は、手描き友禅の体験でした。
体験しました。
4月のいろは談義で眼を見張った職人技に果敢に挑戦し、
今度は自分で実際にやってみようというわけです。
会場は前回と同じ、広島市中区胡町の「ずいこ」です。
手描き友禅作家、中村穂湖(ずいこ)さんの指導で開始です。
下の写真が、友禅染めに使う染料と布への浸透剤、そして絵筆パレット。
中央に並んだ小瓶に赤や黒黄色、緑などの染料が入っています。
染料と同量の浸透剤をパレットに搾り出し、練り合わせて色を作ります。
最初ははぎれに練習です。自分で好きな模様を描いて見ます。
この練習で、筆遣いと染料の布へののり具合を確かめます。
Yuちゃんは、半襟に描くつもりの植物の葉を練習しました。
中村穂湖さんの手ほどきで、いきなりコースターに仕上げる人も。
Neさんは、練習に余念がありません。たっぷり描いて手ごたえは?
しばし練習ののち、ひとりが「私、本番いきます。」と宣言。
この声に促されて、全員がいよいよめざす作品に挑みます。
女性軍はみなさん半襟に好みの模様を入れます。
さくら、松葉、葉っぱなどをそれぞれ選んでいました。
男性軍は、コースターにブドウや朝顔を選んで描いていました。
みなさん真剣な筆運びに熱が入り、会場は静まり返りました。
ながい静寂と沈黙のあと、つぎつぎに作品が仕上がりました。
できあがった作品です。すてきな自分だけの半襟がとても素敵にできあがりました。
友禅染めの体験は、ずいこに申し込みすれば随時できます。
自分だけのオリジナル半襟を作ってみたい人にはお勧めです。
次回のいろは談義は、
8月10日(水)の予定です。
豪華ゲストを迎えての、談義を計画しています。
近日公開! 乞う、ご期待!