投稿日: May 28, 2015 2:30:11 AM
本願寺広島別院本堂と共命ホール
【 地図 】
5月のいろは談義に先立ち、9月公演の進捗状況を報告し、
固まりつつある公演概要と今後の活動を協議しました。
その途中、出演者からの電話での連絡が会場の理事宛に入り、
地歌舞の地方となる出演者が決まっていくなど、
さながら、出演者を含めた臨時の理事会の様相を呈し、
次第に、Den10の会5周年記念公演の概要がこの日輪郭を現しました。
公演のタイトルは、「地歌舞に 思いを添えて」とし、
サブタイトルには 「~鎮魂 ヒロシマ70年~」を採用しました。
公演計画の概要(予定)をお知らせします。
Den10の会5周年記念
地歌舞に 思いを添えて
~ 鎮魂 ヒロシマ70年 ~
「非戦・平和を願って70年」関連事業
日 時 2015年9月5日(土) 1回公演
午後1時30分開場 午後2時00分開演
(終演予定 午後 3時30分)
会 場 本願寺 広島別院 共命(ぐみょう)ホール
(広島市中区寺町1番19号) TEL(082)231-0302
演目と演奏
1) 地歌舞 地歌舞:古澤侑峯、三絃:倉橋 文子
2) 祈りの鐘 ~尺八、ヴァイオリンとピアノのための
尺八:芦垣皋盟、ヴァイオリン:竹内ふみの、ピアノ:水入 恵
3) 残 月 三絃:芦垣育子、尺八:芦垣皋盟
4) 演 奏 ヴァイオリン、ピアノ、三絃もしくは箏
5) 珠取り海人(たまとりあま)
地歌舞:古澤侑峯、三絃:倉橋 文子
「祈りの鐘」は、初演が2013年7月21日(日)、作曲:藤原典子、
「広島音楽プロジェクト70」委嘱作品です。
「残月」は、峰崎勾当作曲による、夭折した娘を悼む追善供養の地歌曲。
「珠取り海人」は、海底に奪われた宝物を取り返す海人の母がわが子の
ために一命をかける悲しくも激しい追善供養の地歌舞。
出演者
地歌舞 古澤 侑峯 (ふるさわ ゆうほう)
三 絃 倉橋 文子 (くらはし あやこ)
三絃(筝) 芦垣 育子 (あしがき いくこ)
尺 八 芦垣 皋盟 (あしがき こうめい)
ヴァイオリン 竹内ふみの (たけうち ふみの)
ピアノ 水入 恵 (みずいり めぐみ)
入場料
前売 2800円 当日 3300円
会場への交通
浄土真宗本願寺派 広島別院 (広島市中区寺町1番19号)
◇JR広島駅から車で10分。JR横川駅から徒歩10分。
◇広電横川線電車 「別院前」駅下車徒歩2分、
広電7番線(横川-広電本社)、8番線(横川-江波)
主 催
特定非営利活動法人 Den10の会(でんとうのかい)
共 催 : NPO法人 キラリ会
きものアトリエ ずいこ
「非戦・平和を願って70年」関連事業
公演の開催主旨
「太き骨は 先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」
原爆投下の非人道性を鋭く告発した原爆歌人、故正田篠枝さんの一首です。
1945年8月6日、広島に投下された新型爆弾。
人類を標的にした最初の核爆発から70年。
その歴史は人類絶滅装置体系と化した核兵器、核と放射線の脅威と隣り合わせた
歳月でした。そして同時に、核兵器廃絶を願う人々が核爆発を起こさせないために
立ち上がった70年であり、この国を戦争しない国に押しとどめてきた70年でありました。
その歳月が、まさに「ヒロシマ70年」です。
ヒロシマ70年の思いを添えて、戦後70年一人の戦死者も出さなかった日本の平和
と安寧に感謝し、伝統芸能が今日まで守られてきたことに感謝して地歌舞を舞い、
和洋楽器による地歌、現代曲などを演奏します。
為政者が引き起こす戦争により被害をこうむるのはいつも民衆と文化です。
核爆発と放射線により亡くなったすべての霊を慰め、御霊の鎮護を願い、核爆発と
戦争を、これ以上起こさせないことを祈る追善公演です。
問い合わせ
NPO法人 Den10の会 竹内 (広島市南区比治山町2-5)
電話&FAX 082‐263‐5942
メール:npoden10@hotmail.co.jp