投稿日: May 18, 2013 3:23:17 AM
邦楽いろは談義(第15回)「着物しぐさと舞」公演の速報報告です。
《 開場前から、入場を待つ列!》
邦楽いろは談義(第15回)「着物しぐさと舞」は、
昨日5月17日、週末金曜日の夕方、広島護国神社で開催しました。
公演日は、カラッとした五月晴れの空となり、
広島護国神社の芝生も、木々も今を盛りの新緑がひときわ輝いていました。
公演日の広島護国神社
午後6時からの開場予定でしたが、広島護国神社参集殿の会場通路には、
開場前から入場を待つ人の列ができ、ぞめきが早くもありました。
定刻の開場から20分ほどすると、設営していた椅子席の数では
足りなくなりそうで、急遽、補助席を追加しました。
予約なしの当日来場者が、予測を超える人数にふくれあがり、
スタッフはうれしい汗をかいての、補助席の追加作業でした。
このため、来場者とスタッフで会場は、満席となり、
出演者を含めた総入場者数は、102人の盛況な催しとなりました。
《 舞、演奏の素晴らしい舞台が魅了 》
舞、筝十七絃演奏、お話しと素晴らしい舞台の1時間半に、
来場したみなさんは、満足されたことと思います。
出口に向かう人びとの顔に、笑みと歓びがあふれ、
華やいだ会話が弾んでいましたから、
あながち的外れな主催者の感想ではないと思います。
楽しみにしていた、創作地歌舞「待てど暮らせど」の舞は、
来ぬ人を待つ女の細やかな情感を、たおやかに表現し、
期待をたがわぬ舞台で、満席の来場者を魅了しました。
筝と十七絃の演奏による名曲「瀬音」、そして筝を三絃に持ち替えての「海鳴り」、
水のダイナミックな動きや流れが目に浮かんでくるすばらしい演奏でした。
新進ふたりの力のこもった演奏は、会場を圧倒しました。
おしまいは「「着物しぐさと舞」をテーマに、家元のお話し。
そして、舞体操。満員の会場は、舞体操には少し窮屈になってしまいましたが、
「荒城の月」で、健康な姿勢と、美しい立ち姿に挑戦しました。
《 ご来場御礼 》
「着物しぐさと舞」には、多数ご来場いただいきありがとうございました。
おかげさまで満席となり、盛りだくさんの内容と、出演者の熱演を、
存分にお楽しみいただけたことと思います。
来場いただいたみなさまには、満席のため窮屈な思いをされた向きも
あろうかと存じますが、会場の熱気が出演者の熱演を生み出したと、
暖かく受け止めていただければ、主催者としては、これに勝る幸せはありません。
地歌舞と和楽器の広島での広がりをめざして、Den10の会は
これからも多彩な催しを計画しますので、一層のご支援ご来場をお願いします。
「着物しぐさと舞」の公演を、速報で報告しました。