投稿日: Jun 17, 2013 3:32:42 AM
5月の邦楽いろは談義(第15回)「着物しぐさと舞」が終わり、その感想と評価を話し合う会を、
予定の理事会に替えて、6月いろは談義として開催しました。
「着物しぐさと舞」公演から25日後とあって、感動はほどなく醒めていましたが、
感想を語るほどに、ほどよい熱気が呼び覚まされ、評価と次への期待を共有する会でした。
6月の邦楽いろは談義(第16回) 「着物しぐさと舞」合評会
時:2013年6月10日(月)、午後6時から午後7時30分
所:広島市まちづくり交流プラザ 南館3階
参加者:6名
テーマ:「着物しぐさと舞」(第15回いろは談義)の感想と批評
最初に、「着物しぐさと舞」来場者の感想を紹介しておきます。
◇ ありがとうございました。初めてでしたが、とても楽しく感動致しました。
次回を楽しみにしています。
◇ 先日は大変素敵な舞台を拝見、拝聴させていただきましてありがとうございました。
このほかの人たちの感想をまとめると、
① 舞とお話しが楽しかった!
家元の「着物しぐさと舞」のお話しが 面白くて、ためになった、という感想が多数。
舞体操を自分が実際にやってみて、お話しがさらによく理解できた、という意見も。
② 若手演奏家が良かった!
若手ふたりの筝・三絃がたいへんすばらしい演奏だった。
特に十七絃の迫力ある演奏が良かった、という声がいくつも。
③ 料金も、場所も行きやすかった。
ワンコインの気軽さと、バスセンターから歩いて5分の手軽さが良かった。
「瀬音」 筝・十七絃 「海鳴り」 三絃・十七絃
「着物しぐさと舞」公演の感想と反省(合評)会
《 入場者について 》
◇ 16人も予約なしで入った人がいたのに、ビックリした。
期待を裏切られた歓びがこんなにうれしいとは思わなかった。
◇ 4~50人で目いっぱいかな、と最初は思っていたが、100席をつくるまでになって喜んでいる。
ワンコインと地の利を得て、今回もDen10の会の活動がすこし広がった気がする。
◇ 新聞で見たのでとかで、ひとりできた人が16人もいて、これはビックリした。
◇ いつもながら、来てくれるお客さんが顔見知りだけでなくて、知らない顔がたくさんあって、
われわれの想定をしていない人が来てくれるのは感動する。
身内ではない、全く違う人が来てくれるのが広がりを感じる。
◇ 4組に声を掛けていたが、みなさん来てくれていた。
帰りには、また、声かけてくださいと言って帰っていった。
《 舞を観ての感想と、いろは談義の感想 》
◇ 舞をはじめて見た、楽しく観ることができた。
◇ 観た人が、帰るとき楽しそうだったので、楽しい会だった。
◇ いい雰囲気の会、古澤さんの舞を始めて間近に見た。
来場のみなさんが楽しそうな顔で見ているのを観て楽しくなりました。
◇ 舞の目線の先に何があるんだろうと想像して、食い入るように見ていました。
見えないところに何かがあるような眼が素晴らしい。
◇ 舞はちょっと乗り移った感じがあった。自分が舞いに入っていく感じがあった。
◇ 初めて参加。一番近くで、一番いいところで見たので、鳥肌が立つような感じだった。
お話しはすごく楽しくて、これからは写真に写る時は、目線を斜めにしてみよう、と思っている。
◇ 体操が楽しかった。写真撮るときの姿勢がこれ、と分かって有意義な時間でした。
◇ 舞台は生(ナマ)もの、活き物。そのつど空気が変わる、表情が変わる。
それを見せてもらえるのが幸せ。
はじめて侑峯さんを観た人が、あんな面白い方だとは思わなかった、とたいへん喜んでくださった。
◇ Den10の会のスタッフジャンパー、ユニフォームを作ったらいい。会員の自前で作る。
来る人を案内するのに、変なおじさんが案内するより、スタッフジャンパーで案内を。 [注]
[注] → スタッフジャンパーを作ることについて、意見交換をしました。
スタフジャンパー作成の提案は、もっともな主張との意見が大勢を占めました。
が、ユニフォームにするのなら、Den10の会が掲げるテーマの「舞と着物と和楽器」に
ふさわしく、ジャンパーではなく、半纏は法被がいいのではないかとの提案が出て、
そのほうが、和の文化をたしなむ会にはふさわしい衣装だとの結論になりました。
そして、法被にするか半纏にするか、デザインや、名入れ、など作成するにあたって、
必要なことなどをこれから検討することになりました。