投稿日: Apr 11, 2014 10:5:15 AM
代引きでおそろいの法被が到着した日に居合わせた、
写真の彼女が着て、ポーズをとってくれました。
左右の黒襟に、それぞれロゴマーク入りで、
「Den10の会」と「でんとうの会」の白文字が入っていて、
落ち着いたオレンジ色の生地に
白い桜の花びらをあしらった素敵な法被です。
かっこいい、と早くも評判になっています。
写っていませんが、背中にはDen10の会のロゴマークが入っています。
縮景園の公演では、会場のスタッフが
この法被で、来場のみなさまをお迎えします。
「Den10の会のおそろいのユニフォームが欲しい!」
そんな声が出たのは公演の反省会をした、いろは談義での合評会の場でした。
来場者を公演会場へ案内する、男性会員からの声でした。
その声、その訴えには、切実さを通り越して、悲痛なまでの響きがありました。
(と、その場にいた参加者の一人には聞こえた。)
「むくつけき大男が、黄昏どきのこれから暗らくなる時刻に、
会場への道案内をしていると、来場者に怪しまれる、ような気がする。」
「ひと目で、公演関係者と分かるようなユニフォームがあったら、
来場者に安心感を持ってもらえる。」
その一言で決まり、ユニフォームつくりは、始まりました。
「ジャンパーでもいいし、Tシャツなら安価なので、どうだろうか?」
「Den10の会の公演は、地歌舞や和楽器の演奏なのに、
Tシャツじゃあ、ちょっと、そぐわないねぇ。」
など、それぞれ、勝手な意見を言いあっているうち、
誰かが、半纏はどうか、と言い出した。
調べてみると、半纏はどれも生地が厚手なため,
値の張るものが多いことが分かった。
そこで、会の身の丈にあう値ごろ感のある、法被はどうかとなって、
法被で、Den10の会のユニフォームを作ることに、まとまった。
ネットでいろいろ調べて、法被の制作に取り掛かりました。
あれこれ、探索して、デザインがある程度自由度が有り、
Den10の会のデザイン注文を聞いてもらえる所で、
値段はリーズナブルで、伝統芸能の公演やいろは談義の開催時に
スタッフが着ていて、舞台や公演にマッチしている法被で、
と、なんと注文は、次から、次と出てきました。
そんなあつかましい注文を快く引き受けてくれる
法被製作会社も見つかって、何度もデザインの変更を依頼して、
その都度、会員に意見を聞いて、このほどやっと仕上がりました。