投稿日: Dec 20, 2016 3:2:12 AM
いろは談義で恒例になりました新春の行事、
盤双六を正式にいろは談義の大会として開催します。
盤双六はこれまで2回いろは談義で実施していますので、
通算して今年は第3回になります。
そこで、名称を第3回盤双六大会として開催することにいたしました。
そのため、大会運営の規則と対戦方法や勝敗の決し方などを
盤双六のルールに従いながら、独自に取りまとめ定めています。
2017年 新春いろは談義(第33回)の開催案内と、
新たに採用決定した大会の運営規則、対戦と勝敗などについてお知らせします。
これが、盤双六の盤と、初期の駒の配置です。
1、 第33回邦楽いろは談義の開催要領
開催日時:2017年1月14日(土) 午後3時~
会 場: 広島市中区大手町
テーマ: 平安時代の伝統文化に親しむ、盤双六大会
2、盤双六大会の名称と大会規則
大会名称: Den10の会 第3回盤双六大会
通 称 : 白河法皇戦
規 則 : 大会規則は盤双六の規則に従う。
運営方法: 2人対戦 3~4組で、6人か8人の団体戦と個人戦を実施する。
団体戦は紅白戦と称し、個人戦は白河法皇戦と称し、
Den10の会盤双六大会の通称を個人戦の通称とする。
3、盤双六大会の実施と運営要領
(1)対戦
① 紅白戦は、くじ引きで紅組と白組に分かれる。
② 個人戦は紅白戦の対戦結果で順位を決定する。
③ 紅組3人(ABC)が、白組の3人(DEF)と対戦する紅白リーグ戦。
(2)勝敗
④ 対戦試合ごとに、勝者敗者の、勝ち点と負け点を算出する。
⑤ 勝ち点、負け点の算出は勝敗の決した時点で次の方式により算出する。
A:相手の駒が、陣地に入っていない駒の数と、距離(桝数)で算出。
B:陣地まで、3桝の駒が2つあれば、3×2=6点、
5桝の駒が1つあれば、5×1=5点、と計算する。
C:その場合の勝ち点は、6+5=11点、負け点は、-11点。
D:無地勝ちのばあいは勝ち点を、20点加算する。
準無地勝ちは、10点を加算する。準無地勝ちとは、
手石が無くてゴールすべての桝に2枚ずつ以上入っている場合。
⑥ 対戦がすべて終ったら、紅組、白組の勝ち点、負け点を計算し勝ち組を決する。
⑦ 個人戦は、紅白戦の各人の成績により、白河法皇位を決する。
⑧ 番外:「白河法皇戦」と命名の由来。
命名の由来は、平家物語にとりました。
平家物語の巻一には、白河法皇が嘆いた逸話が載っています。
「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と。
この双六の賽が、当時盤双六であることに由来します。