投稿日: Apr 14, 2011 11:46:27 AM
「舞と地歌を愛でる会」の西条公演に出演する託見育子さんが、
2011年4月1日、厳島神社に奉納演奏をしました。
(箏 託見育子)
厳島神社本殿前の袚殿が奉納演奏の舞台でした。
尾上の松を市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)に奉納。
(箏、託見育子 三絃、光原大樹 尺八、芦垣皞盟)
この日のうららかな海にふさわしい春の海や、
めでたい尾上の松を美しくたおやかに演奏しました。
(高舞台の側から見た、袚殿)
午後5時、夕陽はやがて沈もうとしています。しかし、まだ
輝く力を充分にたくわえていて袚殿の演奏者を照らしました。
朱の大鳥居を背に負い奉納する奏者は、託見育子、芦垣皞盟、
光原大樹ほかで、さくら変奏曲、春の海、尾上の松など4曲を奉納しました。
大鳥居の彼方に沈む夕日が奉納演奏を称えているようでした。