投稿日: Feb 20, 2014 2:6:40 PM
5月に開催する、広島での地歌舞公演のタイトルが固まりました。
メインタイトルは、「源氏舞ふたたび」
サブタイトルに、「~ 空蝉 ~ 」 と、いれる予定です。
これまでに決まった公演の内容と予定を、
広島公演-第2報-として、お知らせします。
公演名称: 「 源氏舞ふたたび ~ 空蝉 ~ 」
公演日: 2014年5月24日(土) (午後からの2回公演を予定)
午後1時公演。 (昼・午(うま)の部)
午後3時半公演。 (夕・申(さる)の部)
会 場: 縮景園 清風館
(広島市中区上幟町2-11) 082-221-3620
主 催: NPO法人 Den10の会
共 催: 源氏舞実行委員会
演 目: 演 奏 (和楽器) 筝・三絃・尺八
源氏舞 ~空蝉~
入場料: 3500円 (別途、縮景園入園料が要ります。)
(※縮景園の入園料について:65歳以上は無料です。
65歳以下の人は、通常入園料大人250円ですが、
源氏舞公演の入場者は団体割引が適用され、200円に割引されます。)
会場となる文化財の清風館を、ご紹介しておきます。
清風館:茶室 木造平屋建て(178㎡)
間取り:清風之間8畳、次之間8畳、老候之間12畳、水屋之間6.5畳、
茶室4畳、畳廊下、納戸、玄関之間、廊下
清風館 納戸から奥の清風之間を見る
清風館の主室清風之間は、濯纓池(たくえいち)と、跨虹橋(ここうきょう)を
北正面に臨む8畳の部屋です。
これに次之間の8畳が連なり、都合16畳の部屋から見える池は、
これこそが日本の美、と感じ入る落ち着いた庭園風景です。
眼を南に転じると、畳廊下を挟んで12畳の老候之間が広々と控え、
清風館の広がりをかたちづくっています。
清風館入り口にまわり、玄関之間にあがるとすぐに左に折れます。
廊下を一間ほど進んで、さらに左に折れて、開き戸を開けると、
そこに、廊下の右手に老候之間が12畳の広さで控えています。
茶室ながら大名家の重臣や諸侯藩主をもてなすための控えの間だったのでしょうか、
そうとう広く、作ってあります。
これらの各部屋をすべてつかって、「源氏舞ふたたびの」舞台と
毛氈を敷いた観客席と小さな座椅子席を、用意することにしています。
濯纓池を渡る薫風が、さわやかに清風之間に流れ込み、
誘われて松の調べに和楽器の音を添え、名手の舞う源氏舞を、
お届けできる日が楽しみです。