投稿日: Nov 03, 2014 3:0:30 AM
パット&オーインのライブ(10/31) (吉野 妙さんの投稿写真を借用しました)
このライブを主催したミュージシャンにいわせると、
「その単調に聴こえる音が、実にグルーヴィーだ。」と、絶賛。
たくさんの楽器を何人ものメンバーが演奏する多人数バンドではなく、
たった2人のデュオで、これだけグルーヴできるのが、
「すばらしい!」と、感嘆していた。
また、海外勤務の豊かな別の年配来場者は、
「力強さがあって、しかも哀愁が漂う。そして伝統を感じさせる。」
と、終演後に熱っぽく感動を語ってくれた。
トーン記号のように見えて、実は24時間の時を刻む不思議な時計。
その下で、パットとオーインの演奏は続く。
軽々としなやかに見える演奏に、込められたアイルランド民族の
秘められた強さと哀愁こそが、アイルランドの息遣いなのだろう。
翌日、広島駅に見送った演奏者のパットが、言っていたそうです。
「広島での演奏が、来日して一番いい演奏だった。」、と。
竹内ふみのがアイルランドで出会った、素敵な先生を
広島に招いてのライブが実現し、望外の幸せを感じています。
そして、多勢のみなさんに支えていただき、
アイリッシュ音楽に触れようと、会場まで足をお運びいただき、
ありがとうございました。
広島での、本場アイリッシュ音楽の実力デュオによるライブの報告とお礼です。
10月晦日の夜、街はハローウインでにぎわうなか、
広島市八丁堀のショットバー「フライングキッズ」では、
アイルランドの伝統音楽を聴こうと会場を埋め尽くす聴衆が続々入り、
ギネスビールを片手にライブ開演を待った。
愛知、京都に続いて、実現した広島公演(10/31)に、期待は高まる。
演奏するのは、本場アイリッシュの実力デュオ、
パット・オコナーとオーイン・オサリヴァン。
パットはフィドルで、オーインはアコーディオンとギターでした。
フィドルというのはバイオリンのことだそうで、イタリア語ではバイオリン。
英語ではフィドルで、民俗音楽を弾くときは、こう呼ぶそうです。
静かにフィドルが音をつむぎ、アコーディオンが追いかける。
演奏する曲は主にアイルランドのダンス音楽で、
一見単調なフレーズの繰り返しのように聴こえて、
少しだけ変化し次のフレーズに移っている。