投稿日: Apr 04, 2013 7:17:28 AM
山原玲子さんからご案内のあった、陶芸倶楽部 土土会(つちつちかい) 作品展をみてきました。
会場はギャラリー ブラック (広島市中区鉄砲町)の2階で、お弟子さんと
先生の鳥谷部圭子さん10人の作品がそれぞれ1テーブルに展示されていました。
最終日の4月2日(火)の午後でしたが、訪問者がひっきりなしの盛況で、
鳥谷部先生も、山原さんも、次々訪れる来客に作品の説明をしたり、
案内したりと、対応に追われておいそがしそうでした。
作品展の会場 先生鳥谷部圭子さんの作品
さて、山原さんの作品が並ぶ一画は、下の写真(左)をご覧ください。
壁面に暖簾、暖簾の奥に折形に使う和紙に一筆。
手前の床にはこれも自筆の書をあしらった和紙の手作りの行灯、
そして、卓には酒器を中心にした作品が並んで、折形も花を添えていました。
目を引いたのは、お盆の上に並べられたグイ呑み(写真下右)。
賀茂泉の梅酒瓶もそばに控えていて、そこはもう居酒屋の雰囲気です。
グイ呑みを作った由来や説明が壁に貼られて、酒器への作者のこだわりがうかがえます。
山原作品コーナー お盆のグイ呑みと壁には由来書
お盆の中に、時計の短針8時ぐらいのところにあるグイ呑みが、
田崎真也ソムリエが推薦する空豆型だそうで、
作者の山原さんもお気に入りの作品で、晩酌に愛用されているとか。
それにしても、グイ呑みにしてはすこしばかり大ぶりで、
お酒を注いだら、ら~くに一合やそこらは入りそうで、
うわさに聞く作者の酒豪ぶりを、チラリかいま見たような気がしました。
作品展から帰ると、山原さんからメールが届いていました。
「居酒屋”れいこ”の酒の味はいかがでしたか。
楽しく酔ってもらえたでしょうか。
居酒屋”れいこ”女将 山原玲子」