2014/06/13
以前のコラムにも出てくるが「絡み止めスイッチシンカー」ってのがある。
(知らない人は検索してくださいね)
発売当初から便利そうだなと思ってはいたが、「値段が高い」「仕掛けがゴテゴテする」「板オモリで十分」「使ってるうちにはずれてしまうのでは?」という理由で買わなかった。
一番の理由は価格だが(笑)、仕掛けについては一時期「へら釣りの仕掛けはシンプルな方が良い」と思って、より戻しじゃなくて輪カン(マルカン)を使っていたし、オモリ止めゴムも嫌いな位なので、絡み止めスイッチシンカーの「ゴム+オモリ+ゴム」というゴテゴテ感は非常に引っ掛かった。
でもまあ、みんな使ってるし、物は試しと遅ればせながら買ってみたら非常に良い!
最初は綺麗に巻くが、釣りの最中にウキを交換してオモリの調整をしたりするうちに汚い巻き方になっていく板オモリに較べると、よほどスッキリしている(笑)
「オモリの調整をしたりするうちに汚い巻き方に・・・」のくだりは、ウキごとに調整したオモリを巻いてある仕掛けに交換する人には無縁だろうが、私はそういう事はしないのでよくある話なのだ・・・。
竿を換えてウキは換えない・・・って時にも便利である。
オモリ負荷がウキに記載されている場合、負荷と同じ重さのスイッチシンカーを付ければ良い。
板オモリでの微調整は必要だが、板オモリを一から巻いて調整するのとでは手間が断然少ない。
「使ってるうちにはずれてしまうのでは?」という懸念も、今まで1回もはずれた事が無いので杞憂だったようだ。
はずれないとなると、道糸切れでもしない限り永久に使い回せそうなので、コストパフォーマンスも最終的には板オモリより良いのかもしれない。
「絡み止め」ってぐらいなので、ハリスがオモリに絡んだりするトラブルも減る。
唯一の欠点は、ほとんどオモリ負荷のない浅棚・カッツケ用のウキには不向きって事かな。
欠点はあるが、トータル的には釣りしてる時のわずらわしさを軽減してくれる買って損のないへら釣り道具である・・・と、今のところは思っている(笑)