2014/05/29
以前に書いた「バス釣りの経験は・・・」の逆っぽい話。
結論から書くと全ての釣りの役に立つ!
釣るための論理的な思考、12時間近くロクに食事も取らず一箇所で釣り続ける忍耐力・体力、ウキを見続ける集中力、微妙なアタリをアワセる反射神経、細い仕掛けで魚を釣り上げるテクニック等、釣りに必要な基本要素が全て詰まっているのがへら鮒釣りだ。
「釣りは鮒に始まり鮒に終わる」ってのも、まあ納得のいく話である。
以前、フライのルースニングを教わった事がある。
コレは何かというと、フライフィッシュングのウキ釣りである。
普通、フライフィッシュングというとフライ(毛ばり)を水面に浮かせて釣る釣りだが、コレはシンカーを付けてフライを沈め、インジケーターという浮く目印をラインに付けてコレでアタリを取るのだ。
釣り方的にはへら鮒の浅棚オカメとほぼ同じ。
バラケを付けないだけ楽かな(笑)
で、「インジケーター周辺に波紋が出る」「インジケーターがちょっと動く」とかいう微妙なアタリにアワセを入れる。
へらウキのモヤッとした黒帯びのアタリで全て乗ると思えば良い。
「初めてであのアタリが取れるんですか?」と言われたが、黒帯びのもやっとしたアタリと比べれば、よっぽどマシで分かりやすい(笑)
ルースニングはへら鮒釣りの経験が全て無駄なく役に立つ。
で、釣れるところなら真冬でも100~200匹釣れる(冬がシーズン)。
冬場、あまりにも釣れないへら鮒に辟易としたら、トラウトのルースニングも楽しいかと(笑)