2014/04/29
底取りの話の続き!
と言っても、前回の記事を書いた人ではない人が書く続き。
しかも、底釣りは嫌いで、底はロクに取れない(笑)
なのになんで書くのかというと、「フロートとゴムで底が取れる」ってのが引っ掛かったから。
なお、前回の記事を書いた人は底釣りは上手いので、この方法で底は取れている・・・というか「プラス経験」でちゃんと底を取っているハズ。
だが、私みたいな底釣りがヘタな人はちゃんと取れない。
理由を書いてみよう。
既に底釣りの理屈自体が間違っているかもしれないが(笑)。
フロート+ゴムで取れるのは、ラインがピーンと張った状態の底までの距離であって、実際の釣り時の底までの距離ではない。
実際は水流で若干ラインがたるんでいたりするものだ。
私などは念入りにフロート+ゴムで底を取ってから、空ハリで打ち込み「下ハリトントンで底を取ったから下ハリ重さの分だけ餌落ちから出るハズ」と思うのだが、まず、コレが一発では出ない。
前述のたるみとか、底が泥で底取りの時にゴムが潜っていたとか、理由は色々あるだろうが、とにかく考え通りにいかないのだ。
ウキの出方が理屈通りになるまでに、さらに多大な時間を要する・・・。
ヘタをすると、ここで色々といじくっている間にラインが斜めに張っている状態で目的のメモリが出て「コレで良し!」などとなったりする。
実際に餌を付けて打ち始めると、理屈では「なじみ幅」ってのが出る。
これがまたピンと来ない。
下ハリトントンなら、上ハリに付けた餌の分だけなじむってのは分かるが、なじみ幅は上ハリトントンでも出るという。
餌がアンカーの役割をして、ハリスが斜めに張るので、その分「なじむ」という。
餌が溶けてなくなると、アンカーがなくなる事になり、ジワジワとウキが上がってくる・・・というものだ。
これも、思った様になじむなんて事はまず無く、餌を付けたらウキの餌落ちから下が出てきたりする。
底を取り損なっていて、ベタベタになっているのだろう。
とにかくまあ、私の場合、理屈通りになるには多大な時間が掛かり、途中で嫌になるので最終的に底を「だいたい」取れているかどうかは以下で判断している(笑)
・ウキを沖目に送ってもウキが上がってこない(ラインが斜めになっていない)
・手前に引けばウキが潜る(底で引っ掛かるのでウキは沈む)
こうして苦労して「だいたい」で取った底も、「へらが寄ってきて底が掘れた」「ウキが水分を吸って餌落ちメモリが変わった」とかの理由でオシャカになり、再度、底を取る作業をするハメになる。
地道な人でないと底釣りは出来ないようである(笑)