2013/03/31
前回は釣り場での良い話だったが、今回は一転して悪い話。
穏和な(笑)私が久々に釣り場で怒鳴った。
バス屋と言えばへら師(特に野釣りへら師)の天敵だが、昨今はマナーの良いバス屋も増えて以前よりは釣り場でのトラブルは減った。
へら師等に散々怒鳴られて、「こういう事をすると怒るんだな・・・」とバス屋が学習したって事もあるだろう。
ちなみに、こういう事をすると怒鳴られる。
*ウキの近くをボート、フローターで通過する
*ウキの近くにルアーをキャストする
*すぐ隣に来て無言でキャストを開始する
*静かに釣りをしてるのにガヤガヤしながらドカドカ足音を立てて後ろを通る
*狭い川でボートのエンジン全開で通過する
要は「釣りの邪魔をする」「他の釣り師への配慮が全く無い」と怒鳴られるのだ。
前回の挨拶の話にも関連するが、釣りは「先行者優先」なのだ。
へら釣りでも遅れて後から席に着けば「ここ宜しいですか?」「宜しくお願いします」とか先行して釣りをしている隣席に挨拶する。
釣りが始まっているのに、隣でガタガタ、ゴソゴソやっては迷惑だし、隣で釣りするってのは釣りの邪魔してるのと同じだって事を知ってるからだ。
移動して釣りをするバス屋は常に「後行者」となり、先行者に配慮する義務があるってのを理解していない感じである。
で、怒鳴った話に戻るが、この日も多数のバスボートがウロウロしていた。
この際なのでハッキリ書いておくが、へら釣りをしている側からするとバスボートが視界に入るだけでも気が散って鬱陶しいものなのである。
遠くからエンジン音が聞こえてくると「まさか、エンジン全開で通過しないだろうな・・・」などと思ってしまう。
この時点で邪魔してる様なものなのだが、「バス釣りはああいう釣りなんだから仕方ない」と我慢しているのだ。
幸いにしてこの日は、エンジン全開でやってきたボートはへら師を視認したら速度を落とし(これでも波が来て迷惑なのだが・・・)、通過する際は誰も釣りしてない対岸に寄ったりして、配慮を見せていたので「迷惑ではあるが、マナーをわきまえておるな♪」と思っていた。
が、フト気づくと、ウキの数メートル先をエレキで通過するマナー知らずが!
対岸は誰も釣りをしてないのに、なんでわざわざ私の方に寄って通過するのか理解出来ない(たぶん、こっち岸を打ちたいんだろうが・笑)。
こういう奴に限って、レンタルボートやアルミボートではなくて、ちゃんとしたバスボートに乗っていたりする。
バスボートに乗ってるからには昨日今日釣りを始めた素人じゃないんだろう。
マナーぐらいわきまえていても良いはずなので、コイツは他の釣り師をなんとも思わない確信犯なのだ。
と思ったら、頭に来て怒鳴っていたと(笑)
案の定、怒鳴られて頭こそ下げたが対岸に行こうとはせず、平気で通過していった。
怒鳴られる方はもちろん気分が悪いだろうが、実は怒鳴る方も気分は悪いのである。怒鳴ってスッキリしている訳ではない。
お互い気持ちよく釣りをする為にマナーを守って貰いたいものだ。