2013/11/15
釣りで難しい事柄の一つに見切り時があると思う。
見切る対象は場所とか釣り方とか餌とかである。
たとえば・・・。
試釣をやって浅棚セットで大釣りした。
だが、本番当日はパッとしない。
周囲を見ると深棚の方が釣れている様だ。
「もう少し我慢すれば浅棚でも食ってくるハズ・・・」などと思って浅棚を続けたが、結局ロクに釣れなかった。
なんてのは、よくある話である。
たとえば・・・。
例年、底釣りで良い釣りをしている釣り場なので底から始めた。
だが、アタリはロクに無い。
周囲を見ると浅棚の方が釣れている様だ。
「底釣りは釣れるまで時間が掛かるから♪」などと思ってるうちに昼になり、引くに引けなくなって、そのうち納竿時間になる・・・。
これも、よくある話である。
では、パッと見切って周囲同様の釣れてる釣り方をすれば、たくさん釣れるかというとそうでもない。
周囲に合わせたら、今度はその釣り方が釣れなくなるなんて事もある。
この場合は「地道に同じ釣り方をしていれば良かった・・・」となる。
上手い人は、この辺の見切りが上手いし素早い。
また、見切って違う釣り方にしても、その釣り方でちゃんと釣る。
当日の当たりの釣り方を早い時間に正確に見切って、その上、当たりの釣り方を正しく出来るからでしょうな~。
こうなりたいものである。
なにげなく入ったポイントで、いつもの釣り方、いつもの餌で毎回たくさん釣れれば良さそうに思えるが、これでは面白みも無くなっちゃうからね(笑)