2013/01/04
釣り師の間では「上手くなりたければ冬に釣りに行け」という格言みたいなもんがある。
「アタリが少なく、かつ、シビアな冬場でも釣れる様になれば、食いの良い夏の釣りなんて楽勝だよ」という様な意味である。
実際、冬場は漫然と餌を打ち込んでいるだけではアタリすら出ない事がある。
色々と工夫してアタリを出すのだが、そのアタリも弱い。
その弱いアタリを大事に取って貴重な1枚をポツポツと釣っていく。
要は繊細な釣りな訳で、その繊細さを冬場に釣りをやって覚えろって事です。
で、その繊細な釣りを丸ごと夏の釣りに持ち込むとどうなるかというと、必ずしもたくさん釣れるって訳でもない。
夏は夏の釣り方とかアタリの取り方がある訳で、それなりのアレンジが必要です。
単純にアタリの取り方からしても、冬では弱いツンでも釣れますが、夏だと単なるスレだったりします。
アレンジ云々より、冬の釣りの繊細さは捨ててしまった方がかえって釣れたりする。
単純に「寒くてロクに釣れない冬でも釣りに行くぐらい熱心なら釣りも上手くなるハズ」って感じもしますね(笑)
ですが、「夏だけ釣りをしているって人に上手い人は居ない」ってのは真実かな。