2014/12/04
へら鮒釣りでたくさん釣る為の重要な要素はいくつかある。
重要な順に書くと、ポイント、棚、餌って感じである。
管理釣り場ではどのポイントでも、どの棚でもそれなりにヘラは居るので、餌が重用視される。
へら鮒釣りの餌には色々種類があるが、基本的に粉末状の餌が多い。
粉末を水で練って丸めてハリに付けるんですな。
餌は重要視されているので、当然、適当に粉末と水を混ぜるという事はせず、計量カップで餌・水共に厳密に計量する。
例えば「餌Aを200cc、餌Bを150cc+水200cc」とかいう具合である。
料理でも作っている様であるが、実際、料理と目的は同じである。
レシピ通りに作らないと、おいしい料理が出来ない様に、ちゃんと計量しないと狙い通りの餌が出来ないのだ。
「狙い通りの餌」と書いたが、「同じ餌を再現出来ない」と言った方が良いかな。
適当に作った餌で釣れたとして、その作った餌がなくなったら、同じ餌は再現出来ない。
なので、いちいち計量カップで計量して餌を作っているのだ。
で、計量カップの話になるのだが、私は随分と軽視していた(だから釣れないのだ・笑)
釣り場には2~3個しか持っていかなかった。
即席ウドン計量用の小さいカップと麩系餌計量用の大きめのカップだけとかさ。
当然、餌をカップで量って、同じカップで水を量る事になる。
何度か繰り返すと、計量カップは水で濡れた餌まみれになり、水をくむ為のボウルも餌で濁ってくる。
20年ぐらい、当たり前だと思っていたのだが、実はこんな事をしている人は稀だったらしい・・・。
普通の人は同じサイズの計量カップをいくつも持ってきていて「餌用」「水用」と分けているのだ。
こういう人の計量カップは当然、いつも綺麗だし、水も餌で濁ってない(手を洗うので濁るかな?)。
「なるほど!餌・水で分ければ汚れないんだな!」って事で、その様にしてみたが、今度は計量カップが見つからなくなった。
例えばバラケマッハを使って、マッハの袋に検量カップを突っ込んでおいて、次の釣りの時に新Bを使おうとすると餌用の計量カップが見あたらなくて探すハメになる・・・。
コレが非常にイライラするのだ。
まあ、使った後に検量カップを袋の外に出してまとめておけば済む話なんだが。
段々と面倒になり、今では元の木阿弥の餌・水兼用に戻りつつある・・・。
釣りが終わったら綺麗に洗えば済む話だ(笑)