2013/02/11
常々、へら鮒釣りは釣りとしては非常におもしろいのだが、見た目の悪い釣りだな~と思ってる。
「どうにかならんのかな・・・」とたまに思うのだが、釣りの特性上、どうにもならない感じである。
見た目の良い釣りは~と言えばバス釣り。
水面をボートで疾走し、テクニカルなキャスト、派手なフッキング、スリリングなランディング。
50UPを片手に持って掲げて「よっしゃ~!ランカー獲った!」などと叫べば非常に絵になる。
一方、へら鮒釣りは一日中同じ所に座っている。
しかも、数釣りで総重量釣果なので、1枚のありがたみとかは薄い。
アワセも地味で取り込みも玉網でそ~っと。
大型が釣れても両手でそ~っと持って「良い型が釣れました♪」って感じである。
どう考えても分が悪いな・・・。
だいたい、へら鮒釣りってのは、振り込み~アワセ~取り込みまでを静かに行える程、腕が良いとされているからな~。
「えっ?いつの間に釣ったの?」なんて隣に聞かれれば最上級の腕である。
元々が派手さは全くない釣りなのだ。
釣りが終わった後でへら鮒がたくさん入ったフラシを思いっきり天に突き上げて「爆釣!」とか言えば絵になるかなとも思ったが、腰を壊しそうだし(笑)
インストラクターの方々にはカッコイイ釣り方とかを開発して欲しいもんである。
見た目で釣りを始める人も多いんだからさ。