2014/04/29
どんな道具もピンとキリがある。
ピンとキリを知らない人の為に意味を書いておくと「ピン=最高」「キリ=最低」という意味。通称ピンキリ。
へら釣り道具でもピンキリはある。
カーボン竿などは1尺6000円ぐらいがピン、1尺500円ぐらいがキリって感じである。
ピンの方は材料・製法も良く、出来・仕上げも良く、振り込みやすく、へらを掛けても伸されない・・・とか、メーカーの様々な拘りが詰め込まれている。
キリの方は「ただ・・・竿である」って感じ。
なんとなく、ピンキリの値段差がつく理由を理解出来る。
理解出来るがピンは高過ぎだと思うが(笑)
ちなみに、へら竿ではピンは買った事は無いが(キリはある・笑)、バスロッドはある。
バスロッドのピンとキリでは段違いで、ピンを使うとキリは使えなくなる。
ウキもピンキリだ。
1本1万円もするウキから1000円のウキまで色々ある。
こちらは竿と違ってイマイチ理解出来ない。
材料が良いと言っても羽根の良し悪しぐらいで(良し悪しがあるそうだ)、トップ、足、塗料等はキリとさほど変わらない感じである。
カヤに至っては材料代の差は無いに等しいだろう。
たぶん、工程が凝っているというか丁寧なのだろうが、私はパッと見では分からない。
安いウキでも金筋が入っていたりして、見た目は一見凝っている感じのウキもあるからな~。
私見だが高いウキは「名前代」が多分に上乗せされている感じがする・・・。
無名の人が作ったウキは3000円でしか売れないが、有名人が作ったウキは出来は全く同じでも10000円でも売れる・・・とか。
まあ、これはどの趣味の道具に関しても言える事で、別段、悪いと言ってる訳ではない。
「なんとかモデル」とか有名プロの名前を入れて高く売るってのは良くある話だし、私もその手の趣味の道具は持っている(笑)
だけどやっぱり、ウキに関しては名前代が高すぎる感じがするなぁ。
他の道具は「なんとかモデル」とか言っても20%増しぐらいである。
実際はどうだか知らないが、ウキは半分以上が名前代な感じがするってのが・・・。
開発費もそれなりに掛かっているとは思うのだが~。
という訳で、ピンクラスのウキなんてのは使った事が無いのであるが、使ってみれば「やはり1万のウキだけある!」と納得するのだろうか?
といっても、1万だして買ったウキが、会の仲間にタダで作って貰ったウキと同程度だったら・・・と思うと、とてもじゃないけどそんなバクチは出来ないしな~。
安いウキは全くアタリが出ないという訳でもないしさ。
「高いウキには高いだけの理由がちゃんとあるんだよ。使ってみれば分かる!釣果も倍増!」という高いウキの作者の方。
1セット送ってくれれば試しに使わせて頂き、段違いに良ければ「やはり、ウキは高い物に限る!安物なんて買うだけ無駄!」と書かせて頂きます(そんな人居ないか・笑)