2012/12/13
へら鮒釣りの腕はセンス&研究&場数で決まると思う。
なので上手い人ってのは最初からある程度上手かったりする。
が、最初は「上手く無いな、この人は・・・」と思っていた人が、最初は手を抜いていたのか、研究の成果か、場数を踏んだからか、ある時から突然釣れる様になり誰も敵わない様になる。
このタイプが二水会にも2名居る。
一人は長竿のTさん、もう一人は短竿のS君。
Tさんなどは入会当初はロクに釣れてなかった印象しか無い(笑)
が!長竿を使う様になったな~と思ってしばらくしたら、ある日突然、鬼の様に釣る様になった。
長竿でバンバン沖目からへら鮒を引っ張ってくるので両隣は沈没。
沖目で釣ってるので、長竿で対抗する以外潰す事は出来ない。
仮に長竿を出してもにわか長竿なので、逆に潰される。
どうにも始末に負えなかった。
当たり前の様に例会上位・年間優勝が続いた。
「Tさんが老いぼれるまで年間優勝は動かないかな」とまで思っていたのだが、短竿のS君が化けて上回った。
S君も入会した当初は「並だな」って感じであった。
「そう言ってるアンタは何様なんだ」と言われそうだが、先輩だから良いのだ(笑)
が!短竿テンテンで突然大釣りし始めた。
テンテンなので、万一、Tさんと並んでも長竿に潰されづらかったのだ。
でも、同じ竿のテンテンを隣でやられると潰される可能性は十分にあり、実際、釣果も下がるのだが打ち回しで上回り隣にも勝つ。
こうなってくると、短竿テンテンの方が取り込みも速く、効率的。
結果、長らく誰も倒せなかった長竿のTさんに勝った。
「短竿テンテンなら誰でも出来るのでS君の天下は長く続かないだろう」と甘く考えていたのだが、天下は数年も続いている・・・。
次に化けてS君に圧勝するのは誰なのかな~。
まあ、これを書いてる私ではない事は確実であろう(笑)