2013/03/03
使うハリの大きさは色々な要因を考慮して決める。
釣り方、餌の持ち具合、ヘラの寄り具合、吸い込み易さ、落下速度、ヘラの大きさ等々。
要はへら鮒が食いアタリを出す状態になる餌を付ける為のハリを使う事になる。
例えば、両ダンゴで5号を使っていて、へらに揉まれて馴染まない・餌が持たない場合、6号にしてみるとか。
逆にへらの気配はあるが、食わない場合はワンサイズ落としてみるとか。
例えるとキリが無いし、実際は餌・ハリスの調整も絡むのでこの辺でやめるが。
基本的には「いかにしてハリ付きの餌を吸わせ、その際のアタリを取るか」という事なんだが、吸った時のアタリをあまり期待出来ない場合がある。
底釣りでベタの時等がそれである。
この時、冬でもハリを7~8号ぐらいを使う場合がある。
なにを狙っているのかというと「吐きアタリ」を狙っているのだ。
へら鮒が大きいのに、3号ぐらいのハリを使ってると口に触らずに吐き出されるが、7号ぐらいだと吐く時に口に掛かるのだ。
掛かってしまえば、食い上げ等の分かりやすいアタリで確実に釣れる(笑)
ウドンセットも最近はそうですな。
昔はいかに吸わせるかに重点を置いていたが、最近は下ハリも5号と大きめで掛かりを重視している。
吸った時のアタリってのは小さいので、吐きアタリ(既に掛かっているのだが・・・)を取った方が楽だし。
でも、吐きアタリってのは、まず吸って貰ってからの話なので、その辺の見極めがねぇ・・・。