2013/02/11
「昔はもっと釣れたんだが・・・」「こんなヘボではなかったハズなのに・・・」と思ってる人は多いと思う。
原因としては「単に仲間の腕が向上したので相対的にヘボになった」「最新の釣りについていけなくなった」等がある。
他には「集中力が無くなった」「老化に伴いアワセが遅くなった」などもありますね(笑)
これらの他に「苦手な釣り方に手を出した時」ってのがある。
苦手な釣り方を克服するのはへら師の課題の一つであるので当然練習する。
練習の結果、最終的に自分の釣りのバリエーションの一つに出来れば、釣りの幅が広がって上手くなるのだが、それまでは極端に釣果は落ちる。
この間は「練習中だから」と釣果が落ちるのは気にならないし、腕が悪くなったとも思わない。
練習の結果、それなりに釣れる様になったところで、「よし!覚えた!」となる。
だが、コレがくせ者で、大抵の場合は完璧には覚えていないのだ・・・。
で、例会等でその覚えたつもりの釣り方をやって撃沈する。
さらに悪い事には中途半端なバリエーションが増えた為、釣り方に迷う。
得意な釣り方で通せば良いのに、「コレだったら釣れるかも」と違う釣り方に変える。
で、やはり撃沈する。
本人としては完璧に覚えた釣り方で、ちゃんと釣ってる「つもり」なので「腕が落ちたかな・・・」「こんなハズでは・・・」などと思うのだ。
面白みは無いが、大得意な釣り方一本槍で1年中釣りした方が釣果は安定したりするもんです(伸びしろは無いですが・笑)