2012/06/29
釣り師ってのは泥棒に遭いやすい。
「家に泥棒に入られた」なんてのは滅多に聞かないが、「釣り道具を盗まれた」って話はたまに聞く。
釣りが始まってしまうと、周囲に目もくれないので遭いやすいのだろう。
盗まれ方にも色々あるのだが、今回は竿抜きの手口について書いてみようかと思う。
「手口」って書くとまずいかな・・・。「防止策」です(笑)
竿抜きってのは竿ケースから1~2本だけ竿を抜いて盗む事。
これが実に巧妙かつ姑息である。
竿ケースごと盗まれると「竿ケースが無い!」とその場で大騒ぎになるが、1本だけ無くなれば「あれ?忘れたのかな?」と思い大騒ぎにならないのだ。
帰宅してから大騒ぎするハメになるか、もしくは、盗まれたとも思わず自分で何処かで紛失した思ったりする。
盗む側からすればリスクが少ない盗み方と言えよう。
で、防止策は・・・単純に竿ケースは目の届かないところに置かないって事かな(当たり前だが・笑)
どうしても、目を離さなくてはいけない時(食堂での食事時等)にはジッパーはちゃんと閉めておく。
「ジッパーを開ける」という一手間があるだけで、盗みづらくなるのではないかな~。
後は・・・。
高価な竿は買わないとか(笑)
目が肥えているのか高価な竿を選んで盗んでいくとかいう話である・・・。
後は~、余分な竿は持ち歩かないとか、竿袋に大きく名前を書いておくとか~。
竿自体に自分の名前でも彫り込んでおけばベスト(笑)
盗みに貴賤は無い(一様に卑しい)のだが、個人的にこの竿抜きをやる盗人が一段と卑しく感じられるのは、犯人がへら師の場合がほとんどだって事(はずかしい話だ・・・。自分で買えって!)。
実際、盗まれた竿を使っていたヤツを見つけて騒ぎになったなんて事も聞いた。
こういう恥知らずは盗んだ竿で釣っても楽しいのだろうな~。
釣り場で竿1本だけ持ってウロウロしていたり、竿ケースだけ持ってウロウロしてるのは竿泥棒の可能性が高い。
こういう人に気づいたらこっそり写真でも撮っておけば、犯人逮捕の一助となるかも?