2013/04/12
ライブウェルと言えばバス釣りを思い浮かべる事でしょう。
へら鮒は釣れた数だけ全部検量するのでライブウェルってのは馴染まない。
だいたい、数十キロのへら鮒を生かしておくライブウェルなんて無いのだ。
なので、舟の野釣りの場合は現地検量か、桶に入れて桟橋まで持ち込んで検量になる。
だが、唯一、ライブウェルの出番がある釣りがある。
重量の出ない、野釣りの陸釣りの大会である。
日研の春・秋大会の陸部門がコレですね。
まあ、釣れても10kgぐらい、5kg以下がほとんどなので十分ライブウェルを使える。
だけれども、ライブウェルを使ってる人なんてまず居ない。
バサーには信じられないだろうが、大抵はビニール袋にへら鮒を入れて検量場所に持ち込むのである。
「魚が弱ってしまうのでは・・・」と思うかもしれないが、思った程は弱らない。
何故かというと、釣ったバスをライブウェルにキープしつつ釣りを続けるバス釣りと違って、へら鮒釣りは検量直前までフラシに魚を入れてあるからだ。
とまあ、ビニール袋でも問題ないのだが、水が漏ったり、車で移動する時に置き場所に困ったりしてあまり利便性は良くない。
ビニール袋に不安がある人はフタ付きのバッカンを使う。
これでも十分なぐらいしか釣れないのだ(笑)
で!バス釣りのライブウェルを知ってる人は自作の簡易ライブウェルを使う。
これなら、車で1時間ぐらい走って検量場所に向かっても全く問題ない。
外観
サイズ。尺上20枚ぐらいは入るんじゃないかな?入れた事無いが(笑)
エアレーション(って言うのか?。ブクブクを発生させる装置一式)
作り方はいたって簡単だ。
1.大きめのクーラーボックス、エアレーション一式、乾電池を買う
2.クーラーボックス上部にドリルで2箇所穴を開ける。1箇所はパイプ用。もう1箇所は空気抜き用。
3.穴にエアレーションのパイプを通す
たくさん釣れちゃってこれでは不安なら、「酸素が出る石」とかを入れておけばさらに安心。
ビニール袋での運搬に往生してるとか、バッカンで運んでたら死魚を出した・・・とかいう人は作ってみたら如何だろうか?
安価で制作できますよ。