2012/08/08
入会案内には「釣りの会に入ると勉強出来る」とか、いくつかメリットが書いてあります。
それはそれとして、本質的な釣り会の良い所は「同じ趣味の仲間と同じ時間を共有出来る」ってとこでしょう。
一人で釣りに行くってのもオツですし、私も好きですが、一人での釣りは後がおもしろくありません。
管理釣り場に行って100kg釣ったとしましょう。
仲間が誰も居なければ「自分は100kg釣った!良かった良かった!」と自己満足に浸るだけです。
まあ、趣味なんてのは自己満足の世界なので、コレはコレで良いですね。
私も浸るのは好きです(笑)
仲間が誰も居なくてもブログでもやっていれば「100kg釣りました!」と書けば「凄いですね!餌はなんですか?」とかコメントが入るでしょう。
コレも結構嬉しいもんですが、でもまあ、儀礼的なコメントがほとんどでしょう。
ブログってのはそういうもんです。
釣り仲間がいるとします。
「いやー、入れ食いで100kg釣れてさ」と仲間に言えば、良い仲間なら「凄いね」と言ってくれるでしょう。
悪い仲間なら「俺だったら200kg釣れた」とか「一人しか釣りしてなかったんじゃないのか」とか「ウソだろ?」とか「半分はスレじゃないのか?」とか言ってきます。
段々、おもしろくなってきましたが、結局はここだけの話で終わり、その後は風化していきます。
所詮、伝聞です。
釣り会の例会だったとします。
みんな同じ条件で釣りをしているんだから、釣れなかった人はぐうの音も出ません。
「俺だったら・・・」なんて事は100%言えません(笑)
しかも、100kg釣ってるのを目の前で見せつけられる訳ですから、お義理ではなく、心底「凄い!」と言う事でしょう。
さらには、「いつぞやはココで100kg釣ったっけ」と言えば「そうそう!あの時は凄かったね!」などと何年経っても話題に出来ます。
その時に隣で10kgしか釣れなかった人が居たら「隣に居たくせに1/10しか釣れなかったね」などとついでに言われたりもします(笑)
とまあ、例会での出来事は共通の話題になり、後々まで仲間内でネタに出来ておもしろいのです。
100kg釣ったとかいう景気の良い例を出しましたが、「何人もオデコを食らった」「大雨で大変だった」なんてのも後々までネタになります。
ネタと書くと聞こえが悪いかな?
喜びも苦労も後々まで分かち合えるのです(コレなら綺麗か?笑)