2012/02/03
「段差の底釣り」と「段底」。
一般的には両者は同じ釣り方を指す呼び方である。
が!一部(の年配者)では、全く違う釣り方を指すらしい。
普通、「段差の底釣り」「段底」と言えば、上のハリスが極端に短く、下のハリスが長い。
大抵の場合、上ハリにはバラケ、下ハリにはウドン。
で、下ハリだけ底に付け、バラケは宙にある状態・・・となる。
ところが、年配の某会員の話では「段差の底釣り」と「段底」は全く違う、との事なのだ。
どう違うかと言うと以下の通り。
段底:一般的に言われている段差の底釣りの事。
段差の底釣り:底釣りで段差が20cm以上付いているもの。
ピンと来ないかもしれないが、たとえば上ハリス10cm、下ハリス30cmでバランスの底釣りは「段差の底釣り」となる。
上ハリス50cm、下ハリス80cmでも同じ。
「段差の底釣り」とは「底釣りだけど、段差が普通よりあるよ」というニュアンスなのだ。
「段底」はさらに段差が付いて、かつ、バラケが宙にあるものとなる。
「そんな分け方は聞いた事無いし、紛らわしい。バランスの底釣りで段差が20cmあると言えば良いだけの話ではないのか?」
と、言ってはみたが、
「本来はコレが正解。段差の底釣りと段底を誰かが混同して広めただけでそちらが間違っているのだ。ちゃんと区別が付いてる人にはコレで通じる」
との事。
まあ、どうでも良い話なんだが、これで釣り方を訊かれた時に「段差の底釣り」と答えると、何故か「段差の底釣りじゃなくて段底だろ」と突っ込まれるという長年の疑問が晴れた(笑)