2013/02/21
「数は力」。
どの世界、いつの時代でも通用する言葉だが、へら鮒釣りの世界でもこれは有効な言葉だ。
何に有効なのかと言うと、例会場所の確保に有効である。
具体的には管理釣り場等の予約及び入場順に有効なのだ。
たとえば、人数以外は全く同じ条件の2つの会があるとしよう。
A会は50人でB会は10人だ。
で、ある管理釣り場で同じ日に新たに例会をする事になったとして同じ日に申し込むとする。
この場合、入場順はたぶんA会が先になるだろう。
申し込みはB会が早くても、A会が先になるだろうな~。
まあ、これぐらいは商売なので仕方ない。
B会も納得する。
B会が前年から例会をやっていたとする。
翌年、A会が例会をやる事になり「B会の前にしてくれ」と言ったとする。
これも、なんだかんだでA会が先になる。
良心的な経営者が「後からなので、それはちょっと・・・」と言ったらA会が「じゃあ、他の所でやる」と言ったとする。
10人の為に50人を捨てる事は出来ないので、やむなくA会を先にするだろう。
この場合はB会は商売だと分かっていても納得しない(笑)
よっぽど例会をしたい釣り場であれば別だが、大抵は二度とそこでは例会をやらない。
では、B会は常にA会の後塵を拝するのか?といえば、そうでもない場合もある。
A会は年6回、この管理釣り場で例会をしている。
これを20年続けている。
そこにA会がやってきて「B会の前にしてくれ」と言う。
さすがにコレは「出来ない」と断られる。
単純計算でも年間を通せばB会の方が人数は多くなるし、20年の実績もある。
まともなら断って当然(笑)
年1回だとしても「長年の付き合いがあるから」と断らないかもしれないが、コレはちょっと怪しい。
世知辛い時代だしな~。
とまあ、書いてはみたが、最後の例は特殊な例であって、通常は圧倒的に人数の多い会が有利なのだ。
他の要因としては人数が多ければ、あちこちの釣り場に年中誰かが顔を出すので、顔つなぎも万全。
50人も居る会なら一人ぐらいインストラクターも混ざるだろう。余計に釣り場に顔が効くというものである。
で、ウチの会はというと50人の半分も居ないのであるが、釣り場によってはそこそこの順番で入場出来ているしコレはコレで良いと思う。
あまり人数が多いと、船宿が別々になるとか、桟橋が別々になるとか面倒事も多くなりそうだし・・・。
1番で入れてもクジ運が悪ければ50人目だしさ。
だいたい、会の運営側としては海千山千のへら師50人をまとめるのは大変だ(笑)
でも、30人ぐらいにはなれば良いな♪