(70)尾びれの長いヘラを釣れ!
2013/06/29
へら鮒釣りは重量で通常は競う。
が、大型を競う場合「一番重いへら鮒」ではなく、「一番長いへら鮒」となる。
バス釣りと同じく、メジャーをあてて長さを計測する訳だが、へら鮒の方が圧倒的に計測は楽である。
バスの場合は「口閉じ、尾開きで口先から尾の先端まで」が一般的な計測方法だ。
「口開け、尾閉じ」だと長さが数センチ長くなったりするので、こういう計測をしてると「なんだかな~」と言われる(笑)
バスは口を開けたがるので、この「口閉じ」ってのが結構難しい。
へら鮒と比べると跳ね回る度合いもヒドイし・・・。
跳ね回るのが収まってから手で口を閉じさせたりするのだが、口を閉じたと思ったら、また跳ねたりしていつまで経っても計測出来ない。
もしくは計測は出来ても証拠写真が撮れなかったりして非常に面倒だ。
手を離すと口を開けたりしやがるバス・・・
へら鮒の場合は「尾閉じで口先から尾の先端まで」となる。
へら鮒はなにもしなくても「口閉じ」なので口の開閉に関しては規定は無い(笑)
また、あまり跳ね回らないので、バスと比べると1/10の時間で計測出来る。
思いっきり尾閉じだがコレが正解
という具合にへら鮒は「尾閉じ計測」なので尾びれの長さが非常に重要である。
体高があって厚みもある実に良いへらでも、尾びれの具合によっては案外長く無かったりする。
こんなへら鮒は長さが稼げないので最悪だ。
すっかり丸まった尾びれ・・・
ちょっと見栄えの悪い、ひょろひょろしたへら鮒の方が長さはあったりするもんです(笑)