2014/11/16
野釣りをしていると、鯉、マブナ、タナゴ等色々な種類の魚が釣れる。
その中に「半べら」ってのが居る。
この「半べら」というのは、マブナでもなく、一見、へら鮒に見えるが実はへら鮒ではない・・・という、なんとも怪しげな魚である(笑)
「半分はへら鮒」って事で、へら師の間では「半べら」とか「半べ」とか呼ばれているが、「半べらってのは実は何なのか?」については諸説ある。
「単に体高のある銀ブナ」「へら鮒と銀鮒の雑種」「へら鮒とまぶなの雑種」等々である。
どれが正解かはよく分からないし、興味もあまり無い(笑)
ネットで自分で調べてください。
興味があるのは見分け方で、これは何故かというと大会の時に半べらだと計量時に除外されるからである。
それに「へら鮒と半べの区別もつかないのか?」と検量係りに思われるのが嫌だから(笑)
だが、これも諸説あり「口が伸びたら半べら」「鱗が汚いのは半べら」等、色々ある。
常々疑問だったので野釣り歴50年の顧問に訊いてみると・・・。
「変だな?と少しでも思ったら、それは確実にへら鮒ではない」との事。
理屈より経験といった感じで明快な回答である(笑)
言われてみればその通りで、あまり釣れない野釣りで、やっと釣れた1枚がへら鮒であったら良いな~という欲目が目を曇らせるのだろう。
1枚目に釣れた「怪しいへら鮒」を、とりあえずフラシに入れておいて、2枚目に釣れた「確実にへら鮒」って魚と1枚目の怪しいヤツを比較すると、どうみてもへら鮒には見えないもんな~。
へら鮒には「白か黒」だけで、「灰色」ってのは無い様です。
半べらは釣れないへら師が見る幻影(笑)