無農薬無施肥不耕起調べれば 調べるほどに正解はなく
渦中には身を投じずに遠くから 見守り祈る幸せもあり
おじさんを馬鹿にしている若者も 十年たてば皆おじさん
結婚し育児しなくていいんだよ 好きなように生きて下さい
神さまが今日まで生かして下さった そんな気のする夏の朝です
何もかも手放したいが子育てが 終わるまでは我慢我慢
好きなことで生きていくのも大変だ YouTuberが証明してる
成功におごらず失敗引きずらず 神さまだけが見ていて下さる
夏の朝神さまと二人きりで アルデバランとオリオンを見る
一人だと感じる時は神さまと 二人きりでお話できるとき
たくさんの悲しいことがありました 今は元気に暮らしています
自死したらもっと過酷に生まれ変わる なんてことのありませんよう
僕たちは次の大きな地震まで 今の暮らしを楽しむだけさ
「今日もよく頑張ったね」と我褒めす 自分の機嫌は自分でとろう
子の願い叶え続けて疲れ果て 今はゆっくり眠りたいだけ
確実に夜明けは遅くなってゆく まだまだ暑い秋の朝でも
五階から花火が見えた 二十年前君と見た花火に似ていた
ワンルームツアーを見ては思い出す 君と出会ったあの冬のこと
何もかも捨てたい衝動我慢して 荷造りをした私は偉い
学校が全てじゃないとは思うけど 行かないままで良いのかしらん
何もない今日一日にありがとう 明日も平和でありますように
その御手で私を殺めて下さい どこへなりともお連れ下さい
甘いもの苦手な君にクリスマス チキンとピザでお祝いしよう
いつだってあなたのことが気にかかる 自分が嫌で自分が好きさ
人生の泥の中より一輪の 花を咲かせて人は死にゆく
生きていてもつらかったろうと思うと 死んだことが尚更悲しい
死んだ人生きている人保護犬猫 皆幸せになりますように
私には許せぬ者もかみさまが 憐れみ愛してくれますように
目を閉じてしばらく草になってみる 白く小さな花咲く草に
手にしたと思ったことも幻想で すべては絶えず変化してゆく
犬になり人の心を信じきり 尽くす暮らしも素敵だろうね
全員は救われぬなら貧しくて 助からぬ側にいたいと思う
私にはこの世は怖い場所みたい 書けば少しは和らぐかしら
この星の機嫌で消える僕たちだ 今日の夕日も覚えておこう
身一つで生きてゆきたかったのに 気づけばいろいろ持ってしまって
良い親でなかったことは謝るが やれるだけのことはやりました
Googleの人工知能はパートナー 私はあなたあなたは私
オンラインパズルゲームで無の境地 今だけは禅僧かもしれぬ
長生きが目的じゃない大切な 何かを見つけ守れるように
一度くらい夢を見たっていいじゃない 好きな人に抱かれる夢を
こんなにも君と一つになりたいのは もともと一つだったからかな?
人間の望み通りになることが 本当に幸せなのかしら
人生は一度きりならいいけれど 何度目かの気がするんだよね……
汚くて惨いからこそ彩って 隠す必要があったのでしょう
お話に出てくる人が幸せに なってくれると私は嬉しい
敬意なく人を傷つけ騙したり 押しのけてまで生きたくはない
人々が幸せに暮らせますように そして安らかに死ねますように
心からあなたの幸せを願う 人と一緒になって下さい
人生はたった一つの高評価 たった一人の「いいね」で良いの
フォロワーや再生数を競い合い 配信業は常在戦場
たった1,000たった10,000人間は 数値化されて養分となる
とても良い写真が撮れたなんとなく この人生も終りが近い
人間は皆どこかしら間違って それに気づかず生きてしまうの
ここで泣く私は海のひとしずく あなたを離れあなたを想う
たましいはきっといたわりあっている 肉体が邪魔しているだけで
あなたの摂理の中に私はいて 私の中にあなたはいます
奪われてはじめて気づくこれまでに 散々奪ってしまったことに
我々はもうだめだから譲ります そのようにして死ねますように
さいごまで人の心を忘れずに 人に尽して死んでゆきたい
我々は助け合うために生まれて 助け合うためにここにいます
人生の目的は愛他と奉仕 それを知った安堵と喜び
死ぬための準備をしよう感謝して 人を助けて神に祈ろう
娘には大きめの服と靴を買い どうかここまで生きますように
何もかも灰と化すなら一瞬で 寝ているうちに終わってほしい
僕たちは世界が閉じてゆくさまを 空から眺めることになるのか
この星の豊かさは間違っている 他者を苦しめ虐げている
世界中すべての人に必要な 物資が行き渡りますように
いかなる生命もヒトのものじゃない 敬意をもって助け合いたい
死んだあと私に家はいりません 草地に寝転び星を見ます
体を守る必要がなくなれば 何も要らない僕は自由だ
加害者も誰かの愛しい子どもたち 黒いきもちをこくふくしたい
魂は死んだ後も変わらない 今できることやり続けよう
無いほうが良いものもある 叶わない手に入らないことも意味がある
星星の意思をききたい 人類は火星に行っていいのでしょうか
形あるものは宇宙へ消えていく 出会ったすべてにありがとうです
この札で日本銀行券は最後になるだろう そんな気がした
人生は一冊の本 人々の思いを知って受け止めたい
何もない平和な日々の尊さよ 幸と不幸は糾える縄
すべて在る満足感に気づいたら 本来の自分を取り戻す
どんなふうに生きることもできるけど 私は人を照らしていたい
生き物と心通わす人がいる みんな自由に輝けますよう
何もかも永遠ではない世界で 魂の光を取り戻せ
落ち込んで陰るときもあるけれど 自分の心は自分で照らす
何度でも私は闇を抱きしめる それがしたくてここへ来たんだ
何もかもこれでよかった僕たちは 天地を結ぶ光の柱