伶長(うたのかみ)にうたはしめたるダビデが記念(きねん)のうた
神よねがはくは我をすくひたまヘ ヱホバよ速(とく)きたりて我をたすけたまへ
わが霊魂(たましひ)をたづぬるものの恥(はぢ)あわてんことを わが害(そこな)はるゝをよろこぶものの後にしりぞきて恥(はぢ)をおはんことを
あゝ視(み)よや視(み)よやといふもののおのが恥(はぢ)によりて後にしりぞかんことを
すべて汝(なんぢ)をたづねもとむる者のなんぢによりて樂(たのし)みよろこばんことを なんぢの救(すくひ)をしたふもののつねに神は大(おほい)なるかなととなへんことを
われは苦しみ且(かつ)ともし神よいそぎて我にきたりたまへ 汝(なんぢ)はわが助(たすけ)われを救(すく)ふものなり ヱホバよねがはくは猶豫(ためらひ)たまふなかれ